私は、占いのライブ配信をやってます。
多くの人達が、私のことを、「先生」と呼びます。
特に、初対面の方であれば、尚更、そう言う傾向があります。
でも、私は、あまりそう呼ばれる事を好みません。
普通に、エンジェルさんとか、そんな感じで呼ばれる事を望みます。
私には、尊敬する先生が一人だけ居ます。
その先生が、私に対してこう言うのですよ。
「先生と呼ばれてはいけない。皆同じ、兄弟姉妹、友達だから。」
私に、選民思想はありません。
というか、自分が選ばれた人間であるとかいう発想は、かなり危険です。
その発想の次に来るのが、だから何をやっても許される、です。
そして、そら恐ろしい事を、平気でできるようになります。
一番弟子のペトロが、キリストの死後に言ってます。
「お立ち下さい。私もただの人間です。」
この感覚は重要です。
ただの人間である、と。
遅かれ早かれ、皆、死んでいく、と。
神様は、人間をある種、公平平等に作ってます。
死なない人間が居ないのです。
私も、あなたも同様です。
じゃあ、今日死ぬか分からない、明日死ぬか分からない人間にとっての幸せとは何ですか?
少しでも長い時間、皆と時間を過ごす事です。
どうでもいい事を語りながら、同じ時間を共に過ごし、眠るように死んでいく、それがベストです。
決して、戦場で勇敢に戦って、華々しく散るとか、そんな事が幸せではありません。
私は特別な才能を持っているかも知れません。
でも、あなたがたと同じ、人間として扱われる事の方を望みます。
私は、不老不死という訳ではないのですから。