今日は人工芝のグランドでスライディングしたら、水がめちゃくそしみる擦り傷できちゃいました。
あと、髪型ゴリラ化しましたw




それでは今週の小説いってみよー!




「それでも僕は、月を綺麗だと思う。二十九話目。」
  空は病院から帰ってもまだ、状況が理解できなかった。あの夢と全く同じように物事が進んでいたはずなのに、晃はなぜか記憶喪失になってなかった。ならばあの夢は果たして間違っているのだろうか。空にはそう考えることしかできなかった。
  晃はその頃、まだ病院のベッドで1人寂しく過ごしていた。空はなぜ、急にあんなにも冷たくなったのだろうか。全くわからない。体調は大丈夫かと空にラインを送ったが、既読すらつかない。僕は他に何もすることがなかったので、空について色々と考えて見た。しかしどうしても冷たくなった理由がわからない。僕が無意識のうちに空に悪いことをしていて、嫌われたのだろうという答えにたどり着いた時、真中宗太郎(まなかそうたろう)がお見舞いに来てくれた。真中は僕と同い年で、体が強くてその上、器用なラグビープレイヤーだ。真中は僕をみて
「脳震盪はどうだった?それにしてもお前よく生きてたな。」
と笑っていいのかわからないくらいの微妙なジョークを言ってきたので、
「さっきまでいい夢見させてもらってましたよ。」
と答えると真中は笑って、良かったなと言いながら肩を叩いてきた。そして真中は
「早く元気になれよ。お大事に。」
と言って病室を出て行った。