防衛大学校の試験対策について書こうと思います。



防衛大学校は通常、11月第一週目の土日2日間をかけて試験が実施されます。

学部は入試の時点では《人文》《理工》の2つしかなく、大学校に入ってからの成績などで細かく学科に振り分けられます。

人文より理工で採用する人数が圧倒的に多く、難易度は段違いです。
また女子は男子と比べて倍近くの倍率があるので、防衛大学校全体だけで出した偏差値や倍率は全くあてになりません。

私は理工での受験だったので、理工のことについて書こうと思います。

まず受験科目は以下の通りです。

・数学
・英語
・物理/化学
・小論文(1000文字)

【数学】

数Ⅰ~数Ⅲまでまんべんなく出題されます。

・ベクトル
・群数列
・微積
・二次関数

は必ず出題されますが、命題や表とグラフはあまり出ません。対策するなら上記の箇所を中心に行った方がいいでしょう。全て標準的な問題ばかりで、解ける問題を解いた人が合格する傾向にあるようです。
マークセンス式で、必ず「どれでもない」
という選択肢が含まれていますが、それが答えになったことは稀(ほぼ無い)なので、わからない時には別の選択肢を選んでおいた方が特です。

【英語】

時間が足りない!
英語はきちんと対策をした方が良いと思います。対策をして一番点数が伸びる教科だと思います。問題の構成は一般的な模試や大学とほぼ大差ないのですが、長文が割と癖があります。

対策に時間をかけるなら、会話文と文法でしょう。文法は記憶の穴を付いてくる基本問題が多いです。単語的には難しくないのに……!!みたいな感じです。

個人的にオススメの問題集がUPGRADEシステム英単語(熟語)です。当日もここから結構でました( 〃▽〃)感謝です。

過去問からも同様の問題が出たので5年分くらいは解くことをおすすめします。

【物理】(マークセンス/記述式)

・コンデンサー
・熱力学
・力学
・波動

は必ず出ます。特にコンデンサー!!

と、その前に実は理系科目が採点されるのは二次試験での段階です!数学と英語が出来なければ採点もされずに落ちます。なので、まずは数学と英語に力を入れましょう!

理系科目は最後です。