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デモンパラサイト第5話

デモンパラサイト第5話「衝動」


配役
御剣 東鬼(みつるぎ しのぎ):現代風の不良。アルバイトでホストをやっている。18歳
森崎 茜(もりさき あかね):天然ボケ系女講師。いまいち威厳が出ないのはその性質のた
めか。年齢は内緒
本田 権蔵(ほんだ ごんぞう):マッチョな爺。不良を殴ることを趣味にしている。65歳
西光院 公博(さいこういん きみひろ):どんなときでも笑顔を絶やさないある意味東鬼よ
りやばい現代っ子。17歳
不良:いわゆる雑魚。
赤井小太郎:暴走族・紅蓮害児(グレンガイジ)のリーダー。常に人を小馬鹿にしたような雰
囲気を持つ
ナレーション:動きがあるから今回も多めです


配役と台詞数
東鬼(31)♂:
茜(34)♀:
権蔵(29)♂:
公博(36)♂:
不良(10)♂:
赤井(16)♂:
ナレ(30)不問:


N:悪魔憑きは常に自らを突き動かす衝動と戦っている。悪魔寄生体が分泌する様々な物質の影響とも悪魔憑きの内に眠る本能だとも言われるそれは、肉体への影響、精神や感情の変調など多岐にわたる。それは時にありえないドラマを引き起こす。最も感動的というわけにはいかないようだが……。


権蔵:デモンパラサイト第5話『衝動』


茜:大変!!助けなくちゃ!!
N:悲鳴を聞いた茜は倉庫の扉をいきなり開け放つ
東鬼:ちっ、いくしかねぇか
公博:先生、せっかちですね
茜:ちょっと、大丈夫なの!?
公博:君たち!!一人を相手によってたかって何をしている!!
N:数人の男に囲まれ巨大な蟲をけしかけられているサラリーマン風の男が無残な悲鳴を上げ
ている
東鬼:ほっとくわけにもいかねぇか……。おい、てめぇら何してやがる!!
権蔵:ほっほっほ。若いのは血気盛んで良いのぅ
茜:やめなさい!!あなた達何してるかわかってるの!?
N:怒鳴りながら茜がツカツカと男たちに近づく
不良:んだよてめぇら?
東鬼:茜ちゃん、下がってな
N:東鬼がそんな茜を制して前に出る
東鬼:おい、砂にするようなダセェまねしてんじゃねぇぞ
不良:こっちは遊んでんだからよ・・・じゃますんなよ?
公博:気持ちが良いほどダメそうな連中ですねぇ
権蔵:まぁやられた痛みがわからないんじゃろうな。
茜:とにかくやめなさい!!
東鬼:紅蓮害児ってのはそんなダセェ連中なのか?
不良:あ゛?……関係ねぇだろうが?
N:東鬼の挑発にいらついたのか不良たちがいきりたつ
東鬼:この辺は俺らのシマだ。勝手なまねしてんじゃねぇぜ!!
公博:あ~東鬼君ストップ。皆さん。ここらで起きてる通り魔ってあなたたちですか?
不良:んだよ?もう聞きつけたのか?……うぜぇなあ。まあここで全員死ぬんだし関係ねぇか
公博:ははは、話が早くて助かります
茜:……マイト……なのかしら?
公博:超ヴィシャスでしょう。間違いなく

東鬼:どっちでもかんけぇねぇよ。ぶっ飛ばせば良いだけだ
権蔵:やれやれ……。うぜぇのぅ。
茜:ご、権蔵さん?
公博:若返ってますねw
権蔵:お主等が生まれてきてごめんなさいと思うほどに痛めつけてあげちゃおうじゃないか、
のぅ?
不良:へっへっへ、ぶっ殺してやるぜ
N:不良たちの体が外骨格に包まれ蜘蛛のような姿に変じる。ヴィシャスの中でも最も低級の
カルトロップだ
東鬼:ったく、くそダセェ。雑魚ばっかりじゃねぇか。いくぜ!!デモニックフォーム!!
N:東鬼の体が膨れ上がり、裂けた服の間から見える肉体は剛毛に包まれより強靭に変化して
いく。無双の獣人ヴォージェの力が解放されたのだ
公博:やれやれ、仕方ないですね。では行きますよ…!!デモニックフォーム!!
N:公博の体が氷の膜に覆われ、やがて中世の騎士にも似た姿を現す。氷壁の騎士ブリガンダイ
ンが戦闘形態を整えたのだ。
茜:いじめなんて……許さないからね!!デモニックフォーム!!
N:アカネの顔が蟲のような真紅の外骨格で覆われる。悪夢の人形遣いウォーコイト、その力
の顕現である。
権蔵:ふおっふおっふおっ。では、天に召すがいいのぅ。デモニックフォーム!!
N:権蔵の姿が光に包まれ、頭上にまるで後光がさしてるかのように強い輝きが集まる。輝きの
天使モリオンが光臨したのだ
公博:外にあったバイクは5台…こいつらが4人となると…。
茜:1台は蟲用?
東鬼:………順当に考えてまだ居るってことだろうな。
権蔵:それよりも見てみるがよい。なにやら様子がおかしいぞ?
茜:ハイになったかと思えばいきなりぼ~っとしたり…何なのかしら?
東鬼:大方やばい薬でもキメてるんだろうなぁ。

