あああ……三月のライオンは週末の癒しです😃


『BUMP OF CHICKEN』のOPを味わってからの本編✴

今回は「どこかに行きたい……」という零くんの願いが主題でした。

chapter 10「神さまの子供①」
chapter 11「神さまの子供②」
chapter 12「神さまの子供③」

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「どこかに行きたい」

川本家の食卓で不意に出た言葉。
あかりやひなたやモモたちはそれぞれに行きたい場所を口々に言うが、それを聞きながら零には行きたい場所などなかったことに気がつく。

どうやら僕はどこかに行きたかったのではなく、どこかへ行ってしまいたかった」

そして、高校。
宿泊行事の移動教室も対局で行けない零。対局は容易く休むことは許されない。行けなくなったことに安心していると、それを担任の林田高志に見抜かれてしまう。

お昼。
一人でご飯を食べているところに担任の林田がカツサンドを持ってやって来る。彼はどうやら将棋が趣味のようで、たびたび零とお昼を食べる。

零が高校に入り直した理由。
最近、勝てない理由。

友達のようで、先生としての物を辞さない言い方に零は「もう少しオブラートに……」と頼むが、林田のオブラートはどこか壊れているようだ。容赦しない。林田はカツサンドのカツを差し出し、

「自分に勝つ、だな」

と言い残していく。

生きる術として将棋に打ち込んでいた零は、引っ越しも終え、何も残るものがなかった。

中学生でプロになった棋士はタイトルを取るのが通常。零は周囲からの期待や陰口に揉まれながら自分を見失っていく。

そんな彼にも憧れの存在がいた。
天才棋士『宗田冬司』である。


宗田は史上初の7冠独占を果たし、連覇を続けている若き天才棋士。

階級も違うので、零と対戦することはなく、見かけることしかない孤高の存在であるが、周囲は零と宗田のオールラウンダー的気風が似ていると評価している。


そして、帰り道。
偶然ひなたと道端で会い、ファーストフード店で二人でお茶することに。最近元気がない零を元気付けたいひなたは「ご飯においで」と積極的に誘う。

傍目からもわかるほど落ち込んでいたのかと情けない気持ちを抱える零のそんな様子にひなたがなぜか興奮。

後ろを振り返るとそこにはひなたの意中の彼がいた。驚きと恥ずかしさでその場から逃げてしまうひなた。

その場に取り残された零はその彼と二人きりとなってしまい、気まずい雰囲気になる。

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宗田冬司を見て思った。
東京喰種の有馬貴将に似ていると………!!不思議,最強を醸し出す人物は総じてああいうイメージなんでしょうか。白髪で目に生気がない的な……😅

今回は零の悩みについてでした。
生きるために将棋をやってきた零に、「将棋強くなりたい」「負けたくない」という思いはないということなんでしょうか。

いわゆる燃え尽き症候群的な……?

明確な目標(幸田家から出る)を失って、何も残るものがないのは悲しいですね。普通ならタイトルを1つでも取りたいとかある気がするんですが、零にはそれさえもない。

でも、負けると嫌な気分とか言ってるし。負けたくはないらしい。

それでも将棋こそが友達を作るのが苦手な零に様々な人間と関わる機会を与え、成長する機会を与えていると思うのです!!

気づけ零!

君には将棋があるんだ!

って言いたいなぁ。

7話も楽しみです♥