今日の体験について書きたいと思い出す。

実は、即興コメディの仲間と年に一度、港区の「トアル高校」でコメディショーをやっています。今日はその日でした。

当然、東京コメディストアのメインショーを見る人の9割が、英語のネイティブですから、(ちょっと矛盾していますが、でも一応書いておきますね)即興の「法則」に従って、思うがままにやればいいです。

でも、この年に一度の「高校生向けのライブ」はいつもやっている即興コメディとは違います。
何故かというと、楽しく、分かりやすく見て頂くために「しゃべるスピード、言葉」を注意すること、そして内容も「10代がみてもOK」にすることも大切です。

しかし、意外に内容がシンプルになっても逆に普段のショーより上手く行くことが沢山あります。

スピードを落としているから、役者としてゆっくり進んで、ゆっくり考えてもいい。

今日特に楽しかったのは、あるシーンのテーマが「テレビ・ゲーム」で、そのシーンの中でゲームをやっている人とゲームの人物(もちろん役者)が二層で演じたことです。

言葉が伝わらないかもしれないと思った時、自然に体を大きく使って表現する。体を大きく使うことによってシーンが面白い方向に進んで、そのシーンも舞台全体が本当に楽しかったです。

高校生達がちょっとシャイで、言葉に自信がなさそうな子もいましたので、後で皆に
「言葉の勉強というのは、人生を変えることができるんだよ。なぜなら、私の人生を変えたから」と伝えたかった、、でも、言うタイミング見付からなかった、、、また来年狙うか、、、

そういう一日でした。

今日も皆さまにとって素敵な一日であります様に!