たると・ど・ぽむのブログ

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美味しいものを食べたいだけ食べる為に走ったり、泳いだり、自転車を漕いだり ♪心地よい音楽も聞きながら♪

パワートレーニング8年間の軌跡 
63歳から始めたスマートローラートレーニングが、トライアスロンを変えた
2018年10月27日、スマートローラーとZwiftを使ったインドアバイクトレーニングを始めた。
その日から積み重ねてきた約8年間のトレーニングデータを『Golden Cheetah』でグラフにしてみた。振り返ってみると、順調に伸びた時期もあれば、思うように練習できなかった時期もある。グラフには、単なるトレーニング負荷の変化だけでなく、自分の競技人生そのものが表れている。
1.Zwiftに夢中になった最初の数年間
始めた頃は、とにかくZwiftが面白かった。画面の中で世界中のサイクリストと一緒に走り、負荷を数字で確認しながらトレーニングする。自宅にいながら、天候や時間に左右されずに走れることが新鮮だった。面白いから乗る。乗るから体力がつく。体力がつくから、さらに乗りたくなる。
CTL(Chronic Training Load)が右肩上がりに伸びていったのは、そんな好循環があったからだと思う。
2020〜2021年のコロナ禍は、ひたすらスマートローラートレーニングに取り組んだ時期でもある。外で思うように活動できない状況でも、自宅のスマートローラーならトレーニングを継続できた。
そして、2022年7月10日、CTLは133に到達。8年間の中で最も高いトレーニング負荷を記録した。
 
2.ヘルニア手術、そしてトレーニングの再開
しかし、トレーニングを積み重ねるだけでは乗り越えられない問題もあった。
2023年12月1日、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。長く続けてきたトライアスロンを、この先も続けていくための決断だった。
手術前のように練習できるのか。再びレースを走れるようになるのか。
2024年1月18日、トレーニングを再開したときのCTLは28.2。ピーク時の133と比べれば、大きく落ち込んだ状態からの再出発だった。それでも、ゼロからのスタートではない。長年培ってきた身体の感覚も、トレーニングの経験も残っている。焦らず、少しずつ積み重ねていく。
その後、CTLは再び100前後まで回復した。
数字が戻ったこと以上に、再びトライアスロンに取り組めるところまで戻ってこられたことが大きかった。
 
3.インドアバイクトレーニングが変えたもの
63歳10か月から始めたインドアバイクトレーニングは、自分にとって単なる体力づくりではなかった。
それ以前はスイムとランは得意だったがバイクは繋ぎ。しかし、Zwiftで継続的にトレーニングするようになり、トライアスロンにおけるバイクパートの意味が変わった。
バイク単独で速く走ることだけでなく、バイクを終えたあとにランをどれだけ走れるか。つまり、バイクのタイムだけではなく、トライアスロン全体のパフォーマンスを考えるようになった。
バイクで力を使い切るのではなく、ランにつなげるためにどう走るか。
パワーやトレーニング負荷を数値で確認できるようになったことで、感覚だけに頼らない練習が可能になった。インドアバイクトレーニングは、自分の競技に対する考え方まで変えてくれた。
 
4.70歳を過ぎた現在
現在は70歳を過ぎた。CTL100前後を維持できる強度を目安に、トレーニングを継続している。
若い頃のように、ひたすら負荷を上げて記録を伸ばすことだけが目標ではない。体調や身体の状態を見ながら、無理なく練習を続け、トライアスロンのレースに出場できる身体を維持することが大切になった。
CTLは、過去42日間のトレーニング負荷をもとにしたフィットネスの指標であり、数字が高ければ必ずしも調子がよいというわけではない。疲労を示すATL(過去7日間の負荷)や、CTLとATLの差から算出されるTSB(トレーニング・ストレス・バランス)も参考にしながら、自分の状態を把握している。
もちろん、数値だけで身体のすべてが分かるわけではない。実際の体調や回復具合と照らし合わせながら、長く続けられる強度を探っていく。
ヘルニアの手術を経験した今、トレーニングを継続できること自体が大きな価値になっている。
 
5.Zwiftがつないでくれた世界
2018年に始めたスマートローラートレーニング。振り返れば、8年間という長い時間になった。
その間には、体力の向上も、コロナ禍も、手術による中断もあった。それでも、再びトレーニングを続け、レースに戻ることができた。
Zwiftの魅力は、室内で効率よく練習できることだけではない。画面の向こうには世界中の仲間がいて、一緒に走ることで練習を続ける楽しさが生まれる。
一人でペダルを回しているようで、実は一人ではない。
63歳から始めたスマートローラートレーニングが、70歳を過ぎた今もトライアスロンを続けるための大きな支えになっている。
これからも、記録を追いかけるだけではなく、自分の身体と相談しながらペダルを回し続けたい。

世界中のZwift仲間に感謝!