公博:今のうちに叩いちゃいましょう
権蔵:そうじゃな…む!!あの蟲め、生意気にもわしを誘っておるわ!!
茜:権蔵さん?
公博:まずい!!アロマミストです!!あの蟲が攻撃を誘う匂いを発しているようです!!
東鬼:ったく!!モリオンの能力は前出るのに向いてねぇってのに。…さっさとあの蟲叩き潰す
ぞ!!
茜:じゃあ…行くわよ~!!私のお人形さん!!行け~!!
N:茜の号令に答え、茜の出した土偶のような姿をした人形が突撃を開始する。腕と胸につい
た鋸状の刃が蟲を切り裂く
権蔵:うぉぉぉぉぉ!!わしの拳をくらえぃ!!
東鬼:あ~らら。完全に引き寄せられてやがるな
公博:しかもあの蟲硬いですからね。全く効かなそう?あ、それ以前によけられてる
権蔵:むぅ。素早いのぉ
公博:どちらにせよ放っておくと危険ですね。援護します。氷よ!!鎧となれ…フィジカルアー
マー!!
N:権蔵の体が氷の鎧に包まれる。
公博:これで少しはもつはずです…クッ…クスクスクス、見てくださいよ。あいつらラリって
ますよ?アハハハハハハハハ
茜:公博君?
東鬼:あ~ありゃ衝動にやられたな。ま、俺は突っ込むぜ!!茜ちゃん援護よろしく!!
N:東鬼が一気に蟲に肉薄した瞬間、蟲が炎を噴出し、東鬼をかすめ茜と公博を襲う
茜:危ない…えい!!マグネティックバリア!!
公博:炎相手じゃ僕のアイスウォールじゃ無意味ですね。クスクスクスクス
N:茜の張った磁力のバリアで多少は軽減されたものの、炎は二人を飲み込む
不良:うへ~萌えてるZE!あはははははは
権蔵:「もえる」の発音が違うわ!!二人とも無事か?
茜:なんとか~
公博:アハハハハハハハハ、熱いですねw東鬼君! その蟲、ちゃっちゃとやってください。
ヤバイですよ、特に僕に
茜:アタシにも~
東鬼:ちっ、こいつかてぇんだよ
公博:そんな事では、光洋の熱血拳の名が泣きますよ?
東鬼:……誰?それ?
公博:冗談はこれぐらいにして…虫は僕がひきつけましょう!!アロマテンプテーション!!さぁ
、僕の魅力にメロメロにおなり?
N:公博の放つ攻撃を誘うフェロモンに蟲の注意が公博に向かう。そこに権蔵の気合の乗ったパンチ
が叩き込まれる
権蔵:これが、ワシの渾身のぱんちどぅるぅあぁ!!!
茜:うわ~凄いパンチねぇ
公博:さすがの蟲も少し効いたみたいですよ
不良:あ~ひゃひゃっひゃっひゃ、こっちだZE
N:危機を察したのか不良たちが権蔵に粘着質の糸を吹きかけ自分たちのほうへと引き寄せる
。一発は辛くも避けた権蔵だが続く攻撃になすすべなく捕らわれ、引き寄せられてしまう
権蔵:ちょっ、ああっ…いやぁぁぁぁぁぁ
N:引き寄せられた権蔵に不良たちがいっせいに攻撃を加える
茜:権蔵さん危ない!!えい、マグネティックバリア!!
公博:アイスウォール!!
権蔵:ふぅ危なかったわい。
N:公博の氷の鎧と茜の磁力の盾が不良たちの攻撃を確実に殺ぎ、権蔵へのダメージを
軽減する
東鬼:うおぉぉぉぉぉぉ!!てめぇ、いい加減うざいんだよ!!パワーブロウを喰らいやがれ!!
茜:相変わらず凄い一撃ねぇ
権蔵:あの硬い蟲がふらついておる、さすがじゃな…っと、
うわ!!
N:蟲が炎を権蔵に吹きかけるが公博の香りに注意をとられているためかあっさりと避けられ
る。
茜:行くわよぉ、アシッドブレスを喰らいなさい!!…ってあら?
公博:………不発…ですかね?
茜:やっぱ……その……お口からゲ~っていうのは、ねぇ……あはは。うっ…!!いたたたた

N:茜のあちこちの血管が裂け、血が噴出す。衝動を押さえ続けた代償が肉体に現れたのだ
公博:くっ、あの蟲め…。今度は僕を誘っているのか
権蔵:よっと、そんな攻撃くらわ……でゅああああっ!!!
N:権蔵が突如奇妙な声を上げる
東鬼:あ~、もう…どいつもこいつも衝動に踊らされやがって…。
権蔵:デュエィヤァァァァァァァァァ
公博:あの光は、セイクリットブレスですね
権蔵:へあぁっ!?おぉ、喋れるぞい
N:権蔵の放った聖なる光が衝動に犯された副作用までもを流し去る。
公博:ははは、誘ったのはキミですよ(ニコッ)
N:公博の放った蹴りで墜落する蟲。それを東鬼が拾い上げ目の前のカルトロップに叩きつけ

東鬼:オラァ!!調子こいてんじゃねぇぞ
茜:東鬼君…。なんてことを…。
公博:東鬼君らしいといえばあまりにもらしすぎますね(ニコッ)
権蔵:それでも飛び散らない辺り、さすがの硬さじゃな

不良:ひぃ、あの蟲がやられた~。俺たちじゃ勝てねぇ。たすけてくれぇえええええええ!!
N:蟲が倒れたことで戦意を失った不良たちが奥の扉から逃げようとした瞬間、
赤井:紅蓮害児の看板背負ってトンズラこいてんじゃねぇよタコが…
権蔵:ん、真打登場…かのぅ?
N:中から扉を蹴り開け、身長190cmほどの、白髪に一房赤い髪が混じった男が出てくる
茜:あなたがリーダーなの?
赤井:オラ!すみませんはどうした!!
不良:ヒィ…すみません
赤井:あ?きこえねぇよ!!

