NHK福祉大相撲が4日、東京・両国国技館で行われた。コロナ禍で中止が続いており、20年以来3年ぶりの開催となった。
人気コーナー「お楽しみ歌くらべ」には、角界を代表する“のど自慢”が集結。初参加の翔猿(30=追手風部屋)、平戸海(22=境川部屋)に加え、歌でおなじみの高安(32=田子ノ浦部屋)、阿武咲(26=阿武松部屋)、桐山親方(元幕内・旭日松)が美声を披露した。
高安は当コーナー5度目の登場。「本当に心待ちにしていました」と3年ぶりの開催を喜んだ。この日、披露した曲は平浩二の「バス・ストップ」。妻で演歌歌手の杜このみ(33)が以前コンサートで歌っていた楽曲だったという。杜このみは高安の母・ビビリタさんとともにマス席から鑑賞。夫の美声に、手で大きな○印を作って“合格”を与え、高安と笑顔を交わした。
オープニングで高安と一緒に歌った演歌歌手の島津亜矢(51)も「歌がお上手でびっくりしました」と、その歌唱力を高く評価。5度目の出演という「お楽しみ歌くらべ」の“横綱”が3年ぶりの福祉大相撲を盛り上げた。
次は、相撲で親方から、合格点をもらってください。今年こそ、大関復帰を果たしてほしいものです。それには、怪我しない相撲を取れるように、質の高い稽古量増やしてほしい。