私は、長くトランプでの占いを続けていますが、未だに、首を捻る事が多いカードがあります。
それは、ダイヤの9です。
かつて、岡山で芸人をやっていた、山名達郎氏を占った時に逆位置で出たカード。
このカードを引いた山名達郎氏は、約一年後に、交通事故死しました。
このカードを誕生日に持つ人間に、Lefty Hand Cream さん、こと、レフさんが居ます。
この方は、お父上を、亡くされています。
そして、つい昨日の話です。
私は、水曜日だったので、岡山駅前に行き、そこにある懇意の飲食店の店長さんと遭遇しました。
そして、店内に入ったところ、ほぼ同じタイミングで、二人の女性が入って来ました。
私が、占いができると言うと、そのお二人は占ってくれと言いました。
その片方の女性を占った時に、「過去」の位置のカードに、ダイヤの9の正位置が出ていました。
私は、「ひとりぼっちだけど何不自由ない生活である」とか、そういう解釈をしました。
しかし、その女性は、明白に違うと言い、席を離れました。
私は、「彼と別れて寂しい。男運を占ってくれ。」と言われていました。
ここで、私は、他の人について占いましたが、その日は、その女性以外、全員当てました。
私は、カードの解釈を間違えた可能性を鑑みました。
そして、過去にダイヤの9を引いた人間たちが、どうなっていたかを考えました。
結果は、本人が死んでるか、大切な人と死別してるか、そんな碌でもない結果です。
私は、ハッとしました。
「『別れた』と言ってたのに、間違いが無くて、その理由については何も言ってない? まさか、死別?」
私は、今、占った方のご友人に連絡を取り、確認を取っています。
ちなみに、ダイヤの9の構図に関して言うなら、八つのダイヤが並んであり、中央のダイヤが一つある、そんな構図です。
これが、もし、「葬儀」を意味する情景だとすれば?
8人の遺族が、中央の死亡した人が収められた棺を見つめている、と。
そして、ダイヤは当然ながら金運を意味しますが、お金の中にも、やばいものがあります。
生命保険金とか、そんな手合いのお金です。
そりゃー、お金だけ持って、一人寂しい優雅な生活という事になります。
いずれにせよ、占い師が、カードの解釈を間違えるなんざ、恥以外何物でもないのですが、間違いを認めない方が問題です。
今後も、ダイヤの9を要注意のカードとして読みます。