不良:グフゥ!
N:倒れた不良を何度も蹴り続ける赤井
茜:ちょっと!やめなさい!
公博:うぁ、頭の悪さも天辺とっちゃってるみたいですよ?
東鬼:やれやれ……オラァ!!
赤井:ん?威勢いいなぁ…でも邪魔だタコ
権蔵:ほぅ、強いのう。あの東鬼の…しかも不意打ちになってる蹴りをああもたやすく防ぐと
は…。
東鬼:ケッ、シカトこいてんじゃねぇぞ
赤井:ってぇ…いい蹴りしてんじゃねぇか。俺の下につかねえか?
東鬼:屑の下につく気はねぇな
赤井:ああそうかい・・・俺は赤井 小太郎(あかい こたろう)ってんだ。気が向いたらこ
いよ
公博:ここらで起きてる通り魔事件について聞きたいんですが
権蔵:お主の指示で通り魔をさせた…と、言う事で良いのかの?
赤井:俺は強いヤツが好きなんだが…こいつら弱いだろ?だから……手っ取り早く実戦つんで
こいってアドバイスしてやったら、通り魔なんてつまんねえことしやがってよ。どうせやんならお前らみたいなのとやるほうが楽しいベ?
権蔵:なるほど、独断専行しちゃった部下に制裁を加えに来た……ってことかの?
赤井:そういうことだ、俺悪くないぜ(へらへら)
東鬼:ふぅ…ざけてんじゃねぇぞタコが!!
茜:ちょっ!!東鬼君、いきなり暴力は…
赤井:うおっ!…喧嘩はキライじゃあねえけどよ…今日は腹減ってんだ。次に会ったら遊ぼう
ぜ。
公博:関与している以上、さようなら。という訳にはいきませんよ?
東鬼:ここではい、そうですかと見逃すほど悠長じゃねぇぜ!!
赤井:俺も簡単にいくなんて思ってねぇって(へらへら)
公博:どうするつもりです?

赤井:ここの工場って持ち主が夜逃げしたせいで潰れたんだが、そこらのドラム缶の中身は油
がいっぱいって知ってた?
権蔵:あー、まさかとは思うが…爆破させようとかおもってないじゃろうなぁ?
赤井:悪魔憑きなら兎も角、普通の人間はあぶないよなあ
茜:なっ、まさか!?
赤井:俺、これでも炎の魔人クレイモアなんだよね。炎大好きw
茜:ちょっとぉ!待ちなさい!!
赤井:そこのおっさん焼け死なせたくなけりゃあいそいで逃げな~
東鬼:てめぇ!!
権蔵:しょうがないのぅ、ここは一旦撤退するぞい。ワシらが突き止めるべきは通り魔の犯人
じゃからの
赤井:じゃあな~
N:手のひらから炎の弾を打ち出しひらりと逃げる赤井
茜:め、めちゃくちゃよぉーーー!
東鬼:ちっ!逃げるぞ!!
N:あわてて倒れ伏すサラリーマン風の男や不良を抱え、逃げ出そうとする東鬼たち
赤井:ああそうそう・・・・ドラム缶の中身って実は雨水なのよ、嘘ついて悪いね、またな~
!(遠ざかる声
茜:…………なぁんですってぇ!
権蔵:うむぅ、こいつは、一杯やられたのぅ
東鬼:ちっ!なめやがって
公博:完全にしてやられましたね
茜:もぅー!!


N:次回予告
公博:会長も満足してくれましたし良かったですね。
茜:うふふ、そうねw
東鬼:そうか…?「次は負けませんわ!!」って凄い目で睨んでたじゃねぇか…。
公博:そこが会長の魅力じゃないですか
東鬼:は~…しかし面倒くせぇ…
権蔵:紅蓮害児とやらもまた絡んできそうだしのぉ
公博:脚本によればしばらく出番は無いみたいですよ?
権蔵:いずれ回収される伏線といったところじゃろうなぁ
茜:そんなことして大丈夫かしら?作者さん忘れちゃうんじゃ?
公博:あははははは、それは言わない約束ですよ?w
茜:さて、次回の舞台ですがいったん光洋学園から離れます
東鬼:は?聞いてないんだけど?

公博:次回は大友学園にかよう中学生、芳 椚(かんばしくぬぎ)君の出番です。

権蔵:年若い悪魔憑きの巻き込まれた事件とは?
東鬼:ってことは俺も次回休み?
茜:そういうことになるわね。ってことで東鬼君タイトルコールよろしく♪
東鬼:ってことってどういうことだよ…次回、デモンパラサイト第6話「大友市」
公博:雰囲気がちょっと違うデモンパラサイトをぜひお楽しみください
茜:でも、私たちのこと、忘れちゃ駄目よ?


