残念な結果に終わったサヴァ検査について、先日は電話で聞いただけだったので、実際に動物病院に行って主治医から詳細を聞いてきました。
 

血液の状態はそれほど悪化していなかったけど、腎臓の状態を示す数値の一つ(BUN)が測定不能な程悪化しているとのこと。


6kgを超えていた体重も、とうとう5kgを切って4.98kgと4キロ台に。
元の体重から1kg以上、2割近くも減った計算です。


獣医さん曰く、普通であれば立っていることさえ困難な数値なのだそうですが、サヴァは普通に声を出すし、二階まで歩いて来たことを伝えたらビックリしていました。
 

数値はともかく、実際のサヴァの状態はというと、今日も昨日同様、定期的な排尿をして適度に水を飲んでいたので、浮腫みはあるけど、そんなに苦しそうではありません。

でも、やはり食べ物は一切口にしません。

そして、視界から人影が消えると、不安そうに鳴きながら人の姿を探して歩き回ろうとするのです。


これだけ数値が悪化すると腎機能自体の回復は望めそうにないとのことなのですが、まだまだ体力に底力があるので、機能維持や食欲増進などQOLを上げることが期待できる新薬を処方してもらい、明日から飲ませることになりました。


そしていよいよ明日からは自宅での点滴開始ということで、注射の仕方や器具の取扱い方法を教えてもらいました。
 

犬の介護をしていたときに、利尿剤や安定剤の注射は自宅でしていたのですが、正しい皮膚の掴み方を習っていなかったので、針が貫通して薬が漏れたり、自分の指に針が刺さったりしたものです(薬を射ってはいません)。


早速、実習してみたものの、針を挿す位置が悪かったり、止血が上手くいかずに血を滲ませたりというミスもあったものの、おおよその方法は理解できたと思います。(つもりだけ?)


個体差はあるけども、同じような点滴と投薬で長くQOLを保っている子もいるということなので、十分にトライしてみる価値はあるでしょう。


少しだけ安心して家に帰ると、キッチンからいい匂いが漂ってきました。

今日の夕食は鯛の塩焼きです。

ダメ元で少しだけ身をほぐしてサヴァににおいを嗅がせてみると、ここ10日ほどで初めて顔を背けずにクンクンしています。
 

「もしかして」と思って、愛用の茶碗に入れて与えてみると、ペロペロ舐め始め、ほんの数ミリの破片だけども2~3切れを飲み込みました。


たったそれだけのこととはいえ、昨日の夜、電話で検査結果の概要を聞いた時に浮かんだ未来予想図からは考えられない回復ぶりです。


脳卒中で倒れて運び込まれた夜、ICUで付き添う家族のために買ってきたオニギリを食べてしまった父のエピソードに匹敵する「生きる力」を感じさせます。


とはいえ、ちょっと回復の兆しが見えたからと、はしゃぎすぎてはいけません。

本番は明日からです。

少しでも早く点滴の要領をマスターして、自宅療養を起動に乗せなければと決意も新たに、鯛の塩焼きを頬張る僕でした。