魚の形の鍵について | jonkotnabi店主 유ゆぅの韓国な日々

jonkotnabi店主 유ゆぅの韓国な日々

ご訪問ありがとうございます。はじめまして。 유ゆぅです。
韓国のサイバー大学を卒業し、韓国に滞在中 韓国の伝統工芸に魅せられてしまいました。
現在も月に一度、渡韓しておりますので、韓国の素敵な情報などもこちらのブログを通じてお伝えしたいと思っています。

今回鍵の用途でなくても利用できるよう 、小さな鍵をソウルのアンティークショップにて仕入れてきました。
 
以前どこかのブログで読んだことがあるのですが
李朝家具のパンダジに よくついている魚形鍵は、全羅南道地方では、ロックとキーを陰と陽に表して多産を意味し、子孫繁栄を望む願いで使用したとのこと。
立身出世の象徴とされ民話にもまた陶磁器にも魚を描いた。学者たちの硯も鯉の形を表して使ったりもした。魚は豊かさを象徴する。
魚は目を開けて寝るので 常に目を覚ませ また物事をしっかり見なければ などの思いがある。
過去農耕社会においては、庶民の生存手段になった魚...
両班とソンビたちは出世を願う気持ちに魚文様を 
時には釣ざおを、かつ風流を楽しむ手段として...
私たちの民族は生活の隅々の模様に魚の形を使い またその文様文化が根強く続いてきた。
 
鍵一つにも先人たちの思いが詰まっているのだな。。。との思いが深まりました。