私は、個人事業主の一人社長とはいえ、一つの会社の代表です。
私は、ホームページも持っていますが、そこからのお客様の流入は一切ありません。
びっくりするぐらいに依頼が入りません。
このホームページを作る時に、営業マンのU氏は、こういう事を言いました。
「ホームページを作ったら、依頼の電話が次々と鳴り響いて、止まらなくなりますよ!(笑)」
私が、こういう事を言う営業マンのU氏を、信用した訳ではありません。
私がホームページを作ったのは、その当時、コロナのプランデミックの真っ最中で、バイト先から、何度もコロナワクチンを打て打てと強要されてた状態で、このままだと、確実に殺される、自分の命を守る為には、最早、独立して占い師としてやっていくしかない、そう考えた故の苦肉の策でした。
しかし、現実には、ホームページというのは、星の数ほどあります。
この検索順位を上げて、少しでもお客さんに見てもらう対策を、SEO対策と呼ぶそうです。
また、検索順位を上げた後に、さらに、内容について詳しく解説していくのを、MEO対策と呼ぶそうです。
そのあたりの説明は受けていましたが、実際的に、その営業マンのU氏が言うには、データ解析をしながら、逐次報告をするという事を言ってました。
また、ホームページを立ち上げた瞬間も効果はあるが、継続的に掲示して、ブログ更新し続ける事で、さらに知名度UPの効果が狙える、と。
実際には、その営業マンのU氏から、詳細なデータ解析報告が上がった事もありませんし、電話が鳴り響くような事も一切ありません。
当然、契約書には、「確実に集客が成功することを確約する契約ではない。」と書かれていました。
つまり、私は、広告効果が一切無いものに、毎月毎月、お金を振り込み続けるという地獄に陥ってます。
しかも、その、どこの会社が作ったのかとか、幾らで受注したのかは、極秘にするという誓約書まで書かされた上で。
私は、信じた自分の責任と考え、また、更新頻度を上げれば少しは集客が起こるか、ぐらいに思ってました。
今日になって、その営業マンのU氏が、一身上の都合で会社を退職する旨の連絡を受けました。
アフターフォローは何もありませんでした。他の部署の方々がやってくれていた訳です。
私は、未だかつて、彼の口から、こうすればもっと集客に繋がるとか、そういうアドバイスを受けてはいません。
つまりは、こういう事です。
口先で、人様を煽るだけ煽って、その後のフォローは何もせず、かつ、その口上の逃げ道はたくさん用意していて、その上で、肝心の、費用に対する集客効果は、完全にゼロ、そして、最終的に、適当な理由を付けて辞めて行く。
私は、この記事を、一般の消費者に対して書いてるのではありません。
私の所に次から次へと、営業電話を掛けてくる、全国の営業マンたちに対して書いてます。
要は、こういう事です。
「言った事に関しては、責任とれ。責任取れないなら、最初から来るな。」
私は、今後、どこの会社の営業マンが来ても、こういう条件を付けて話を進めさせて貰います。
「この契約における、主に提供する、費用に対する効果が得られない場合、それによって生じた負債は、この契約を提示した本人が代わって背負う。」
簡単に言うと、100万円儲かります! とか、資産が2倍になります! とか、営業マンが口から出まかせで言ったとします。そして、私に必要経費でこれくらいという話をし、もし、100万円なら100万円、資産倍増なら資産倍増、それができなかった場合には、その営業マン本人が、私に対し、100万円なり、2倍の資産を支払う、そういう但し書きです。
私は占い師です。
占いを外そうものなら、直ちに信用を失って、インチキ野郎呼ばわりされて、速やかに廃業する事になります。
お客さんとしては、当然の反応です。
「お前、未来を言い当てられるという事をウリにして、営業してるんだよな? 外した時に、どうケジメつけるねん?」
現に、過去に、私に対して、占いを外したら、二度とトランプいじれんように、お前の指を切り落としてやるとか、そこまで言った人も居たのです。
私の所に、絶対儲かります的な話を持ってくるなら、それと同じレベルの責任感でモノ言うて下さい。
仕事です。
お金が絡んでます。
BtB の契約でもそうですし、BtC の契約でも一緒です。
皆、額の多少に関わらず、お金を出すとなれば、どうかお願いしますと言う、信託でやってます。
その信託に応えられないような、商品、サービスであるなら、それははっきり言って詐欺です。
どんなに、法律条文や契約事項に、免責の内容が書かれてあっても、心理的には騙されたと感じます。
その時点で、会社の信用を失ってるんですよ。
そして、その悪評は、一気に拡散されるんです。元々、ネットは、良いものを拡散するためではなく、悪いものを告発する為に成立したものです。
占いの世界に、「ストレート鑑定」と「上げ鑑定」と言う用語があります。
依頼主に対して、都合の悪い事でも、そのまま言うのが、ストレート鑑定。
都合のいいことしか言わない、調子のいいことを言うのが、上げ鑑定。
私は、ストレート鑑定のタイプです。悪いカードでも、ちゃんと言います。
なぜかと言うと、上げ鑑定で、絶対良くなりますよ的な事を言って、外せば信用を失うからです。
私、吉のカードの方を最近は警戒してます。凶のカードの改善点を言う方が楽です。
吉のカードの場合、こうすれば絶対うまくいく的な事を言わないといけないからです。
ある種、私も、カードを元にプレゼンを毎日やってるようなもので、営業的な要素はあるんですよ。
当然、外せば、ふざけんな、このインチキ野郎が! 言われますから、常に怯えながら真剣にカード展開してます。
営業マンやるなら、その営業活動によって立ち上がったプロジェクトがコケた場合に、首が飛ぶだけじゃなく、恨みを買って、刺されるぐらいの覚悟はしなきゃダメです。
その覚悟が無いんだったら、営業マンなんぞやらん方が得策です。
要は、真理としては一つです。
「有言実行か、不言無実行か、どっちかにしとけ。」