あとがき

大変お待たせしました。今度は早く、とか言っておきながら前回から2ヶ月以上も空いてしまいました。次回予告でも書きましたが次回は舞台を変えて、中学生のお話です。お楽しみに。


・・・・・・・・・といってもいつになるか分かりませんが・・・・・・(汗

デモンパラサイト第4話

デモンパラサイト第4話「生徒会」


御剣 東鬼(みつるぎ しのぎ):現代風のヤンキー。光洋学園3年生。いつもだるそうです。共生生物『ヴォージェ』に寄生され人外の膂力を得る。18歳
森崎 茜(もりさき あかね):ミステリ研の顧問を務める非常勤講師。共生生物『ウォーコイト』に寄生され磁力を操る力を持つ。年齢は秘密w
本田 権蔵(ほんだ ごんぞう):光洋学園の用務員。不良学生を殴ることを趣味にしているマッチョな爺。共生生物『モリオン』に寄生され光と癒しの力を持つ。65歳
西光院 公博(さいこういん きみひろ):学生モデルをやっている光洋学園の2年生。共生生物『ブリガンダイン』に寄生され水と氷を操る力を持つ。17歳
黄桜 奏(きざくら かなで):光洋学園の生徒会長。学園の有力出資者のお嬢様。17歳
熊田 喜助(くまだ きすけ):光洋学園生徒会運動部連のトップ。応援団長も務める。熊のような大男。23歳
角田 霞(つのだ かすみ):光洋学園生徒会文化部連のトップ。冷静な才媛。生徒会執行部の頭脳。18歳
ナレーション:状況説明と用語説明よろしくお願いします


配役と台詞数


東鬼(33)♂:
茜(21)♀:
権蔵(19)♂:
公博(23)♂:
奏(17)♀:
熊田(16)♂:
霞(17)♀:
ナレ(10)不問:



N:光洋学園生徒会執行部。ミステリ研が学園の外の悪魔憑き事件の解決を受け持つ組織ならば、執行部は学園内の悪魔憑き事件を受け持つ組織だ。それゆえに二つの組織はお互いをライバル視している…というわけでもないようだ…。


奏:デモンパラサイト第4話「生徒会」

N:ここは光洋学園ミステリー研究会の部室。今日は東鬼と公博しか来てないようだ
東鬼:ぐ~ぐ~
N:ドアがノックされる。
東鬼:す~す~
公博:東鬼君、ドアが鳴ってるよ?
東鬼:むにゃむにゃ
公博:起きる気配ないし…ふぅ、仕方ないね。どなたですか?
奏:開けるのが遅いですわね、もっと機敏に動けませんの?
公博:ははは、勝手に開けて入ってもらっても問題は無いのですがね
N:少しあいたところを強引に押しのけ奏が熊田・霞をお供に連れ、入り込んでくる。
東鬼:チッ、誰だよ…うっせ~な?
公博:生徒会長が直々においでですよ。
東鬼:ふ~ん、部長ならいねぇぜ
奏:その言葉遣い何とかならないのかしら
東鬼:知るか。で、黄門様御一行勢ぞろいで何のようだ?その熊野郎がいないならいくらでも遊びにきていいがw
N:三人の名前の黄、助、角を文字り黄門様と影で囁かれているが、面と向かって言う者は少ない
奏:その名前で呼ばないで!!
熊田:ずいぶんつれないのぉ、ミツルギィ~
霞:仕事です…。今回は…学内とも学外とも言える範囲……通学路内で最近起きている通り魔事件の調査です
奏:よって…不本意ですが、貴方達にも話を通さないわけにもいかないというわけですわ。
東鬼:ふぅ~、そんなのあんたらの管轄でいいよ。手柄争ってもしかたねぇだろ?
熊田:ほ~?ミツルギ~…やりあうまえから逃げ腰とはふぬけたのう?
東鬼:俺はお前みたいな筋肉馬鹿とは違うんだよ。功を競いたいなら一人でやってな

熊田:それでも玉がついとるのか?ぐあっはっはっは!!
霞:…………熊田……下品よ
権蔵:やれやれ…。廊下まで、玉とか言う言葉がひびいておるぞぃ
公博:あ。権蔵さん、いらっしゃい
N:扉を開き、権蔵がのっそりと入ってくる。その後ろにこそこそと隠れるように茜が入ってくる

茜:(小声で)ごめんね~遅刻しちゃった~
東鬼:お、茜ちゃん。遅いお出ましで
茜:シー!!シー!!
N:あわてた様子で東鬼にジェスチャーを送る茜。その声が大きくすでにばればれだ。
公博:……先生
茜:あら…あはははは…。……ど~ゆ~流れなの?公博君
東鬼:このでかぶつがくだらねぇことで勝手に騒いでるだけだよ。
公博:通学路で起きている件についての話し合いだったはずですね
茜:どういうことかしら…?
公博:とりあえず、中に入ってお茶でもいかがですか?
奏:……そうね、いただくわ
公博:では、むさ苦しいところですが
茜:あ。じゃぁ、先生秘蔵のお茶だしちゃおっかなぁ
権蔵:では、ワシは、お茶請けでも提供するかのう
公博:それでは詳しい話を聞かせていただきましょうか?
霞:はい…。最近通学路で通り魔事件が起こっています。
権蔵:ほう、物騒な話じゃな
奏:それもこの一週間で4件もね
茜:それは…ずいぶん多いわね…。
霞:さすがにこの頻度は見過ごせません。それに…
公博:それに?
熊田:悪魔憑きの生徒もやられておる。
奏:悪魔憑きを倒せるのは悪魔憑きのみ。つまり、犯人も悪魔憑きということですわ。
東鬼:そりゃ尋常じゃねぇな
公博:なるほど、それで警察任せには出来ないって訳ですね
茜:やぁねぇ

