ポップスとクラシック | トランペット教室 鹿児島

トランペット教室 鹿児島

「トランペット教室 鹿児島」の講師、大倉章のブログです。

いつもは日曜日にブログを書いていましたが、


この日曜は演奏のお手伝いで一日中出払っていたので、


遅れてしまいました。




今回は、ワタクシの私見です。


ポップスとクラシックのトランペット。


ちなみに私は、ほぼクラシックプレイヤー。


もちろん、ポップスも演奏しますけどね。


あくまでポップスとクラシックというのは、音楽のジャンル。


たまにポップスとクラシックのトランペットは奏法が違うという話も聞きますが、


私自身はどちらも基本は同じだと思っています。


演奏する音楽のジャンルが違うために求められるスタイル、音色が違う。


それを、どのように応用して応えていくかだと思います。


私自身、学生時代にクラシックとポップス、


どちらのプレイヤーにもレッスンしていただきましたが、


奏法の基礎についておっしゃることは一緒なんですよね。


奏法の基礎は一緒な上で


クラシックはトランペットの演奏に関するあらゆる要素をバランスよく、


ポップスは逆に特定の要素のスペシャリストというか、


すごく突き抜けた感じではないでしょうか?

(あくまで私個人の感じ方なのですが)




例えば使用楽器。


ポップスってB♭管だけで乗り切ってしまう。


どんなハイノートでも、それで乗り切ってしまう。


もう、B♭管の超スペシャリスト!


求められる音色もB♭管の音色なんでしょうか。


確かにハイノートになれば打ち込みの音色に似ていますし、


電子楽器との相性もよいのかもしれません。



クラシックは演奏曲目の時代や音色で楽器を変えちゃいます。


バロック時代の作品ではピッコロトランペットだったり、


ドイツ物ではロータリートランペットだったり。


そうそう、とある外国のプレイヤーがこう言っていました。

(誰かは忘れましたが)



「例えばハイドンの協奏曲はB♭管にこだわる必要はない。

E♭管を使って楽に、そしてすばらしい演奏が出来れば問題ない。

どちらの楽器を使ってもよいが、

わざわざ大変な思いをして危険を冒す必要はない。」


これは、ハイドンのトランペット協奏曲を何の楽器を使って演奏するかという話題だったのですが、


これも、クラシックプレイヤーの考え方のひとつだと思います。







で、


ポップスとクラシックどっちがいいということではないのです。


どっちもすごいことだと思います。


ポップスのプレイヤーは、B♭管を完全に支配下で操っていますよね。


例えばピストルグリップ。


絶対に3番スライドを操作することは出来ませんが、


それでも低いレの音程は完璧です。


物理的に共鳴させると、絶対高くなるはずなのに。


逆にクラシックのトランペットは、音の広がりとか、響きが豊かだと思います。


ポップスのほうが直線的な感じ。



ポップスはトランペットを操る。


クラシックはトランペットを響かせる。


あくまで私がそう感じるということで、


そんなことはないって人もいると思います。





で、何が言いたかったのかというと、


やっぱりジャンルを問わず大事な土台は一緒で、


その上に、自分が必要なものを構築していくことだということです。




皆さんはどう感じますか??




トランペット講師  大倉