南海難波駅は巨大な駅だ。

 

大阪のなんばと、関西国際空港と高野山をそれぞれ結んでいるから、これまた外国人が多い。

 

でも、俺たちが向かうのは「和歌山市」だ。

さすがに外国人が日本で行きたいところの上位ランクではないと思う(和歌山市関係の方申し訳ないです)。

 

和歌山へ向かう特急「サザン」に乗る。

さっきの「ひのとり」と比べると、平成レトロ車内。

席も空いている。

 

この特急、半分が指定席で半分が自由席。

和歌山市までは1時間ちょっとだから、自由席で十分と考える人も多いのだろう。

 

 

ほら、レトロでしょ?


和歌山市駅を出る。



とにかく、暑い!熱い!


目指すは和歌山城。

紀州徳川家の居城であり、暴れん坊将軍を生んだ城だ。


駅前にある地図で、

『あー、これなら歩けそうだね』

『行けるだろ』

と、確認して歩き出す。


5分後には

『…バスに…バスに乗れば良かった…』

と、2人で後悔する。



やっと和歌山城の下まで来たが、想像より小高い丘の上にある。

城までが軽い登山だ。


いつの間にか2人とも無口になり、ヘロヘロになりながら入場券売場にたどり着く。


お土産屋の前で

『ミストいかがでしょうか!』

と、声を掛けられる。

農家が背中に背負って農薬散布に使うヤツで水をかけてもらうけど、まさに焼け石に水である。


入場券売場からお城までまた登り、お城の中も階段。

当然だが冷房はなく、工場に置いてあるデカい扇風機が風を送る。

下層階は資料館になっているが、見る余裕が無い。

『あ~、古い物がある』

って感覚しか無いのだ。


そして、やっと天守閣へ。

風が気持ち良い!









ここから下りなければならない。

それもひと苦労だ。



そしてまた無口になる。



やっと地上に着き、振り返る。



いや、城の位置高くね?


昼食はやっぱり『和歌山ラーメン』でしょ。

宛もないけど、取り敢えず帰りはバスだ。

地図によると、JRの和歌山駅の方が栄えている様なので、そっちへ向かう。


腹も減った。

とにかく食べよう。

『現在地 ラーメン』

で検索して出てきた店に。





大当たりでした。


醤油の多めな味が、汗をかいた身体に染み渡る。

もうスープまで飲んでしまった。



帰りも南海和歌山市駅までもちろんバス。

バスってありがたいね。

太川さんの気持ちがよく分かる。



帰りも特急サザン。

2人ともすぐに寝てしまい、目が覚めたのはもう到着寸前だった。