先日、防衛大学校二次試験受けてきました!

二次試験の内容は、身体検査面接の二つです。どうやら小論は11月の試験に移ったようですね。

私が受けたのは女子だけの日でした。おそらく、女子は一斉に受けるのだと思います。駐屯地の門までたどり着くのに物凄く迷ったので余裕を持って出発を。

以下一日のタイムスケジュールです。

07:40~08:20 集合
09:00~ 身体検査
10:30~ 面接
12:10~12:50 お昼
13:00~17:30 面接

とにかく待ち時間が長いです。

航空学生の時は身体検査で長時間廊下で待たされ、ぐるぐると検査しましたが、防大の身体検査は人数も多いせいかとてもスピーディー(1hくらい)でした。逆に机に座ってじっと待つという時間が長かったです。

何かしら暇潰しや勉強道具を持っていった方がいいでしょう。

私の試験会場では、埼玉・茨城・栃木・群馬・神奈川・千葉・東京・長野・新潟の人が集められました。

特に茨城と栃木から来た人は学校単位で受けに来ていて、軽いノリなら迷惑………と思ってしまいました(笑)

前泊した人も多かったようです。幸い私は家が会場に近かったので早起きだけで済みました。

以下思い出せる限りで詳細を。参考になれば幸いです。

【身体検査】

・《持ち物》短パンTシャツ(黒系半袖)を指定されました。無くても貸し出しありましたが、下着等全て外しての身体検査なので透けないものがいいです。また、二次試験では学校からの調査書も必要となります。

・《視力》機械での検査でした。裸眼、眼鏡orコンタクトしてでの検査両方で、コンタクト装着者だけは別で検査。航空学生と違ってあっさりと終わりました。眼鏡屋でする視力検査と変わりません。これなら視力をゴマカセマス✴✴✴←いけないやつ

・《肺活量》女子は下限2400~です。普通にしてれば越えます。頑張りましょう。何度も計り直ししてくれました。コツも伝授され、一度目より遥かにかさ増しできました。感謝♥

・《身長・体重》普通に図る。女子は下限150㎝です。

・《胸囲》数㎝基準に満たなかったのですが大丈夫でした。多少足りなくても支障がなければ見逃してもらえるようです。

・《採血》普通に採血。おじさん優しかった。「痛いからね~~」←( 〃▽〃)

・《検尿》普通に検尿。男子トイレが女子トイレになってました。心配しなくても男性は絶対に入らないようになってます。

・《聴覚》箱に入って普通に聴覚。

・《関節運動》体育の準備運動的な動作をするだけ。体力は必要なし。刺青や怪我の跡がないか確認される。もちろん女性自衛官。

・《血圧》普通に血圧の機械で計りました。

・《歯科》普通に歯科検診。全然厳しくない。

・《問診》心音聞かれて、大きな怪我や入院は無いかと聞かれる。正直に答えた方がいい。

これで一時間程度でした。
更衣室はもちろん男性禁制で、肌に触れるような検査は全て女性自衛官の担当でした。多分ものすごく気を使ってます。そこら辺の心配は一切要りません。

髪をまとめてきてない人が多かったですけど、一応試験だし、身体検査で邪魔になるし、まとめてきた方がいいかも………?まあ、そんな規則はありませんが!!

会場には約150人くらいいたはずです。私がいた部屋には約80人でしたが、他の部屋にも同じくらいいたはず……。暫定でしかありません。

浪人生もちらほら数人いました。制服ではなくて、スーツを着ているのでわかります。

【面接】

時間は20分程度でした。
陸・海・空の偉い人がズラリ✴海の人が真ん中で順繰りに質問をしていくという連係プレーでした。いくら対策していても予想のしない質問が出てくる出てくる(笑)

「幹部自衛官はどう思われますか?」

と聞かれてどうもこうもねぇよ!と思ってしまったてへぺろ抽象的過ぎて何を答えたらいいのやら。でも航空学生の時より色々聞いてくれました。満足感はあるのですが、やはり後悔も。もっと上手く答えられたかもってどうしても思ってしまう。

というより、やはり学校名でお呼びじゃねーよ感出された気がします。まあ、確かにお嬢様色強い学校ですけど。学校知られてると思わなかったし。

運動部じゃないのにパイロット目指してますとかほざきましたけど。うん、結論はやはり運動部入っとけばよかった。運動してたけど。馬鹿にされた感否めない。くそーー。

自衛隊は運動部出身の秀才を求めてるってことが如実にわかりました。これから目指す方は是非とも運動部へ!たとえ幽霊部員でも運動にいた実績は居たたまれなさを軽減してくれるはず口笛

航空学生の時の後悔は全て生かせたはず!あとは結果を待つのみ。結果はどうであれ我が人生に悔いなし!です。

それでも反省はしておきます。
以下、まとめ。

【まとめ】

・面接について。地連で何回か練習すると良い。自衛隊式を知っている→熱意。となりますのでおそらく……。
(自衛隊式 : 入室前に大きな声で「入ります!」と言う。入ってから受験番号、名前をハッキリと面接官の顔を見て言う……などなど。少し特殊です)

・最初に話したことで面接の流れが決まる。
→最初に航空学生と口走ったことでそっちばかりの内容にもっと委員会活動の話とか聞いてもらいたかった。

・運動部は大きなアドバンテージ
→体力なければ自衛官はつとまらない。確かに!中学に入る前はバレエしてたんだよって言っとけばよかったぜ。

・身体検査は楽勝
→あったはずの虫歯もなかったことに✴素晴らしい!!!航空学生と比べて人数多いのでテキパキと流れ作業ニコニコ

・待ち時間が長い
→午後一杯私はお昼寝の時間になりました。早く帰りたかった。

・自衛隊は女子に優しい
→おじさまたちが優しかったです。ハイ。それだけ女子が欲しいということか?


……以上のことは今後、防大を受ける人たちに参考になればという思いで書かせて頂きました。間違ってるかもしれませんし、個人の勝手な感想ですので、そこら辺を踏まえて貰えれば幸いです。

また、これも個人的な思いになりますが、防大を目指してはいるものの、愛国心で傾いた思想を持ったていたり、人殺しをしようとは決して思っていないということです。防大や自衛隊だと聞いた途端に色眼鏡で見る人がいます。確かに一部にはそういう人がいるかもしれません。ですが、それが全てではないことを知ってもらいたいです。…………何様(笑)