「#共通テスト痴漢撲滅運動」騒動に見られる、「女性の安全と権利」について Q子

 

 

 

 

今後も進化を続けるであろう「緑の目」のブログに付き合う気はないので、ここではサンプル緑の目(原本 20230125)を定本に批判を展開することにする。

「緑の目」の記事に対する質問は、はじめ個人の疑問としてQ子のブログに挙げ、「緑の目」本人に問い合わせるにあたり内容を分かりやすく調整した

結局、回答が得られなかったので、私の調査により結果が出せたものについて添える。

 

 



①>しろやまさんから始まったと多くの女性たちがツイートしている。♦
→客観的に証明してください。
「みんながこう言っている」は証拠になりません。

「みんな」の詳細も主張の信憑性も不明。

→【資料】【批判】緑の目2(原本 20230125)♦

 

 

②検索について
「センター試験痴漢 since:2019-10-01 until:2019-11-01」
2019年10月1日を起点に検索を開始するのはなぜか。あたかもしろやまさんのツイートが最初に来るよう設定するかの如く受け取れる。

不明。

 

 


③過去検索について
ⅰ過去検索を2013年までにしたのはなぜか。
ⅱ「女性とを心配する声が一番多い」とあるが、検索結果を分類したデータがあるのか。あるなら公開希望。

不明。

 


④痴漢レーダーについて
ⅰ一般的な痴漢対策案の変遷の中で登場したものであり、痴漢バッジや痴漢スタンプ等、これまで提案されてきた対策のひとつとして位置づけ扱うべきではないか
ⅱ「受験生を対象とした痴漢」という特定の話題とは分けるべきではないか

【資料】ツイッター上に見られる痴漢対策の歴史(~2019)として記事を記載。

 


⑤「これは乗っ取りでは?」と告発する”しろやまさんのフォロワーのツイート”が紹介されていないが、なぜか。具体的に知りたいので提示して欲しい。「受験生を守るための運動の先駆者はしろやまさんであると主張するツイート」という私の観点からの検索では見当たらなかったので、興味がある。

緑の目のブログには「発案されたその年に、この時点で企業による社会運動の第一次乗っ取りがあった。この時点でしろやまさんのフォロワーから、これは乗っ取りでは? というツイートを複数発見。尊敬と共にここに記す。」とあるが、
「乗っ取り」発言が確認できる痴漢関連の話題は、箱崎咲也のツイートたったひとつあるだけだった。しかも「発案されたその年(2019年)」のものは見つからず、2020年のツイートである。

→ふたつ目を発見。

 

 

しえらは「国際女性デー」についてのツイートなので別件カウント。

 

20200120

 

ふたつ目を発見。

 

 

⑥検索用語へのこだわり
ⅰ日本国で行われる統一試験の名称の変更にこだわるのはなぜか。
ⅱ>【センター試験痴漢】の方が検索が強い。
とあるが、【センター試験痴漢】【共通テスト痴漢】に分けて数を出したのか

 

不明。

 


⑦>センター試験の日に誰かが「今日は受験生を狙う痴漢が頻発するから自分は電車に乗ってパトロールします」って発信してて、すごく良いなと思いました。という、2019年5月30日のしろやまさんが先駆者について語るツイートを無視するのはなぜ?

 

https://twitter.com/shisoyama/status/1133752361875193857

 

 

しろやまの上記ツイートは、確認できる限り「緑の目」のブログ記事27日版で突然採用された。

しろやまのこのツイートを提示した私のブログは2023年1月19日公開である。私は「緑の目」のブログの存在を知り閲覧し、その中にこのツイートが含まれないことに気づいた。それから、その他の疑問と共にツイッターで「緑の目」に宛てて質問状を出したのが25日01:05

 

「緑の目」がブログ内で一貫して2019年10月31日20時43分、センター試験痴漢に対して、しろやまさんがセンター試験の日に有給を取って電車に乗ると、連続ツイートされたのが、この受験生を守るための運動の始まりだ。」と主張する以上、これは「緑の目」の主張の核心を根底から覆す事実である。時系列から考えて、私に指摘されて「ヤバイ」と気づいたと捉えるのが自然だ。個人的には、この時までこのツイートは存在すら把握していなかったとみている。これこそ悪質な業績窃盗ではないか。