権蔵:ふぅむ・・・(バリボリ)
茜:どうしましょうねぇ権蔵さん……あ、お茶どうぞ
権蔵:あぁ、すまんのぅ。(ずずぅ~)
奏:通学路の範囲は広く…到底執行部だけではフォローし切れませんわ
熊田:そこで、無駄飯喰らいのお前らの出番というわけよ
権蔵:きちんと仕事はこなしてるはずじゃがなぁ…
公博:なるほど、それで塀の外なら学外じゃないか?って話になったわけですね
東鬼:つまり、協力して欲しいって事だな。だったら最初からそういえばいいんだ。管轄がどうのとかいわずにな
権蔵:ところで…熊田君はいつまでこの学校におるのかのぅ?
茜:かれこれ5年ぐらい見てる気がするわねぇ
熊田:そりゃあ東鬼が応援団を継ぐまでよ!
東鬼:だから汗くせぇ応援団なんか継ぐ気はねぇって。
公博:それに東鬼君って3年じゃ…。
霞:………勧誘はどうでもいいです
東鬼:そうそう、霞ちゃんの言うとおりだってwで、俺たちに何して欲しいんだいお嬢様?
奏:・・・地区のひとつを受け持ちなさい。
東鬼:…やれやれ、人に頼むときには言い方ってもんがあるんじゃねぇか?
公博:良いですよ。構いません。うちは昼寝できるくらい暇でしたから
霞:それくらいはやってもらわないと困ります……来期の部費にもかかわりますので……手は抜かないでくださいね。
東鬼:ん?部費なんてもらってたのかこの部?
公博:さぁ?僕は経理とかにはノータッチですから
東鬼:茜ちゃん、部費って何に使ってんの?
茜:え~っと・・・ほとんどがみんなの食事と着替えに消えてるわね
奏:では早速向かいなさい。ぐずぐずしてる暇はありませんわ。
東鬼:ま、いいけどね…お願いしますぐらいは言うべきじゃねぇのか?
奏:何故ですの?元より学外の事件は貴方達の仕事ですわ……お互いに仕事が被る以上お互い様でしょう?
東鬼:はぁ~~~、霞ちゃん。この世間知らずのお嬢様に少しは物教えておいた方がいいぜ
霞:…………
熊田:まぁまぁ……東鬼!俺があとで応援団特製の鍋をご馳走してやるから元気をだせ!援団名物の漢鍋(おとこなべ)!うまいぞ~!!がはははは
東鬼:いらねぇよ…。
茜:そうそう、がんばりましょ東鬼君
公博:ははは、東鬼君、会長の魅力にケチを付けても始まりませんよ
権蔵:黙って引き受けて、ズバッと解決するのもカッコイイと言う見方もあるぞ?
東鬼:ったく、しかたねぇな…。



東鬼:で、事件が起こったのはどのあたりなんだ?
霞:ほとんどがこの地区ですね
東鬼:…この位置だと例の噂の廃工場が怪しいな
公博:噂?
東鬼:あぁ、入ると行方不明になるって噂の廃工場があってな。ちょうど現場のすぐそばだ
茜:へぇ~ 物騒な話ねぇ
権蔵:ふむぅ、いかにもな場所じゃのう
公博:さすが東鬼君、目ざといですね
茜:通学路ってだけじゃ どのへんかわかんないものね。そこから行ってみましょうか?
東鬼:ま、当然優秀な生徒会執行部のことだ。すでに調べてるんだろうがね
奏:とっ!当然ですわ!今日いこうとおもってたんですのよ!
公博:なるほど、ではご一緒しますか?(にまにま)
霞:……そんな予定はありませんが
熊田:(小声で)まぁ言わんでおいてやれ
東鬼:ふ~ん、…まぁ、良いけどな
奏:う、うるさいですわね!はやくいきますわよ!!
権蔵:うむうむ、青春じゃの
東鬼:ま、さっさと行こうぜ。今夜もバイトあるんだ
茜:じゃぁ 車だすわね
公博:この人数で乗れますか?
茜:え~と……先生の車……軽なんだけどな^^;
公博:…徒歩で行きましょう

権蔵:うむ、歩くのは健康にも良いからの
茜:じゃぁ! さっそく行きましょ

N:廃工場前
奏:ここですわね
熊田:意外と大きいのぉ
霞:分担しましょう。中の調査はお任せします。私たちは周辺の調査を
奏:なんで私達が外なんですの?中にいるに決まって…
霞:奏様……
奏:う……わかったわよ……行けばいいんでしょう!!
熊田:おぉこわwお嬢、霞に逆らっちゃいかんぞぉ
権蔵:まぁ、気をつけてな
N:生徒会のメンバーはそういい残すと周辺の調査に向かう
東鬼:さぁ、さっさと調べて帰ろうぜ
茜:中をこっそりのぞける部長は…今日はいないのよね
公博:あれ?バイクですね。五台もとまってる
権蔵:どうやら・・・先客がいるようじゃな
東鬼:単車?…ゾクでも入り込んだか?………このステッカーは!?厄介な連中がいやがるな
茜:あら~変わったバイクねぇ~。東鬼君…何か知ってるの?
東鬼:紅蓮害児(ぐれんがいじ)……ヤクザでもよけて通る県内最大の武闘派集団だ
公博:お仲間ですか?
東鬼:あんなキチガイどもと一緒にすんな。確か悪魔憑きが混ざってるって噂もあったはずだな
茜:あら、マイトさん……なのかしらねぇ?
東鬼:さぁな
公博:へぇ。ま、なんにせよ入ってみない訳にも行きませんし
東鬼:しかし最低でも5人か…。厄介なことこの上ないぜ
権蔵:そうじゃな、腕が鳴るわい
茜:…!?今、中から悲鳴が聞こえた!!
公博:…何か起こってるみたいですね



