チューリッヒ空港に着いて、まずはATMで少しスイスフランを入手しておくことにする。200CHF(スイスフラン)入手しておいたが、スイスはほとんどクレジットカードが利用できて、ほぼ使わず仕舞いで、後から考えると緊急用に100CHFあれば充分かと思った。街中のレストラン、鉄道、カフェ、スーパーマーケットなどほとんどクレジットカードが利用できた。
海外で現地通貨を手に入れるには以前は日本の空港で両替していたが、今回からはATMでキャッシングすることにした。というのも、セディナカードなるものが大変便利でお得との情報が多数方面から寄せられており、パンデミックの間にセディナカードを用意していつでも海外に行けるようにしておいた。
5月22日時点
1スイスフランの国際市場レートは154.7円。
セディナカード利用 帰国後即日返済
1スイスフランあたりの料金158円
感想として、さくっと現地通貨が手に入れられてよかった。レートも不満なし。ただ帰国後、ネットで返済しないと余分な利子がかかる点が面倒といえば面倒である。が、今後は緊急用に少額両替で充分だと感じたので、セディナカードを使おうかなと思う。
失敗談
日本円からスイスフランへの両替はうまくいった。
しかし、スイスフランはほとんど使わず仕舞いで、スイスからイタリアへ抜けた訳である。
ミラノ中央駅で両替屋があったので、何も考えずに「あ、ユーロがないし、スイスフランからユーロに両替しとこー」と両替屋の門をたたいた。
駅にある両替屋で、見た目もまともなので、全く信用し疑う余地もなく残ってたスイスフランをユーロに替えてくれ、と手渡して、サインして受け取って、ホテルについて、よくよく明細を見ると、茫然自失
手数料というものが19.9%もとられている。ネットで「ミラノ中央駅」「両替」で検索すると、同様の失敗談があり、「やられた」と気付くも、時すでに遅し。こんなことならATMでセディナカード利用でユーロを手に入れて、スイスフランは日本の空港で円に戻せばよかったと後悔。
みなさん、余ったスイスフランは現地で両替しないほうがいいことを申し伝える。どうしてもというならば、手数料を要チェックである。
今思うと、この失敗は2回目。
チェコを訪れた時も、チェコ・クーナが余って、乗継空港のデュッセルドルフ空港で両替して巨額の手数料を取られて、意気消沈したことを思い出した。2度あることは3度あるようにはしないように、よく記憶にとどめておきたい。チェコ・クーナはマイナーな通貨だったので、ヨーロッパで両替しておいた方がいいのかな、と思って焦っていたが、スイスフランは結構メジャー通貨なので、全然急ぐ必要はなかったように思う。猛反省。