 

追記にあたり、その事実や日付等、注記の類は一切無い。一般に、それを「改竄」という。

そして、しろやま先駆者説を掲げ、徒党を組んでぎゃーぎゃー騒いだ連中に通底する態度である。

 

 

「間違いがあればご指摘ください。謝罪の上訂正いたします。」

 

「緑の目」の記事には一貫してこの一文が掲げられているが、厚顔無恥も甚だしい

 


⑧ある調査では5,895万人いるというTwitterのアクティブユーザーの中で、1.9万リツイート、2.3万いいねを「バズった」ととらえるのは難しいと思うが、アルテイシアさんがしろやまさんのツイートを知っている必然性があるのか。(旧知の間柄であるとか、意見交換の歴史があるなど)

 

とりあえず「バズツイ」と呼ばれるものを集めてみたので、どのくらい見たことがあるか確認してみるとよい。

本文中にも記載したが、アルテイシアは、電車内で痴漢被害に遭うと訴える知人の娘に憂いて2015年ごろから活動している痴漢抑止活動センター(@scbaction)と知己である。しろやまを介してのみ、電車内での受験生の痴漢被害を知っていなければならないというのは不自然だ。

 

また、「緑の目」のブログが公開されたに私がサンプリングした時点ではしろやまの該当ツイートのリツイートは1.8万であった。該当ツイートを載せず、何気に数を水増ししている。これは、明確に悪質な嘘と言える。それとも他に該当するツイートがあるのだろうか?いずれ、ブログに載せていない時点で数の信用は無い。

 

 

 

 

余談だが、「#共通テスト痴漢撲滅」を最も早く採用したのはアルテイシアで、時系列的にはしろやまの方がパクリ、もしくは二番手と言える。

実際、このタグを使うしろやまを見て、しろやまがアルテイシアに協力していると捉えた者すらいた。

 

アルテイシア以前に「共通テスト」と「痴漢撲滅」をひとまとまりとして使用する者も確認できない。併用のみ。

 

 

「センター試験」と「痴漢撲滅」の併用は、2012年に確認できる。

 

 

ハッシュタグを用いた「#センター試験痴漢撲滅」は2020年に登場するがこれ1件しかヒットせず、使用されずに終わったようだ。

 

 

更に単体の「痴漢撲滅」なら既に2007年に登場しているので、こちらもしろやまが初めて提案したとは言えない。

 




⑨しろやまさん(および受験生の痴漢被害対策に賛同した人たち)は、ツイッターフォロワーなどの・エコーチェンバー仲間”以外の”解決義務と能力を備えた鉄道会社や行政に協力を訴えてきたか。訴えなかったとしたら、それを疑問視しないのはなぜか。

今回の件に添えて、直接しろやまに問い合わせることにする。



⑩車内パトロールなどをしろやまさんが発案したかのごときツイートが採用されているが、2019年5月30日のしろやまさんのツイートはどのように解釈されているのか。

不明。


⑪鉄道会社や行政、警察に話を持ち込むやり方を提案するツイートが引用され
>筆者はこのような意見を容認することはできない
と判断しているが、なぜか?
顧客が円滑に交通サービスを利用できるよう対応するのは鉄道会社の、治安を維持するのは警察の本来の仕事ではないか?

不明。


⑫>「ブログを持っていながら、お前は何もしないつもりか?」という自分の内なる声、100%感情論で筆者はここまでやったと気づいたのだ。
感情論の押し付けは、他者の思想の自由(憲法19条)、個人の幸福を追求する権利(同13条)に対する侵害ではないか?


「緑の目」は「しろやまの業績をアルテイシアと共産党が簒奪した」という物語を作成しようと、情報操作を図っている。下品としか言いようがない。

 


⑬フェミニストを名乗る者たちの一部が事あるごとに韓国の話題を持ち出すが、フェミニズムの発祥は韓国ではなく、例えば古典力学の説明にニュートンが外せないような韓国を持ち出さなければ展開できない論理構造があるわけでもない。なぜ第三者にとっては不自然な、韓国の話題のねじ込みを行うのか?