N:次回予告
権蔵:なんで次回予告がこの三人なんじゃ?
霞:……台詞数の都合です。
熊田:うわ・・・ぶっちゃけおったのぉw
権蔵:まぁそういう事情なら仕方ないのぉ
熊田:ところでわしらの出番ってこの後あるんかいのう
霞:予定ではもうあんまりないですね
熊田:ガーン!!わしの活躍の場は・・・?
霞:ありません
権蔵:まぁキャラが濃いからいいではないかの?
霞:そんなことよりここは次回予告です。きちんと仕事しましょう
権蔵:お、そうじゃな。次回は紅蓮害児との抗争の始まりじゃぁ!!
霞:本田さん適当なことを言わないでください。
熊田:以前にもまして大暴れする東鬼。そして新戦力公博と権蔵の実力やいかに!!
霞:まったく…次回、デモンパラサイト第5話「衝動」
熊田:果たして中で何が起こっているのか!!
権蔵:わしの活躍にこうご期待じゃぞい!!




遅くなりました。第4話です。この話から別のストーリーがスタートします。今回は二回に抑えたいなぁ


デモンパラサイト第3話

デモンパラサイト第3話


配役
御剣 東鬼(みつるぎ しのぎ):共生生物『ヴォージェ』によりライオンのような獣人に変ずる。不良高校生
ちくわ:共生生物『モリオン』により光の尻尾を持つ猫又に変ずる。ミステリ研の部長を勤める猫
森崎 茜(もりさき あかね):共生生物『ウォーコイト』により複眼状の目を持つ蟻のような顔に変じる。光洋学園で生物の教鞭をとる  
塚元 範彦(つかもと のりひこ):共生生物『カラドボルグ』により腕に放電器官ができる。ホラーマニアでいじめられっこ。 
高坂 和也(こうさか かずや):セラフィムの大友市支部長。周辺の支部がない都市の悪魔憑きも束ねている。出番少
ナレーション:今回も戦闘シーンなので出番が多いです。ガンバw


東鬼(28)♂:
ちくわ(22)不問:
範彦(26)♂:
茜(26)♀:
高坂(5)♂:
ナレ(24)不問:



N:NGO組織セラフィム。悪魔憑きを社会的弾圧から守るための組織。悪魔憑きが起こす事件を密かに解決し、世間に悪魔憑きの存在を知られないようにすることもその仕事のひとつだ。最もNGO組織ゆえにいつも金銭的に貧窮しているのだが…。


高坂:デモンパラサイト第三話『NGO組織セラフィム』


N:目の前にうねる巨大な蛇、そしていずれともなく集まってくる虫のような顔をしたヴィシャス、カルトロップの群れ、相対する四人も戦うための形態へと己を変化させる。
東鬼:やれやれぞろぞろと…いいぜ…まとめてかかってきな!!デモニックフォーム!!
N:東鬼の体が膨れ上がり、体が剛毛に包まれる。無双の獣人ヴォージェがその力を顕現させたのだ
ちくわ:やれやれ、東鬼、あまり無理するでないぞ…デモニックフォーム
N:ちくわの尻尾が二つに分かれ全身が輝きだす。輝きの天使モリオン、その力を顕現させる
茜:範彦君、私たちも行くわよ
範彦:はい、行きます!!デモニックフォーム!!!
N:範彦の右腕に幾重にも突起ができる。稲妻の魔術師カラドボルグ、その発電器官の発現である
ちくわ:東鬼、こやつは…おそらく巨獣じゃぞ。この巨大さ…間違いない
東鬼:あぁ分かってる。前に見たことがあるからな。
茜:でも…なんか怪我してるみたいね
ちくわ:偵察部隊の仕事かのぅ
茜:さっきの人たちね…。
範彦:やるなぁセラフィム。給料安いのに
茜:手傷を負って引いたのね

