FR-65 HSH化とトーンジェネレータ撤去 | Naka** 趣味のBlog

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2018年最初の更新となります。

皆さま、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

昨年は、あまりブログ更新できませんでした。

やはり期間を空けてしまうと、ブログならではのコミュニケーションも減り、寂しくなってしまうのであせるマイペースですが更新、頑張りたいと思います。

 

ただ自分の方針として、毎回ある程度の内容で記録記事にしたいため、文が長く読みづらい部分や画像も多くなってしまいがちですがあせるその辺はご了承ください。てへぺろ

 

今回は久しぶりに、ギターのメンテナンス記事です。

とは言うものの、実際に作業したのは約1年前、2017年2月の事でした。

 

最初の画像が汚い画像ではマズイので、メンテ完了時の画像です。音譜

 

 

フェルナンデスのFR-65(1995年製)のピックアップをSSH→HSHに、そしてこのモデルの特徴であったトーンジェネレータを取り除きました。

 

 

 

実は'95年のFR-65はギター趣味を再開した時に1本入手、そしてまた同色の同型を入手していました(呆)。この辺の理由は後で書きます。

1枚目と2枚目とでは木目と塗装欠け部分で判ると思いますが、違う個体です。

 

 

 

メンテ前。これを入手したのも、もう2年以上前かと思います。

傷や欠けはあるものの、パーツの欠品はアームのみ。

大概はロックナットが紛失されたものがジャンクに多いですが、これにはちゃんと付いていました。

 

 

 

トーンジェネレータ、TGR-1が装着された元の状態。9V乾電池は別室に格納されています。

これがこのギターの売りだったのでしょうけど、やはり電池を使ってまでこの機能を活用するまでもなく、普通の配線にしてしまおうと思いました。

これがもし、当時新品で購入してたら色々試していたでしょうけど(汗)

フェルナンデスのギターは、導電塗装を施してあるのは殆どない?ノイズも気にならないレベルなので、そのような設計と品質を確保できているのかも知れませんね。

 

 

 

ボディーは出来る限り磨きました。

木材の断面がミルフィーユ状態(笑)ですが、木目です。合板ではないです。

「セン(栓)」という材でアッシュとは全く違う種類なのだそうですが、「ジャパニーズアッシュ」とも言われ、この頃はよく使用されていたと聞きました。

 

 

 

取り外したトーンジェネレータの回路。250KΩのプッシュプルポットが基板に乗っていました。

画像はもう、普通のポットを装着済ですが、穴が小さかったので少し拡張しました。

 

 

 

リアのハムバッカー、LH-1。2芯のコードですが線材を加工すれば4芯化でコイルタップ可能ですね。

 

 

 

フロントPUには同社製ツインレールのハムバッカー、VH-7をインストール。

中古で入手したものの、届いてから大雑把に拭いて断線させたようで通電しませんでしたが、幸いハンダ部分から切れていたのでハンダ盛りして補修。一箇所だけテカっています(笑)

センターはオリジナルのVS-3で変更せず。

 

 

 

フロントPUは元々4芯なのでコイルタップ機能としたかったのですが、プッシュタイプのポットが手元に無かったのでリア共々2芯接続で今回は様子を見る事にしました。

 

 

 

ネックとネックポケットの捺印は何を意味しているのか解読できませんあせる

 

 

 

一通りクリーニングして組上げたところ。

ネックの反りやフレットの磨耗も少なく、良い状態かと思います。

 

フロントPUは音が太くなり、自分の弾きたいジャンルに合ったギターになりました。チョキ

 

トレモロは今は亡きタケウチ製のFRT-5PROという、フロイドライセンス物ですが、結構いいです。合格

アームのトルク調整も可、使用弦にも依るでしょうけど弦が馴染めば結構派手にアーミングしてもチューニングは安定しています。クリケットもブルンブルン震えます(笑)。

 

音のほうは、まぁ普通でしょうかね。これもおそらく、ゴトー製PUでクセがなく、昔から日本のギターに搭載されるPUを供給しているメーカーだからでしょうか。機会をみてコイルタップ化してみたいと思っています。音の出し方も知識がないので色々と探りたく。

 

で、何故に同じギター何本も所有するのよ?!って話ですが、

デザインが好きで、このディンキータイプ、PUセレクターもほぼ理想的な位置(気持ちVOLより前にあって欲しいですが)で操作しやすいのと、ネックのグリップ感。

 

ちょっとだけ幅広で薄いネックは、ギター趣味再開した頃、25年ぶりで全く弾けなかった自分としては、これまでのフェンジャパST57(指板のRが大きくて太め)FR-120(修復しましたが当時のナット高、ハイ起きネックでは論外)エピフォンレスポール(単に慣れていなかった)と比べたら格段に弾きやすいと思っていたからです(笑)。

本数は、改造スキルを身に付けるために色々勉強したいと(汗)。

 

ただ一時期、この薄いネックも力の加減がしにくいと感じた事もあります。

今となってはもう少し厚みのあるネック(以外とフェンジャパST62が好み)がいいかな、と思ってたりもしますが、色々好みは変わるかも知れません(汗)。

 

 

まだまだ、ギターに関しては試行錯誤の日々が続きそうです。

演奏の練習もしなくっちゃあせる