第5世代の免疫療法

 

ざっくりいうと、

 

体外で自分の免疫細胞とがん細胞を融合(フュージョン)させて、

 

免疫細胞に攻撃対象を遺伝子レベルで学習させて、

 

ワクチンとして体内に戻すことでがん細胞をやっつけてく

 

というものだ。

 

 

第4世代から進化している点は、

 

フュージョン細胞は、遺伝子レベルで俺のがん細胞の特徴を理解しているので

 

がん細胞の変異にも対応可能な点だ。

 

 

この治療を受けるためには、

 

1コース6回の投与に約300万円を支払わなければならない。

 

この額をどうとるかは、人によるだろうが、

 

俺の場合は、

 

 

命がかかっているのだから、躊躇っている場合ではない!!

 

このタイミングで、この治療法を知ることができたのは、まさに不幸中の幸いだ!!

 

 

こんな感じか。

 

 

 

何とか治療費はかき集めることができたが、

 

しかし、いかに画期的で最先端の治療であっても、

 

効く人には効くが、

 

効かない人には効かない。

 

とのこと。

 

 

その違いがどこにあるのか気になったので、調べてみた。

 

 

開発者の著書に書いてあったことは、

 

外科手術、化学療法、放射線治療を受けてきて、

 

他に打つ手が無くなった患者には効かないこと多い

 

とのこと。

 

明確な根拠らしいことは書いてなかったが、

 

今はとにかくこの治療法を完遂できるように万全を期すしかない。

 

 

クリニックの先生からは、オプチーボという免疫薬がこの夏には、

 

胃癌にも保険適用される可能性が高いというニュースを耳にし、

 

俺の中で希望が段々強くなっていった。