「・・・・できた・・・!!!」 

 もともと得意じゃない料理を何度も練習して

 なんどもつくりなおしてできたチョコ。 

 それはもちろん彼のため。

 ・・・・喜んでくれるといいな。

 ラッピングまで綺麗にすませベッドに入る。

 彼の反応を考えているといつの間にか

 夢の中に落ちていた。


 「・・・・ん・・・・」 

 目を開けると明るい日差しが目を刺す。

 何気なく時計を見ると・・・・

 「10時ぃぃぃぃぃぃぃ!!??」

 彼との待ち合わせまであと15分。

 「どうしよどうしよ」 

 焦りばっかりで頭がまわらない。

 とにかく、着替えたり準備を済ませ急いで家を出た。



 「ご、ごめん!待たせた???」

 5分遅れてやっと着いたとこには彼が

 壁に寄りかかって待っていた。

 『全然ー…急いできたでしょ?』

 「えー・・・うん。寝坊しちゃって・・・」

 『・・・・』  

 急に黙り込んだかと思えば肩を震わせて笑いを

 堪えている彼。

 「な、何で笑うの!?」

 『だって・・・・髪の毛ぼさぼさだし服乱れてるし』 

 そう笑いながらも優しく直してくれる。

 「・・・・ありがと」

 なんとなく恥ずかしくなって下を向く。

 『あ、それで寝坊?徹夜?』

 「あ、そうだ」

 今日の主役。心をこめて作ったチョコを

 彼にわたす。

 「はい!ハッピーバレンタイン!」

 『・・・・・!』

 彼の反応は以外でとても驚いた顔。

 「・・・・?」

 不安になって彼をじーっと見つめる。

 『・・・・・まじで?俺に?』

 「・・・・うん?」

 そう返事をした瞬間目が輝く。

 『ありがと!!!もしかして寝坊したのって

  これ徹夜で!?・・・嬉しい・・・・まじありがと』

 いつも見せる笑顔じゃなくてこれは本当に

 本当に心から湧き出てくる笑顔。

 『俺さ、○○に会えてホント幸せ。』 

 急に引き寄せられてぎゅっと抱きしめられる。

 『これからもずーっと俺のそばで笑って泣いて

  見守って・・・・応援してくれな?』




 END



 やっぱりぐだぐだでしたー