私は、夢の中で、結婚していた。
相手は、元カノのあの子だった。
自分もパートで働き、妻もパートで働き、双方の障害年金を足して、生活していこうという話だった。
自分は、スーパーのパート、妻は、ポテトチップスの製造工場で、やはり、パートだった。
妻が、家に帰って来るのが、遅くなった。
話を聞いても、答えてくれない。
ポテトチップス工場の監督は、男性だった。
周囲の従業員に尋ねた。
「あんたの奥さん・・・、可愛いだろ・・・。」
「工場長の男に、いたく、気に入られてるらしいぜ・・・?」
「時々、仕事が終わった後で、二人で居る所、見たぜ・・・?」
私は、血相を変えて、家に帰ってきた妻に尋ねた。
「本当の話なのか?!」
妻は答えた。
「だって、あなた、パートでしか働いてないじゃない。」
「私が、働きに出ないといけないのは、あなたが無能で、フルタイムでの仕事もしてないからよ。」
「工場長だったら、管理職だし、収入も安定してるし、私、あなたが要らないわ。」
「離婚したい。」
目を覚ました。
枕元に、コンビニに行って買って来ていた、ポテトチップスの袋があった。
確かに、自分も以前から、ポテトチップスを買ってきていたが、こんな夢を見たのは初めてだ。
そして、そういう夢を見たということは、現実に起きてる事であり、現実に自分の身に起こり得る事。
結婚の一つもしようと思えば、その生活を安定させようと思えば、自力で、2人分の収入は出さないといけない。
ただ、思う事。
最近、正社員の人達の待遇が、どこの業種でも、大きく下がったという話を聞く。
代わりに、パートやアルバイトの賃金が以前より少し上がってきたとも。
企業年金を止めてみたり、ボーナスがカットされたり、賃金が下がったり、それなのに各種社会保険が掛かって来る。
月あたり、80時間を越える労働をする場合、社会保険や、厚生年金をかける必要があるから、余計だ。
だから、自分は、企業で働くのは4時間で、あとは、個人事業主の占いで稼ぐ事にしてある。
個人事業主の場合には、労働法規の対象とはならない。経営者の側という事だから。
早く、オリジナル・トランプの出版にこぎつけたい。
同時に、開業届を、税務署に提出しなければならない筈だ。
今のところ、まだ、オリジナル・トランプは完成してない。
テストで人を占ったが、大幅に的中率が減じている。
今度、占う場合には、完成品で占うようにしたい。
夢が現実にならぬように。