外国語を学ぶ際に、それらの言語を母国語とする人たちの発音に近づけるには、
口、頬、舌などの筋肉の使い方をみにつけることが重要です。
私はこれを筋トレと呼んでいるのですが、
慶応義塾大学環境情報学部の中西准教授の研究グループが
外国人が話す表情を自分の顔にリアルタイムに合成するシステムを開発したそうです。
生徒は自分の顔を見ながら練習でき、目標の表情を明示すれば、筋肉の
使い方を習得しやすいと言うのです。

私がレッスンに使っているZOOMも、私の口元を見ながら、生徒さんもご自分の口元を
見て、真似ることができると言う点でとても良いと思います。

人は会話をするとなると、顔全体、或いは目を見ますが、
会話のレッスンの時だけは、耳を研ぎすまして、先生の口元に注目し、
自分の口元を鏡にうつすなどして真似ることが、とても大事なのだと、
このシステムの開発で、我意を得たり、です。