私、いつの間に、多重債務者になったんでしょうか・・・? もうちょい、情報調べてから、電話しろよ。
中国銀行から、お電話が入りました。
正確には、折り返しの電話で、どこから掛かってきたか、判った訳ですが。
中国銀行と言えば、石橋を叩いて尚渡らないとも言われるぐらい、貸付をあまり行わない銀行で有名です。
そこから、何の用でっか? という事ですが、結局は、融資セールスです。
銀行「他社からの金利の高い、カードローンや、クレジットカードの支払いがありませんか?」
自分「一円も借りていません・・・。」
銀行「50万円までは収入証明書の要らないフリーローンはいかがですか? このお電話で10分以内にお手続きできます。」
自分「必要ありません・・・。」
どこの情報を、どう探って行き着いたのか、判りませんが・・・。とりあえず、言える事。
この手合いの、借り換えローンって、金利が14%ぐらいなんですわ。
あと、フリーローンと呼ばれるものも、金利は出資法上の上限、年利複利18%の筈です。
下手をすると、闇の金融業者の方が、金利が安いかもしれませんね。
ちなみに、銀行によって、やはり経営方針が異なるのは間違いないようですね。
ゆうちょ銀行は、お金の出し入れが非常に面倒で、振り込みなどは、本人確認のため、窓口でないと受け付けないと聞きます。
元が、郵政公社、郵便貯金ですからね。銀行口座の不正利用に関しては、非常に厳しいという話です。
また、都市銀の中でも、みずほ銀行などは、預金も融資も、どちらも激しい、お金の動きが大きいと聞きます。
だって、宝くじを受け付けている銀行ですし。金融派生商品なども多いとは聞きますが、資産運用は自己責任で。
一方で、三井住友銀行の場合は、比較的、困ってる人でも貸してくれるようです。
住友の初代が、返すアテの無い人にまで貸した、それが理由ですが、取り立てはキツいかもしれませんよ?
そして、中国銀行などは、地方銀行にあたります。冒頭にも挙げましたが、石橋を叩いて尚渡らない、です。
堅実経営と言えば聞こえがいいのですが、つまるところ、頼んでも貸してくれないと言う話です。
金融業は、一番妙な仕事です。
晴れの時に、傘を借りる者は居ない、雨の時に、傘を貸す者も居ない、です。
堅実経営のちゃんとやってる会社は借りようとせず、経営破綻寸前の会社には誰も貸さない。
しかし、銀行の儲けが何かと言うと、お金を貸した時の、その利息です。
そうなってくると、大して困ってない人には低利で巨額を貸し、すごく困っている人には高利で少額を貸すのですよ。
持てる者はますます与えられて豊かになり、持たざる者は持っているものまで取り上げられる、ですね。
いずれにせよ、むやみにカネを借りない方が得策です。
いや、いいんですよ? 無際限に借りても。ただし、その借りた相手が、カタギとは限りません。
ローン会社名が、「手裏剣ローン」とか「火あぶりローン」とかそういう名前の場合は特にご注意を。
無いとは思いますが、普通の人でも、カネの貸し借りで揉めますので。