こんばんは、トランペット講師の大倉です。
トランペット吹きなら好きな曲に上がるであろうアルチュニアンにトランペット協奏曲。
ワタクシ、この曲に関して誤った知識がありました。
それは、この曲が誰のために書かれ、初演されたかということ。
私はこの曲は、ドクシツェルのために書かれたと記憶していました。
なんでこんな勘違いをしていたのか、その原因が今日分かりました。
私が高校生のときに、初めて買ったアルチュニアンの収録されたCDの解説に「ドクシツェルのために作曲され」との記載があったのです。
いくつかの日本語版は、ドクシツェルのためにと書かれていました。
しかし、いくつかの外盤CDの解説を見てみたところ、ドクシツェルのためという記載はなく、メシアヤンのために書かれたと記載されていました。
ここに、メイアヤンによる演奏をリンクしておきます。
個人的には結構好きな演奏です。
カデンツァがすごく短く、ここからドクシツェルが発展させたのかなぁと感じます。
この録音が初演のものかはわかりませんが、メシアヤンが1951年に初演ということだそうですので、やはりメシアヤンのために書かれたという方が正しいのかなぁと思います。
アルチュニアンの友人であるトランペット奏者のゾラークの勧めで筆を取り、ゾラークの死により筆が止まる。
そして、メシアヤンの励ましによりふたたび筆を進め、完成。
アルチュニアンとしては、ゾラークにも演奏して欲しかったんだろうなぁ。
学生の頃は、そんなこと考えて演奏してなかったけど、そうやって思いを馳せると、また違う思いで演奏できそうな気がします。
トランペット講師 大倉