チャイナタウンにあるセントラルマーケットから、次に向かうのは
Majestic Hotel マジェステックホテル
地図を見ると大した距離ではなさそうで最初は歩くつもりだったのですが疲れてしまって・・・
タクシーが止まっているところに近づいていくと、運転手が声をかけてきまして行先を聞かれました。
「マジェスティックホテル」と答えたら、「20リンギット」と言われ・・・
どう考えたって高すぎだろ!ぼったくりめ!(口が悪くてスミマセン)
と思ったのですが、交渉するのもめんどくさい、歩いて道に迷うのも、またタクシーに乗れなくて半泣きになるのももう嫌だったので、その運転手の言い値で乗ることに。
ちなみに、高いといっても550円くらいなんですけど(笑)・・・たぶんメーターなら10RM以下のはず、金額云々ではなく、足元見られるのがイヤ、人を騙そうとする心がイヤ。
無事ちゃんと着きましたが、私のガイドブックからの記憶にある外観は上の建物だったのですが、タクシーが止まったのがこちらで
ん、何か違うぞ・・と思ったらこちらは新しいタワーウイングの方でした。
でもとりあえず入ってみる。
こちらのホテルも立派なロビー。
2階から
2階も贅沢なつくりで、すごーく広い中にソファーがぽつんぽつんと。。。
人もおらず・・・です。
こちらにはアフタヌーンティーをいただきに来たのですが、時間がまだ30分くらいあったので
ロビーで休憩したり、外に出てみることに。
ホテルの向かいには1886年開業の歴史ある駅、クアラルンプール駅があるのです。
KLセントラル駅が出来るまではターミナル駅としての役割を果たしていたそうですが、今は長距離列車用の駅らしいです。
もっと近くに見えるところまで行ってみます。
白亜のちょっとアラビアン風な建物、駅とは思えません。
調べてみたらムーア様式という建築だそうで、ムーア様式の建築の代表はなんとあのアルハンブラ宮殿でした!
そしてこのちょうど駅の正面がホテルのマジェスティック・ウイングの建物の入り口でした。
マジェスティック・ウイングの方が元々のマジェスティックホテル、コロニアル様式のこの建物は1932年築、植民地時代のものかと思っていたので意外と歴史が浅かったです。
とはいえ、昔から多くのイベントも行われてきた歴史あるホテルです。
人の出入りがこちらは全くないので、入っていいのかな?と思いつつ「アフタヌーンティーの予約があります」と立っていたホテルの方に伝えると「どうぞどうぞ、上がって左手です」と。
近代的なタワーウイングとは全く違った雰囲気で、タイムスリップしたかのような空気が流れています。反対側の椅子では読書をするおじ様がいらっしゃいました。
さらに階段を上っていくと、右手にプールが見えました。
写真を撮っていたら、「お写真とりますよ」と声をかけてくださって、反対側で椅子に座って一枚。
写真を撮ってもらっただけなのに、泣けてきました。
モスクの帰りに路頭に迷いかけ、タクシーでぼったくられ(自らぼったくりタクシーに乗ったのですが)、安全安心なホテルで気が抜けたというか、ほっとしたのです。
そして、ちょっと予約時間より早かったのですが、お待ちかねのアフタヌーンティへ