 

(ブログ版)⑬>『薔薇はいいから議席をくれよ』とは、韓国のフェミニストでソウル市長選挙に出馬したこともあるキム・ジナさんの著書だ。
      →何にでも韓国を絡めよう持ち上げようとする意図が理解できない。これは、ホントに謎……(個人の感想)


「緑の目」とそのオトモダチに言わせれば、どうやらこの質問が「差別」らしい。

 

 

18Cにフランスを発祥の地とし、欧州からアメリカに広がったフェミニズム。一方、韓国でフェミニズムが取り上げられるのは、2016年5月の江南駅殺人事件からであるフェミニズムについては別所にまとめた

 

 

【女性の普通選挙が認められた年】

1868年 (日本)王政復古の大号令
     女性開放政策が打ち出される
1871年 (日本)津田梅子ら5人の少女が岩倉使節団でアメリカへ留学
1873年 (日本)妻からも離婚訴訟が可能になる
1874年 (日本)東京女子師範学校が設立される
1878年 (日本)楠瀬喜多が女性戸主の区会議員選挙の選挙権を高知県に訴える
1880 (日本)区会議員選挙の戸主女性の選挙権が認められる(女性の参政権実現としては世界で数例目
1893年 ニュージーランド
1918年 イギリス
1920年 アメリカ
1925年 (日本)男子普通選挙(女性の参政権獲得に向けた運動はあった)
1933年 (日本)弁護士の性別要件削除
1040年 (日本)女性弁護士が誕生
1945 イタリア
     日本 普通選挙法(婦人参政権)改正
1946年 フランス
    (日本) 衆議院選挙で39名の女性議員が当選
1948年 韓国 

 

(資料)

13-4.【年表】女性参政権の獲得年
男女共同参画社会基本法制定のあゆみ



「緑の目」が推薦する「薔薇はいいから議席をくれよ」(キム・ジナ ajuma booksより)

 

>2016年江南駅殺人事件を起点にフェミニズムに目覚め

 

ここで韓国でフェミニズムが一般化したのは2016年5月からだとされている。日本のフェミニストの大家 上野千鶴子がマルクス主義フェミニズムを知ったのは1980年である。その上野が『家父長制と資本制 - マルクス主義フェミニズムの地平』を書いたのは1990年。これでなぜ日本のフェミニズムが韓国の影響を受けていることになるのだろう。

 


2023年3月16日の検索 

日本

韓国




内容の充実度段違いである。

これでどうして日本が韓国のフェミニズムの影響を受けていると言えるのか。

 

 

韓国のフェミニズムについて知っているか、念のため外国に住むフェミニズムについてある程度の知識がある方に問うたところ、アメリカ フランス ハンガリー スウェーデン スコットランド では「知らない」と言われた。他の国にも問い合わせ中である。ハンガリーでは、韓流ドラマが好きだというハンガリー人に「知らない。欧米のフェミニズムとどこが違うのか」と逆に質問された。私は答えられなかった。韓国を取り上げる日本のフェミニストに質問しても回答の代わりに「差別主義者」と言われて攻撃されると説明すると、活動家はどこもそんなものよと慰められた。

 

これは、毛糸子に言わせれば「他の人にも調べられる」程度の情報である。そうでありながら、彼女たちはこの事実を知ってか知らずか「無いこと」にして韓国のフェミニズムを取り上げる。もう少し経って野の花化が進んだら、記憶を挿げ替えて、まるで昔から知っていたかのように語り始めるだろうか。


差別者は、ありもしない「韓国のフェミニズムの影響」捏造して日本人を洗脳し、日本の歴史を改竄しようとする「緑の目」一味である。

あなた方は、韓国の工作員ですか?

 


⑭「アイデアの保護」である特許や商標などの知的財産権についてどのようにお考えでしょうか?権利の取得と維持には、権利対象と手続きと費用がかかり、それは性別を問わない。

 

知的財産に対し全く敬意が見られないこのブログと掲載されているツイートのアカウントオーナーたちは、「緑の目」の無知無教養と世間知らずの傲慢さの結晶と言える。

 




追記に伴い字数制限で二部に分ける→