前回ヨックモックウインターマーケット2024の続き。
サーミ人のための学校Sameskolan。ここで食事やFIKAができるとのこと。
サーミ人達が日本でいう小学生くらいまではサーミ学校に通うらしいですが、中学生になると一般のスウェーデン人たちと同じ学校に通うらしいです。
夫はスウェーデン人なのでサーミ学校に初めて入ったそうですが、サーミ学校の食堂は満員だったため、食事もできませんでした
カメラマンのおじさんもサーミ人。伝統衣装のコルトが綺麗です。
色んな色の手袋。
お茶屋さんで紅茶2袋買いました。
ワッフル屋さんでワッフル購入。長蛇の列だったけど、美味しそうなものってワッフル以外にあまりなかった
外は寒いので家に持って帰って食べました。本当は義実家でワッフル食べてもよかったんですが、義実家には夫の親戚がたくさん来ており、しかも小さい子どもが2人いたので「わたしもワッフルを食べたい!」ってごねられそうなので自分の家に帰りました
ヘリコプターに乗ったこと以外は大したことしてないウインターマーケットですが、親戚がたくさん来て、娘の誕生日プレゼントをもってきてくれたり、夕食後に義弟がギターを弾いてくれたり楽しかったです
さて、話変わりますが、2月8日で日本を飛び出して2年経ちました!
もう2年、まだ2年
生活にはだいぶ慣れてきたし、今住んでいるところは雪が多いけどだいぶ好きになりました。
人生の中で、一度は地元福岡以外の場所で暮らしてみたいと思ってたので色々な経験ができていると思っています。
ただ、やはり日本が恋しい、福岡が懐かしい
美味しいご飯を食べて、温泉に入って、友達と会って、冬の夕方でも明るい空を見て「夢じゃないよね?日本に帰ってきた!」って喜んでいる。
っていう夢を冬になるとよく見てます
疲れた時は出汁が利いたおいしいうどんでも食べたい 温かい湯船に浸かりたい。
やっぱり1年に1度くらいは日本に帰って、日本を満喫したいですね
いや、やっぱり何も気にせず日本語を話したい。
スウェーデン語については、少し話せるようになったかな?少し。
子どもが産まれたことによって、子どもの生活に関わることもスウェーデン語を覚えたり、ベビーシッターしてもらう時の引継ぎなど、義母や義弟にもいろいろと伝えたりすることはできるようになりました。
子どもが産まれる前はなかなか義実家にもあまり自分から交流もできませんでしたが、子どもが産まれると少し変わってきますね。
あとは、わたし一人で洋服を見に行った時に店員さんに話しかけられ、「こういった服が欲しい」と伝え、試着して購入するまで全部スウェーデン語でできた時は達成感がありました
スウェーデンの店員さんって、こちらがスウェーデン語がうまくないと気づいたらすぐに英語に変えてくれる節があるんですが、英語の時は容赦なく高速で話すことがあるんですよ。
ただ、わたしは英語も返しが上手にできない(もうだいぶ忘れている)ので、下手ながら少しずつスウェーデン語で意思を伝えていったらなんとか通じたのでちょっと嬉しかったです
ネイティブスピーカーの会話にはなかなかついて行けませんが言っていることはなんとなくわかってきた感じはします
まぁ、ここからは余談なんですが、、
スウェーデンに来て、3か月くらい経ったときに親戚の集まりがありました。
親戚の家から車で1hくらい離れたところに義弟が住んでおり、夫とわたしは車で最寄の駅まで義弟を迎えに行きました。
車を降りた時に、義弟は何か思うことがあったのでしょう。
彼はわたしに英語で「今日の天気を言ってみて?」って聞いてきました。
まぁ、わたしのことを馬鹿にしてたのでしょう。「そのくらい英語で話せるよね?」って意味を込めて。。
なので、「Solen skiner idag(今日は太陽が輝いてますね)」ってスウェーデン語で返しました。
わたしがスウェーデン語で返すとは思ってないらしく、彼は黙りました。
夕食時の集まりでも、たくさん人がいる中で「スウェーデン語がわからなかったら、英語で話してやってもいいよ」って義弟に鼻で笑いながら言われました。たくさん人がいる中で、意地の悪い態度を取るのは彼だけでした。
食後のFIKAの時に「コーヒーをミルク入れて飲みたい」「水が欲しい」など、少しずつでも事前に調べたスウェーデン語で返すことにより、義弟は何も言わなくなりました。
多分、彼はわたしのことが嫌いというより、夫にくっついて何も話さないわたしの態度にイラついていたのでしょう
なんとなくそれはわかる気がします。
だけど、わたしが妊娠して娘を出産したところ、義弟は態度が変わったと思います。
おそらく姪っ子であるわたしの娘が可愛いのでしょう
子どもが産まれて、わたしの周りの人間関係はいい方向に変わりました。
あとは、スウェーデン語を少しずつ理解してきたことにより、優しくなったと思います。
この1~2年の努力が実ってきた瞬間でした。
まだまだスウェーデン語は習得したとはいえず、わかってないことが多く勉強が必要です
正直、育児しながら勉強するのは大変ですが、自分の生活が少しでも良くなり、うまくいくように勉強してもっと話せるようになっていきたいと思います