洗面所で歯を磨こうとした。


子供達が使う踏み台が置いてあるから、何の気無しに踏み台に腰掛けた。

その位置から洗面台を見上げる。

あれ?下から見ると、蛇口の下とか、鏡の取り付けてある枠の部分とかずいぶんと汚れてる。

普段とは違う風景。

裏側になるから。

いつもは、洗面台の流しになる陶器部分や排水口の汚れは気になると掃除してるのに。
そんな所の汚れには思いもつかなかった。

『汚いなぁ、掃除しなきゃなぁ』

と、思った。


それと同時に、あれ?これって『モノの見方』、つまり『視点を変える』ってこういう事なのかな?って思った。

いつも見てるだけで分かった気になってて、でも見方を変えたら全然違う風景があって。


なんかさ、こんなくだらない事だけど、人生の捉え方とかもそうなのかもって思った。

こういう所から哲学って生まれるのかな。

先ず明日は掃除しなきゃね。