スウェーデン語でクリスマスをJul(ユール)、メリークリスマスをGod jul (ゴッドユール)と言いますクリスマスツリーキラキラ

そのため、12月になるとJulklapp(ユールクラップ:クリスマスプレゼント)、Julkort(ユールコット:クリスマスカード)、 Julgran(ユールグラン:クリスマスツリー)など、どこにでもJulの言葉がついてきます。

 

 

12月24日のJulafton( ユールアフトン:クリスマスイブ)ラブラブ

わたしは元からめんどくさがりですが、太陽が出現する時間が短い北極圏に住み、お腹が大きくなって動きが鈍くなっているため、さらにめんどくさがりに拍車がかかっています。

夫の実家まで車で約3分。今は妊娠中のため家で化粧もしないけど、義理の実家に行くとやはり身だしなみを整えるため時間を要するのに疲れを感じていましたネガティブ

 

クリスマスイブになると義実家に義弟が遠方から帰ってきており「12時からランチしよ」といわれ、わたしは家で留守番をしていました。

夫が14時過ぎに帰ってきたら、今度は義実家に「15時からFIKAに行こう」といわれ、その後はそのまま17時半過ぎに義実家でクリスマスのご飯をみんなで食べようということでした。

 

「え、クリスマスやけんって義実家に行きすぎやない驚き? わたしら今年結婚したばかりよ? 二人の時間があってもよくない?」ちょっと夫に文句を言いました凝視

 

日本で生まれ育ったわたしにとって、クリスマスというのは1日のなかの食事をどれか1食だけ家族や恋人たちと過ごすようなイメージがあったのに、スウェーデンに来てランチ、FIKA、晩御飯まで6~7時間以上も家族と一緒にいようという感覚がわかりませんでした。そんなに一緒に過ごして、何を話すんよ。って感じです。

 

でも、スウェーデン人にとってクリスマスって大事なんですよね。ほんとあせる

とりあえず、わたしもFIKAから参加しましたコーヒー

 

15時過ぎた時に行くと、スウェーデンの不思議な習慣を目の前にしました目

「クリスマスイブの日は15時からドナルドダックをTVで観る」というものです。

わたしは最初はネットなどでそれを読んで、都市伝説のようなものかと思ってたんですが、実際にスウェーデンに来るとクリスマスイブにドナルドダックを家で観てるびっくり

義弟32歳、義父母も60代、80代で義実家は特に小さい子どもがいるわけではなく、みんなでドナルドダックのアニメを観ていました。だって、普段ニュースとかドラマとかしか観ない家族なのに!‼

右の手前に写っているお菓子はRulrån(ルールローン)というヨックモックのシガールのように薄く巻いたお菓子です。

 

「日本ではクリスマスのTV番組ってあるの?」って聞かれました。とりあえず、ホームアローンと答えましたが、他に何か特別な番組ありますかね? 明石家サンタとか言われてもわからないだろうから濁しましたが笑

 

クリスマスツリーは本物のもみの木です。前日に夫と義弟と3人で飾りましたクリスマスツリークリスマスベル

 

わたしは眠たいので、義実家の夫の部屋で寝ていましたが、しばらく経ってお客さんが来られてみんなで一緒に晩御飯。

普段は見慣れない食事がたくさん並んでおり、食卓が華やかです飛び出すハート

お客さんがトナカイのお肉を加工したものをもって来られましたトナカイ

右手前の鍋にはカンターレというキノコのソースが入ってます。これをポテトに掛けていきます。

 

サラダ、ジャガイモ、ピクルス、トナカイの肉、ウインナー。

 

トナカイのお肉が3種類並んでおり、あまり癖もな美味しくいただきましたラブ

トナカイについてはサーミ人が飼育されており、家からあまり遠くはないところに精肉の工場と店舗があるのと、近くのスーパーやコンビニにもお肉が売っているのでたまーに買ってますウインクキラキラ

 

牛、豚、鶏、そしてトナカイ。北極圏では至極当然のようにトナカイは生活の中に入ってきます。

 

さて、次の記事はクリスマスプレゼントについてです。