伝統的なトランプ54枚は、以下の構成になっています。
スートは、ハート、ダイヤ、クラブ、スペードの4つ。
ランクは、エース、デュース、トレイ、ケイト、シンク、サイス、セブン、エイト、ナイン、テン、ジャック、クイーン、キングの13段階。
これに、ジョーカーとエキストラジョーカーの2枚。
スートとランクは組み合わせで説明されるが、うち、エース、デュース、トレイ、ケイト、シンク、サイス、セブン、エイト、ナイン、テンはまとめて数札、ジャック、クイーン、キングは宮廷札と呼ぶ。数札と宮廷札をまとめた52枚をトランプ札と呼ぶ。
また、デュース、トレイ、ケイト、シンク、サイスは、マイナーカードと呼び、セブン、エイト、ナイン、テン、ジャック、クイーン、キング、エースはメジャーカードと呼ぶ。
エースは特別なカードであり、数札であり宮廷札、マイナーカードでありメジャーカードであって、最も位格が高い。
ここまでは、伝統的なデッキの説明ですが、気になる事がありました。
というのは、エース札です。
私は、エース札にも、宮廷札と同じように、モデルが居るものと考えました。
この為、以下の推測を立てて、カードに書き込みました。
ハートのエースは、ジャンヌ・ダルク。
ダイヤのエースは、ネロ・クラウディウス。
クラブのエースは、ソロモン。
スペードのエースは、アーサー・ベン・ドラゴン。
これらは、12枚の宮廷札からの推測です。
これでよし、と私も思いました。
ところが。
書いてると気になる事ができました。
? なんで、エース札だけ名前があるん?
ひょっとして、他の数札にも、モデル居るんじゃ?
ただ、地位的にマイナーだから書いてないだけじゃ?
え? 名前が分かってない、デュース、トレイ、ケイト、シンク、サイス、セブン、エイト、ナイン、テン、残り36人、誰よ?
ただ、この推測は、当たってるような気がします。
というのは、大富豪のゲームや、ポーカー、ブラックジャックなどの各トランプゲームで、特別な意味合いのカードは有るからです。顕著なのが大富豪です。
たとえば、スペードのトレイは、スペ3返しという、ジョーカーを倒せる特殊ルールがあります。
あと、ダイヤのトレイは、それを持ってる人からゲームスタートです。
シンクは、5スキップで順番を飛ばす。
他に、サイスは、三つまとめて出すと、ろくろ首となり、場の効果を全て打ち消します。
セブンは7渡しで、不要カードを送り付けられる。
エイトは、8切りと呼ばれ、出せば場が流れる。
ナインは、9リバースと呼ばれ、順番が逆転する。
テンは、10捨てで、任意のカードを捨てられる。
ジャックは、イレブンバックで、強さが反転。
クイーンは、ボンバーで、全員の手札から、好きなランクを指定して捨てさせます。
デュース、ジョーカーでアガるのは禁止。
これらの特殊ルールは、何らかの理由があって設定されている筈です。
他にも、ポーカーに於いて、エースはキングとデュースを接続する。
ブラックジャックに於いて、セブン3枚での21は、スリーセブンとして扱い、賞金を上げる。
エース札と宮廷札ではブラックジャックになるが、エース札とテン札とではブラックジャックにはならない。
このようなルールは、裏付けがあるものと思われます。
そこから、各カードが、誰を意味しているのか、調査してみようと考えてます。
よっしゃ、完璧! と思ったら、まだまだ、半分以上分からない事だらけだったというオチです。
ただ、各カードの意味は完全に頭に入ってます。
知識の問題なので、資料を漁ってみよう思います。