ちくわ:最期の一仕事というわけじゃな
東鬼:無駄にはしないでやるぜ
範彦:あの…生きてましたけど
茜:二人ほど確保したわ
東鬼:茜ちゃん!?…いつの間に…
茜:油断しちゃだめよ?
ちくわ:ほれ、来るぞ
東鬼:けっ、来やがれ!!叩き潰してやるぜ!!
茜:周りは私たちに任せて……えいっ!!私のお人形…行け~!!
N:茜がどこからともなく人形を取り出し指示を出すと、人形はカルトロップに突撃を開始する。なすすべなく蹴散らされるカルトロップ
茜:やった。命中♪
範彦:いや…まだです!!
N:倒れたと思ったカルトロップが起き上がりそのまま近くに居るちくわに腕を振るう
ちくわ:ふむ、着眼点は悪くないが甘いのぉ
N:ひらりと避けるとのその尻尾から光線を放つちくわ。その一撃を受け今度こそ動かなくなる。
ちくわ:詰めが甘いの、茜……に゛ゃっ!!
N:ちくわに油断が生じたその瞬間。潜んでいたカルトロップが一撃を加える
範彦:ちくわ部長!!
ちくわ:いたた…。人畜無害なネコを集中攻撃するとは、動物愛護精神が足らんっ!
範彦:あの…そいつら動物食べてるんですけど……。
東鬼:人畜無害ってお前さっき一匹のしたじゃねぇか…っと!!
N:東鬼が軽口をたたいた瞬間を狙ってか、蛇がその鎌首を擡(もた)げる
東鬼:来るか…相手してやるぜ!!
N:正面から蛇の突撃を受け止める東鬼
東鬼:痛って・・・ぶっ殺す!!
茜:東鬼君!!危ない!!
N:吼えた東鬼に蛇の追撃が迫る。そこに茜が磁力を操り蛇の突撃を遅くするが緩和しきれずまともに食らう東鬼
範彦:東鬼君!!
東鬼:ぐっ!!……へっ!!俺はまだ立ってるぜ!!
ちくわ:大したもんじゃが、血を流しすぎじゃな…
範彦:くっ!!まずは数を減らさないと!!えいっ!!
N:範彦の放った雷がカルトロップを弾き飛ばす。
範彦:後はその蛇だけです!!みんな集中攻撃を!!
東鬼:今度は俺の番だ!!うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
N:渾身の力を込めた一撃を放つ東鬼。その瞬間を狙っていたのか蛇がその体を叩きつける
東鬼:なっ!!……ぐっ!!
N:強烈な一撃を加えたものの、手痛い反撃を受け膝をつく東鬼
ちくわ:何をへばっておる!!お前がやらずに誰がやるのじゃ!!癒しの光よ…セイクリットブレス!!
東鬼:ちっ、言ってくれるぜ…。
N:ちくわの癒しの光を受け何とか立ち上がる東鬼、が、そこに止めとばかりに蛇が追撃を加える
東鬼:てめぇ…調子こいてんじゃねぇぞゴラァ!!
N:まともに食らった東鬼。その体がさらに膨れ上がる。
範彦:オーバーロード…
茜:衝動に飲まれちゃったのね…
ちくわ:まったく…ある意味敵より厄介じゃな
茜:早く倒さないと東鬼君が危険ね…私も必殺技出しちゃうわよ…私の声を喰らいなさい!!デモニックハウル!!
N:茜の口から音にならない叫びが発せられ指向性を持って蛇に叩きつけられる。それは蛇の動きを殺ぐのには充分だった。
範彦:僕も本気で行きます!!必殺!ケイオティックノヴァ!!
N:範彦の体からプラズマが撒き散らされ動きを阻害された蛇を打ち据える。そこに躯を肥大化させた東鬼が獰猛な顔で突っ込む
東鬼:ぶっ殺す……ッ!!ガァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
N:肥大化し、さらに強力になった東鬼の一撃を受け蛇がその動きを完全に止める
範彦:あ~、ひょっとして僕ただの引き立て役?
東鬼:へっ、なめんじゃねぇ…ぜ……
N:力を使い果たしたようにどうと倒れこむ東鬼。そのまま変身が解ける
ちくわ:やれやれ、勝手に大暴れして気絶か…。いい身分じゃなぁ
茜:あらw結構立派なのね♪
範彦:うぅぅ…コンプレックス
N:肥大化した体の影響で服ははじけ飛び、一糸まとわぬ姿の東鬼をみてそれぞれの反応を見せる茜と範彦
ちくわ:まぁとりあえず撤収するかのぉ


N:セラフィム大友市支部。支部長の高坂が事件の概要を聞き労を労う
高坂:ご苦労だったね。今回の件は偶発的な悪魔憑きの発生だという調査結果が出た。何者かの陰謀ということはなさそうだね。
ちくわ:それなら良いのじゃがな。
茜:でも最近悪魔憑き事件が多い気がするわ。校内は生徒会ががんばってるから大丈夫そうだけど…。
高坂:気付いていたのか…。最近悪魔憑き事件が増加しているのは確かだ。この大友市、そして光洋市でその傾向が顕著だな
範彦:原因は…なんなんでしょうか?
高坂:それは分からないが…何者かの陰謀の可能性もある。気をつけておいてくれ。
東鬼:う~ん…むにゃむにゃ
高坂:また何かあればよろしく頼むよ。
範彦:まぁ良いけど…そろそろ東鬼君を起こしたほうがよくないかな?
ちくわ:そういえば、こやつ夜、バイトがど~とか言っておったの
茜:今が7時だけど…8時からで間に合うのかしら?
東鬼:ん~バイトは10時からだぜ…。
N:眠そうにあくびをしながら起き上がる東鬼
範彦:あ、起きた
茜:おはよう東鬼君
東鬼:あ~わりぃ。鞄とってくれ。着替え入ってるからよ
茜:クスクス、寒かった?
N:毛布をかけられただけの東鬼に鞄を渡す茜
東鬼:悪いね、茜ちゃん
茜:クスクス、いい保養になったわ
ちくわ:ここで『定められた季節がない連中は大変じゃのぅ』とか言うと顰蹙(ひんしゅく)ものなんじゃろうなぁ
範彦:部長、自重自重
東鬼:よかったら店のほうにきてよ。シノギで指名してくれればサービスするからさ
茜:何のお店なのかしら?
東鬼:あれ?言ってなかったっけ?ホストクラブよ、ホストクラブ
茜:こら、高校生がそんなバイトしちゃだめでしょ!!
範彦:それ以前にうちってバイト禁止じゃなかったっけ?
東鬼:まぁ硬いこと言いっこなしってことでw
茜:もーっ お酒とか飲んだりしてないでしょうね?
東鬼:ん?どう思う?店に来て確認してよw
ちくわ:範彦、缶詰空けてくれんか?
範彦:う、うん。ほうっておいて良いの?
ちくわ:同い年のワシはホストクラブどころか、玄孫までいる身じゃがな…モグモグ
茜:そりゃぁ ちくわさんは 大人になって17年目ですもの
ちくわ:そういう御主は…ま、野暮は言うまい…
東鬼:そ・れ・に・俺ももう大人よ?見たっしょ?
茜:体だけ、ねw
範彦:うぅぅぅコンプレックス…。


