ミュージカル「レ・ミゼラブル」
私が、ミュージカル「レ・ミゼラブル」を初めて見たのは、
もう10年以上前ロンドンのウェストエンドでのことでした。
初めて見たとき、
劇場がだんだんと暗くなり、「ダ、ダンダンダ、ダーン」で始まり、
劇場内の温度が一瞬にして冷えたかのごとく、全身鳥肌が立ちました。
そして、終わりには、感動で思わず涙が・・・。
それ以来、10年来のレ・ミゼラブルのファンです。
ロンドンに行くときには、必ず、レ・ミゼラブルを見ることとして、
すでに、7回以上見ているはず・・・。もう、すでに何回見たのかわかりません。
脚本、演出もすばらしいし、原作、ヴィクトル・ユーゴーの作品がすばらしいのでしょう。
ジャン・ヴァルジャン、ジャヴェールの2人を中心とした人間ドラマがすごいです。
まさに、ミュージカルのための作品と言っても過言ではないでしょう。
(なぜ、本国であるフランスでは、ミュージカルのような形でやっていないのでしょうねぇ?)
是非是非、ロンドンに行かれる方には、見てほしい、と思っています。
ロンドンで、ミュージカルを見るにしても、
英語だから・・・ということで、躊躇してしまうかもしれませんが、
テンポのよいストーリー展開で、ミュージカルを楽しめます。
他のミュージカルでは、ストーリーを知らないと、
なかなか心からミュージカルを楽しむことができないこともあります。
特に、英語では・・・。
でも、レ・ミゼラブルであれば、「ああ、無情」として、銀の燭台の話は知られていると思います。
知らなければ、子供向けの簡単な本でも読んでいけば、間違いなく楽しめます。
私は、ロンドンで多数のミュージカルを見たのですが、
コメディーとかで、手に負えず、楽しめなかったものが多々ありました。
隣のイギリス人に、「わかるの?」とか、聞かれたこともありました。
強がりで、「わかります。」とは言ったものの、わかっていないのがバレバレだったでしょうね。
レ・ミゼラブル好きなのですが、日本の帝国劇場のミュージカルは、はっきり言ってだめです。
日本で見て、なんにも感じませんでした。
子供のやっている学芸会みたいで、低レベルです。
その中では、川崎麻世がうまかった、と思います。
でも、あれを、劇団四季がやっていたら、もっとレベルの高いものになったでしょうね。
少なくとも、集客のための配役を考えるのではなく、質の高いミュージカルを行うための配役をすれば、
もっと質の良いものになると思います。
帝国劇場で見て、ミュージカル「レ・ミゼラブル」は、あんなものだ、と考えてほしくないし、
もし、あれで満足しているのであれば、是非、ロンドンもしくはブロードウェイで見てほしいです。
ただ、残念なのが、ロンドンでは、劇場が変更となってしまい、
規模が小さなQueen's Theatreになりました。ちょっと、残念です。