実は、P-THPの投与は主治医の了解を得ずに受け始めたこともあり、
主治医との関係が若干ギクシャクしていた
そこで、事情を話し、癌の専門病院に転院することを事前に決めていた。
スキルス胃癌の進行速度や予後の悪さを考慮すると、
より迅速かつ柔軟な対処が必要とされるため、
相応の病院で治療を受けることが適切だと感じていた。
この頃になると、体重が更に減少し始めたこともあり、
いわゆるADLにも支障が見え始めた。
特に辛かったのが、通勤ラッシュに巻き込まれることだ。
腹水増加による腹部の圧迫感もあり、
普段は何ともない経路を息切れながら通勤していた
並行して食事も糖質制限をやっていたこともあり、
日常の活動のためのエネルギーや気力を維持するのがすごく大変だった
転院後は、検査を一通りやり直し、
3月半ばには審査腹腔鏡の手術ために入院もした。
そして正式に腹膜播種ありの胃癌ステージ4という診断が確定した。