右側の『妻が口をきいてくれません』
この本は、漫画です。
題名に惹かれて読みました。読後感は、口をききたくない妻の気持ちが
私には、理解できなくてご主人が可哀想😢で
やるせ無い気持ちになりました。
でも、おそらく世の女性の多くは、妻側なんだろうなぁ。こんな女性、その辺にいっぱいいそう。
「よくぞ言ってくれた」と共感する女性と
私みたいにご主人側と
ハッキリ2つに分かれそうな気がします。
うちの場合は、口をきかなくなるのは旦那です。
機嫌が悪いと人を無視します。若い頃は、これが辛くて、亡き母によく電話して愚痴を聞いてもらってました。
懐かしいなぁ。
でもね、もうね、毎回だと私も無視されるの慣れちゃって。
今は、機嫌が良かろうが悪かろうが
余計な会話のないつまらない夫婦となってしまいました。
会話がないので夫婦喧嘩もありません。
ただ、こんな夫婦だからやりたい事を好きにさせて貰ってます。
一週間くらいなら「俺のメシどうするんだよ」なんて事は言いません。
それが救いかなぁ。
そして、左側の
『ユニコーン』ジョルジュ・サンドの遺言
原田マハ著
マハさんは美術館のキューレターなので画家の巨匠の本が沢山あります。
今回はタペスリーと作家の話でした。
☝️この人がジュルジュ・サンドです。
この写真、どこかで見たことあるなぁと思ったら
名曲アルバムで見てました❗️
ショパンのパトロンだったんですね。
サンドは、フランスの作家で、社交界で数々の浮き名を流した恋多き女性でした。
この話は、史実に基づいたフィクションで
ファンタジーな仕上がりになっています。
どこまでが事実なのか、どの部分が作り事なのか?気になって
読後、ネットに張り付いて検索を掛けて調べまくりました。
これが、マハさんの狙いなのか?
マハさんマジックに掛かって、まだ夢見ごごちです。
👇は、タペスリーで本の表紙にも使われています
「貴婦人と一角獣」6つの連作です。
製作者、制作場所は不明
美しいタペスリーでしょう。
実際に、何人もの文学者がこの美しさに魅せられて文章に残しているそうです。
サンドもその一人で『ジャンヌ』と言う小説で
このタペスリーを賛美したことで世の関心を集めることとなったと言う経緯があるそうです。
元々、このタペスリーは、ブーサック城☝️にあったもので、発見された時は保存状態が悪く
かなり痛んでいたそうです。
サンドもブーサック城でこのタペスリーに出会ったようです。
そして、今、
フランスのクリュニー国立中世美術館に所蔵されています。
過去、日本で展覧会があったそうです。
「貴婦人と一角獣展」
東京国立新美術館:2013年4月24日〜7月15日
大阪国立国際美術館 〃 7月27日〜10月20日
https://www.museum.or.jp/report/286
11年前に、日本でこのタペスリーを見ることが出来たんですね。
この展覧会に行かれた人はいらっしゃいますか?
見たかったなぁ。