先日からの話にはなります。
私は、大変、困っていました。
バイト先では話しましたが、突然、頭の中に映像が浮かぶようになりました。
その内容はこんな感じです。
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或る、木で作られた家の中で、火を焚いている白装束の呪術師と、私の父母が座ってる。
父「本当に、ちゃんと殺してくれるのか?」
母「報酬はここに。」
呪術師「お任せあれ。必ずや、奴を仕留めてご覧に入れます。」
そして、その祭壇には、私の顔写真が掲げられている。
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そして、その映像が浮かぶと、こんな感じの声が聞こえてきました。
「お前なんか生きていてもどうしようもない人間だ。」
「お前は、生きているだけ邪魔な存在だ。」
「死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね・・・・。」
あんまり書きたくないんですが、ともかくこういう感じの声が聞こえました。
どうにも、気分が回復しなかったので、平素、教会から教わっている、お祈りを唱えたりしていました。
天にまします、我らの父よ。
願わくば、御名を崇めさせたまえ。
御国を来らせたまえ。
御心の天になる如く、地にも成させたまえ。
我らの日用の糧を今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らが赦すが如く、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなく汝のものなればなり。
アーメン。
すると、気分が回復したので、普通に働いてました。
ただ、帰宅、してから、今度は、幻視が家の中に現れていました。
頭の中で見えた、白装束の呪術師が、私の家の中に居て、私に立ちはだかってる、そんな幻視です。
私は、困り果てました。
そこで、ライブ配信アプリケーション内の、比較的この手合いの問題を知ってるであろう、占い師に相談しました。
相談料として、5555コイン、都合、6400円ぐらいは支払いました。
すると、こんなことを言われました。(大体の意訳)
「まず、その情景が、事実その通りである可能性は、何%ぐらいだと思いますか?」
「10%も無いと思われます。」
「呪いというもの自体は、確かにあるのですが、それをやられる対象というのは、国家レベルの話です。」
「私が、国家レベルの要人でも無い限りには、大金を積んで呪殺なんてあり得ないという事ですね?」
「私の見たところ、あなたはA2タイプ、つまり、現実と頭の中の妄想がごっちゃになるタイプです。」
「つまり、変なもんが見えるから異常なのではなく、元々脳に異常があって、変なもん見えてる、ですね?」
「現実直視した方がいいです。あなたが見えるというのは、普通未満だから見えてるだけです。」
「なるほど。普通以上の状態になって安定すれば、自然と見えなくなる、と。」
大体、こんな感じの話で、あとは、カードを引いてたりしました。
ところが。
私は、今日になって、朝起きて、自分の部屋を見回しました。
白装束の呪術師の幻視は、あいも変わらず、見えていました。
ここで、ん? ちょっと待てと思いました。
あれ、俺、少なくとも規定の料金支払ったけど、現実問題治ってねーぞ?
彼の見立てそのものは、合ってるんですよ。
私は統合失調症の確定診断ですから、言うてる事は合ってるんです。
問題は、その先というか、どうやったら治せるのか、この場合の、治療法については何も提示されてないんです。
これは仕事として問題があるんですよ。
仕事というものは、要求されるレベルの内容ができて、初めて報酬ですから。
例えば、十字架刑で磔死したイエスをキリストと信じる、キリスト教会ならまだ話が通るんです。
イエスは、病魔に憑かれた人間の中からそれを叱って追い出して、現代で言うところの精神病を治したとされます。
これが、嘘っぱちだったらどうしようもないですが、事実であるなら、十分、仕事です。
その代わりとして、イエスは、山上の垂訓をはじめとする、様々な教えを説き、これに従うように言いました。
もし、先日私が相談した、占い師が、私の精神病を治せるのであれば、ノーベル医学賞が間違いありません。
6400円とか、そんな次元じゃありません。6400億円とか積んでも、治してくれと言う人はいっぱいいるでしょう。
できてないですから、仕事としては、極めて部分的なんですよ。
それなら、まだ、宗教家が現れて、こう言った方が、はるかに役に立ちます。
「神を信じなさい。神に祈りなさい。そうすれば、神様は確実に治して下さる。神は愛の神であって、苦しんでる者を救う為に居られる方だからだ。私もこの方に幾度となく救われたのだ。その実例は、私である。一緒にパンと杯を分け合おう。」
机上の空論よりも、ね。