本日はわたくしがフォローさせて頂いているナマケモノさまの投稿から、マウントについて思ったところを書いてみたいと思います
いつも分かりやすいデザインと、読んでいてフフッてなる軽妙な文章で尊敬しちゃいます
さて、マウント(マウンティング)については皆様よくご存じだと思いますが
元々はボノボとかおサルさんの社会的な序列を確認しあう行動を差していた言葉が、人間の行動を表現するのにもつかわれるようになったようです
おサルさんたちのマウンティングは双方合意しないと成立しない(下位が相手を上位と認めないと喧嘩になる)のに対して、人間は一方的にマウントを取ることが多いですわね
※AIによるランドセルでマウントを取るママ友のイメージ
どちらかというとマウンテンに登っています
この笑顔の裏に熾烈なマウントのやり取りがあると思うと胸が熱くなりますね
そして、お気づきになったでしょうか、、、実はこれホラー画像だということに
ランドセルのママ友さんがマウントを取る理由として考えられるのは、
①明確な悪意を持ってマウント取ってくるフレネミーだから
②「うちはおリッチだから高級なランドセルかえるけど、あなたたちはおリッチじゃないからこの程度の中から選んだほうがいいですわよ」
と心からの善意で言ってしまうタイプ
③無意識にマウントをとってしまうタイプだから
あたりでしょうか
①は論外です 友達付き合いをするモチベーションが他人を攻撃したい、支配したいという悪意からなのでそばにいるだけで危険です
②も別の意味でやべー奴だけど、わたくし実際に遭遇したことがありまして本当に悪気がない(思慮も共感力もない)方だったのでそっとフェードアウトいたしました
①、②は共に一刻も早く離れたほうがいいので今回は③の無自覚にマウントを取ってしまう人について考えてみましょう
1.なんで無意識にマウントしてしまうん?
無自覚でマウント取ってしまう人間には本人も意識していない心理的な要因が大きいと思われます
①常に自分が正しく優れていたいという思い
他人が間違っている、または劣った存在ならば、自分は正しい側に立てるわけで
②「他人に認められたい」「常に勝っていたい」という心理
承認欲求というやつですね
競争心とか、功利的とかポジティブな言い方をしてみても自分に向けられるとうざいですわね
③不幸せな自分を自分で認めたくない
コンプレックスや劣等感の裏返しで自分より下の存在を見つけたり、闇が深いです
④相手を試したい
自分が優位に立つことを許容してくれるかどうかを試さないと気が済まない
2.外的な要因
例えば毒親に育てられたりして、常に試されたり評価されたりする環境にさらされ続けた結果、そのような性格になり果ててしまうこともあるようです
承認欲求や自尊心・自己肯定感の低さからくる攻撃的な性向は親から子へ、子から孫へと続いてしまうので恐ろしい・・・・・・
何でもかんでも古い考えを否定するわけではありませんが、昭和までの子育てはこのような自尊心や自己肯定感を高める教育ではなかったと考えます
3. 自分がそうならないために
色々調べていて、もうぶっちゃけマウント取ってくる他人をどうこうするよりもまず自分がそのような言動をとらないよう他山の石とするほうが建設的なのでは?という考えに至りました
他人のふりを見て我がふりを治すために、
①自己観察: 自分の言動や行動を客観的に観察してみる
他人との会話や交流の中で、自分が他人に対して優越感を示しているかどうかを注意深く省みる
②他人の反応を観察: 他人が自分の発言や態度にどのように反応しているかを観察してみる
もし不快そうな様子があれば、自分がマウントを取っている可能性があると思われます
③身近に相談: 身近な人に自分の言動について率直な意見を聞いてみる
誠実な人ならば無意識のマウントを指摘してくれるかもしれません
お互いに称えあったり尊重しあえる関係の友達を選びたいものですね
(ほめ殺しという単語からはそっと目をそらしつつ)
このテーマ、もう少し続けてみようと思います