「お前、辞めてもらっていいですかね?」


「何の仕事を任せてもできないあんたの代わりに私がやります。」


「もう、いいんでよそ行って貰えますか?」


こんな感じの事を同僚から言われるようになりました。


ちなみに、言ってる人間に言う権利とか無いです。


正確に言うと、今、職場の現場監督者は、前任は産休、現任は体調不良で、居ません。取り仕切る人間が居ないので、野放しです。


たとえば、私のような、そもそも動作が鈍い上に、障害者採用で、使ってるのは役に立つからではなく、障害者の雇用率稼ぎで、健常者のレベルから言えば遥かに劣るが、障害者にしてはまだ使える方、そのレベルであり、よほどの事件を起こさない限りには、首も切れないし、首を切るほどでもない、そんな生き物は、バリバリ働く健常者から見れば、イジメの対象になりやすいです。


世の中の管理職というのは、使える人間に給与を弾むのも必要ですし、使えない人間に鞭を入れたり解雇整理するのも必要です。


ところが、障害者雇用の場合には、首を切るという事ができません。法令的にそうなってます。


言って来てる人間は、私より機敏に動きますが、私より労働時間は短く、多分、こんな奴になんでたくさん自分より給料支払われてるんだ? 的な考えがあるのだと思います。


ただ、私が思うには、その人は勘違いをしています。



仕事とは、価値を提供することであり、単に与えられた作業をこなすだけではなく、自分なりの意見を提示して、その成否に関して、自分で責任を取らねばなりません。


たとえば、私などは、小説を書いたりしてますが、書く度に、額面1万円程度の芋焼酎、魔王、これに動きがあったりします。それは、必ず起こることでは無いですが、読んだ人が気になって買ってるようですね。


企業は営利団体です。社会に対して、何かしらの提供をして、それに対して是とした人達、つまりお客様がお金を支払い、団体内で貢献度に応じて分配する、それが基本にして全てです。



私も、個人事業主で、零細ながら社長の身です。

当然、雇うからには、雇った人をうまく使い、その人の長所を生かして、支払った給料以上の稼ぎが出るように、指揮命令しなければならない原則は知ってます。


現に、職場には、一日だけの単発バイトの人達も居ます。そういう人にも、できる仕事を割り振って、組織としての動きを最大にしなければなりません。



私は、占い師です。


人を見るのが仕事です。


その人が、歩兵なのか、王将なのか、それぐらいは見れば分かります。


性格によっては、金銀桂香、飛角の違いも見極めなければなりません。


それは、占いを25年もやってれば嫌でも気付きます。



残念ながら、当該人物は、自分のまわりしか見えてなくて、人を斬る事しか考えないタイプのようなので、前進しかできない歩兵か、良くて銀将ぐらいです。


私は、歩兵ではありませんが、遠くから全体を見てる手合いなので、一番低く見て香車、まあ大体飛車、良さ目に評価して王将です。役どころとしては、歩兵、桂馬、銀将の後方からの火砲支援ですね。 トリッキーな、桂馬や、角行などは該当しません。堅い守りの金将とも違います。



なんでこんな奴が自分より重宝されるんだ?


皆さんも同じことを他の同僚に感じる事があるかも知れません。


トップは、かなり正確に、末端の動きも把握しています。


そして、大概、必要なところに必要な人を配置してるものです。



あなたはどんな王将になりたいですか?


作戦は色々あるとは思います。


それは、攻略しようとする敵将によって変わります。


サタンがサタンを追い出すならば、その国は成り立たないと、キリストは教えています。


人様を馬鹿にするのはやめましょう。


そういう人は、自分自身の偏狭さが、見えてないだけなのです。