ここ最近、初心者の生徒さんを教える機会が多くありました。
よくよく考えたら、私が山口で教えているときは、
不思議なことに、初心者を教えたことがあまりない気がします。
そして、初心者を教えるには、バズィングは避けて通れないような気がします。
しかし、しかしね。
実のところ、私自身バズィングをやらないのですよ。
なぜかといえば、私自身がバズィングのレッスンを受けていないからです。
バズィングブックなどは持っていますが、あれはある程度吹ける人のためのもので、初心者がやるものではありません。
なので、先月に初心者講習会に行ってから、自分のバズィングというものを振り返ってしてみました。
自分のバズィングを、どういう言葉で人に伝えるのか。
顔の筋肉の使い方や口腔内の状況、
マウスピースの持ち方や唇への当て方、
姿勢や呼吸。
なるべく簡単に伝わるように。
そして、なるべくシンプルで効果のある練習の取り組み方はないものか、
試行錯誤しています。
そして感じたのが、
やはり楽器が助けてくれないぶん、
自分で音を作る意識というのを持つのがとても大切ということ。
なんとなく吹くのではなく、自分が演奏したい音を作る。
それが、自分の体がトランペットと一体になってひとつの楽器になる一歩だと思います。
バズィング練習ばっかりする必要はないと思いますが、
そういう意味で取り組むのは十分異議があることではないかと、改めて実感しました。
子どもは親の鏡といいますが、
生徒は先生の鏡、
こちらもいい勉強をさせていただいています。
トランペット講師 大倉