参考書の選び方【その1】
今回は、その1冊の参考書を読むことができた、というスタートからにしていきましょう
●1冊を読了できれば、それを繰り返すことが大切
最初に買った参考書
読み切ることができれば、「私はやったぞ!」という達成感が生まれます
これは大切なことで、教科としての一連の流れを理解したことと同義であり、ミステリー小説で「こういうトリックがあったんだ」と実感することにも似ていると思います
さて、先ほどミステリー小説を例に出しましたが、トリックが難解かつ複雑で、しかも面白い内容の話であればあるほど、「あの時の主人公って、どういう気持ちだったんやっけ?」「あの時の内容って最後の伏線になってたんだ!」という気持ちが沸き起こるでしょう
その時にどうするか
おそらくですが、読み返すという行動をとるのではないでしょうか
参考書も同様です
全てをもう一度読む必要はありませんが、自分自身が「知ってる知ってる」とならなかった部分以降は全て読み返すようにしていきましょう
なぜそうするのか?
それは、「いまいち分かりにくいな」となった箇所からは、いまいち理解していないまま読み進めていることが多いからです
できれば3周できるようになってもらえれば、1冊目の参考書はその役割を果たした、と言えるのではないでしょうか
(もちろんこれ以降も必要なタイミングでは読み返していきましょう)
●入試まで使える、「辞書代わりの参考書」を見つける
さて、2冊目に選ぶ参考書は、入試までのバイブルである必要があります
英語であれば「文法の解説」「重要単元のまとめ」「入試頻出単元の配置」が必要不可欠です
私が基本的にお勧めしているのは、Nextageになるでしょうか
Next Stage 英文法・語法問題 3rd edition/ピアソン桐原

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左に問題、右に解説、下部にはヒントと解答というシンプルな構成ながら、バイブルにしてほしいと思います
数学であれば、基本的にはチャートシリーズをお勧めしますが、学校準拠でフォーカスゴールドを用いている場合はそれでもOKです
新課程チャート式解法と演習数学1+A/数研出版

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Focus Gold数学I+A―新課程用/新興出版社啓林館

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なぜ「学校で使っていたら」なのかというと、一般書店で注文すると、別冊の解答がついてこないから、という理由です
さらにレベルの高い参考書が必要であれば、「高校総合的研究」もお勧めです(多少マニアックですが)
総合的研究 数学I+A (高校総合的研究)/旺文社

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化学で最高峰は言うまでもなく卜部さんの書籍でしょうね
化学の新研究―理系大学受験/三省堂

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いずれにせよ、大学入試直前に「各科目1冊しか参考書を持ち歩けない」となった時に、必ず持ち歩く参考書を選ぶことが大切です
●買ったら、とにかく「全部やる」
さて、ここで本日最後の項目
「買ったらどうするか」です
とりあえず、冒頭の内容の繰り返しですが「全部やる」が基本線です
え?分からない問題だらけ?知らないことばかり?
そんなことは当たり前。読むだけの参考書でできるようになるのであれば誰も苦労しないのです
そうは問屋が卸さないから、最初から愚直にやりましょう
その時に以下の項目に分けることだけしてください
「一人で解けた問題」「解答・解説を読めば『あ、1冊目の参考書に出てきた』と思い出せる問題」「いやいや、まったくわからないよという問題」
この中で、「一人で解けた問題」が最初の第一章で2割を切るようだと、その参考書は難しすぎます
完璧に一章が解けるようだと簡単すぎます
こういう結果になった人は、非常にもったいないかもしれませんが、その参考書は捨てて、別の参考書に向かってください
理想は1度目にチャレンジしたときに「2割から5割」の正答率が確保できる参考書
そういった参考書は、今まであなたが学んだことのない。または学んだけど忘れてしまっていた内容がたくさん詰まっており、入試までに実力を引き上げてくれるバイブルとなります
そういう参考書と出会うことが、資格試験だろうが入試だろうが関係なく、必要な事柄なのです
次回は出会った参考書の取り組み方から続きを綴っていくことにする、と思います(不安)
