第11回 アメリカで受けるには
天才イケメン少年が授業してやるぞ!座って聞け!ツッコミをを忘れろえっと、無理でした。四年間ずっとアメリカ人の友達に、「ツッコミ」という概念を教えてきたけど、無理でした。例えばね、誰かがめちゃくちゃぶっ飛んだことやわかりにくーーいことを言ったあと、その場がちょっとシーンとなった場合、2秒ぐらいの沈黙の後、「んんんなんじゃそれ!」ってつっこんだら、まさに緊張と緩和で笑いが起きるはず。日本だったら。でもアメリカで、同じシチュエーションの同じタイミングで、「what the hell was that!!」って言ったら、さらにシーンとなるからね。だから、ツッコミを、アメリカで、すな!フリとオチを忘れろアメリカ人はそんな丁寧な笑い分からへん!アホやから「押すなよ。絶対押すなよ」つっても、押してこない英語に自信がない場合1、「That's what she said」んー、どう説明したらいいかな要するに、相手が無意識に、下ネタに聞こえる表現を使った時に「That's what she said!」ってこっちが言ったら、相手が恥ずかしいくなっちゃうから、面白い、みたいな?「Wow, thats huge! (ワォ、これ大きいね!)」「Thats what she said!」「I don't think this goes into here. (これはここに入れるものじゃないと思うな)」「Thats what she said!」これがね、結構ウケるんだよ。「よくこの表現を知ってんな」ていう意味でも結構盛り上がる。2、似てないモノマネ日本ではそういう似てないモノマネをしてる芸人さんが多いけど、アメリカではまったく見かけない。まだまだね、アメリカではね、モノマネは似てるから面白いんだと思ってる人が多い。でもコロッケさんや、芦田愛菜の真似をするやしろ優さんを見ればわかると思うけど、モノマネは、似てないから面白いんだ。もちろん、ちょっとだけ似てるとこがないと。言い方とか、仕草とか、表情とか。でもそれ以外はまったく似てない。これがね、アメリカでバカウケするんだよ。英語に自信がある場合普通にエピソードトークをしろ!小手先のテクニックに頼るなボケぃ!ん?役に立った?感謝しろ