こんにちは、トランペット講師の大倉です。
今回は、私の個人的な曲の思い出話です。
作品自体の紹介は、いろんな所で紹介されているので、あえて触れません。
今回の曲は、フンメル作曲「トランペット協奏曲」。
実は私、高校生の時まで作曲者のフンメルの名前を知りませんでした。
高校の2つ上のトランペットの先輩が、音楽で進学されることになり、入試のために練習されていました。
それを、吹奏楽部の顧問の先生が、フンメル作曲のトランペット協奏曲と教えてくださいました。
先生もトランペット専攻だったため、部活の合奏の合間に、
「あの出だしが緊張して難しくてのぅ、足が震えたもんじゃ」
と思い出話をされてたのが印象的です。
それで、どんな曲なのかずっと気になっていました。
そして、高校2年になり、音楽に進学することを決まりました。
そして、隣の広島県になりますが、エリザベト音大の山城宏樹先生にレッスンしていただくことになりました。
初回のレッスンは、エリザベト音大の場所が分からなくて、親に連れていってもらいました。
2回目からは、2時間かけてJRで通いました。
うちの家の近くにはレコード店はあなく、最低でもJRで30分かけてでかけなければ、ありませんでした。
だから、広島市内は宝の山でした(笑)。
レッスンはいつも土曜日。
授業が終わるとすぐに学校を出て、JRを乗り継ぎ、広島へ。
まだ若かったので(笑)、広島駅からエリザベト音大まで徒歩で通いました。
そして、楽しみなのはレッスンのあと。
いつも楽器店を二店舗回り、CDや楽譜を物色して、あんパン屋によって、お好み焼きを食べて帰っていました。
そして、2回目のレッスンの帰りに買った楽譜がこちら。

フンメル、モルターの作品集。
当時はまだアンドレがトランペットの神様といわれていたのを知りませんでした。
自分は高校生のとき、トランペットが超絶ヘタクソでした。
2つ上にはトランペットの先輩が3人いたのですが、3人ともメチャクチャ上手くて、顧問の先生もどこの学校にいってもトップをはれると言うくらい。
そんな先輩に憧れ、音楽の道に行きたいと思ったのですが、先生が「本気かっ!?」と言うくらい、ヘタクソでした。
レッスンに行きはじめても、なかなか芽が出ず、正直部活を引退してから伸び始めたと思います。
そんな高校生でしたが、この曲がすごく気に入って、部活後に練習していました。
今思えば、全然レベルにあってない選曲(苦笑)。
そして、周りは何を練習してるんだと思っただろうな。
この曲を初めて演奏したのは、大学での初めての前期試験。
以降、地元での発表会、卒業後の新人演奏会など、1楽章だけですが演奏した思い出が多い曲です。
実は、二十歳のときに亡くなった母の葬儀でも時間をもらって演奏していて、親戚の方は今でも覚えておられるそうです。
先に上げた楽譜ですが、高校生のときの書き込みがちらほら。
全然専門の勉強してないなりに、色々考えてたんだなぁと懐かしいです。
逆に、今より頭使ってたかも?
また新たな気持ちで練習してみようかな?
以上、フンメルのトランペット協奏曲の思い出でした。
トランペット講師 大倉