N:次回予告
東鬼:やれやれ、やっとひとつの話終わったのか
ちくわ:そういうでない。全部つなげると長すぎるのじゃ
茜:そうねぇ。作者さんもっと短くできなかったのかしら?
範彦:なんか台本書くのはじめてみたいですよ?
東鬼:初心者だろうと書く以上はもっと構成考えてほしいぜ
範彦:あの…ところでこの先の予定見ると僕の出番が見当たらないんだけど…?
茜:あら?本当ねぇ…。何でかしら?
東鬼:あ?そんなの影薄いからそのままフェードアウトしたってことじゃねぇの?
範彦:そんなぁ…そんなのひどすぎるよぉ
茜:じゃぁ、最後の一仕事ね。がんばって範彦君
範彦:さ、最後って…。次回デモ…
ちくわ:次回デモンパラサイト第四話『生徒会』
範彦:……こんなことだろうと思った(泣)
東鬼:ちくわ、グッジョブw
ちくわ:あ、すまん。気付かんかった
範彦:…それ、とどめ?(泣)
茜:ちくわちゃん、フォローへたねぇ



あとがき

ようやく予定していた1話分が終わりです。分量を削るのがうまくいっていないですね。とはいえ説明を削りすぎると元ネタの関係上理解できないものになりそうですし…。何かうまい方法がないか考えてみます。

といいつつ次回作も長くなるんじゃないかと思っているわけですが…。

感想、アドヴァイス等いただけると大変うれしいです。

デモンパラサイト第2話

デモンパラサイト第2話『マイトとヴィシャス』


配役
御剣 東鬼(みつるぎ しのぎ):共生生物『ヴォージェ』により人並みはずれた身体能力と獣人に変ずる能力を持つ高校生。18歳
ちくわ:共生生物『モリオン』により光を操る能力と傷を癒す力を得た18年の歳月を生きる化猫 
森崎 茜(もりさき あかね):共生生物『ウォーコイト』により磁力を操作する力と人形を操る力を得た生物講師。2X才  
塚元 範彦(つかもと のりひこ):共生生物『カラドボルグ』により電気を操る力を得た高校生。17歳 
エージェント:悪魔憑きに対抗するNGO組織セラフィムのエージェント。ちょい役。東鬼orちくわとかぶり可
ナレーション:アクション入ると説明多くなっちゃいますね。がんばってください



東鬼(23)♂:
ちくわ(21)不問:
範彦(24)♂:
茜(24)♀:
エージェント(7)♂:
ナレ(25)不問:



N:力にはリスクが伴う。それは同じ力を持つものを呼び寄せることであり、そして力の大きさのあまり自我を削られることでもある。自我を保った悪魔憑きを〈マイト〉自我を失った悪魔憑きを〈ヴィシャス〉という…。これはマイトとヴィシャスの戦いをつづった物語


ちくわ:デモンパラサイト第二話『マイトとヴィシャス』


N:問題の病院は光洋市郊外にあった。すでに使われなくなって久しいのか錆の浮いた門がしっかりと閉じている。
東鬼:ちっ、しっかり閉じてやがる。やって壊せねぇことはないが結構音出るぜ?
茜:裏口とかないのかしら?
ちくわ:どこかに容疑者が使ってる出入り口があると思うんじゃが
範彦:う~ん、ちょっと探してみましょうか?
東鬼:んな、面倒くさいことしなくてもこのぐらいの門乗り越えられるぜ。
範彦:まぁ僕も多分大丈夫だと思うけど
ちくわ:全くお主は…。まぁ猫のわしに登れんわけはないが
茜:え~、あたし運動苦手なんだけど…。
東鬼:茜ちゃん一人ぐらいだったら俺が抱えていくぜ。俺の能力はこういうことに向いてるしな。
N:まるで猫科の動物のように手から鋭い爪を出し入れする東鬼。
東鬼:しっかりつかまってな。抱きついても良いぜ?w
ちくわ:ここで『体重が重いと不便じゃのう』とは言わんのじゃ
茜:言ってるじゃな~い!!
N:ひょいっと茜を抱え上げる東鬼。重さをまるで気にしていない様子だ
範彦:ちくわ部長…命知らずですね…。
東鬼:ま、さっさと行こうぜ


N:軽々と門を乗り越える3人と1匹
東鬼:軽いもんだぜ
茜:ありがとw
ちくわ:血の臭いがするのぅ
範彦:うー、きもちわるい……
東鬼:ちっ、何かいやがるみたいだな……
ちくわ:油断するな……む!?
N:窓から振ってくるベット。茜以外の三人はそれに気づく
東鬼:危ねぇっ!!
茜:え?なに?
N:茜を抱えて横っ飛びに飛ぶ東鬼
範彦:任せて!!ハァッ!!
N:電光一閃、範彦の気合に答えて雷がベットを粉々に粉砕する。決まった…範彦がそう思った瞬間
範彦:いだだだだだ、破片が破片が
ちくわ:しまらんのぉ。こっちにいれば安全だったものを
茜:あ……ありがとね、みんな
東鬼:誰だ!!
N:ベットの振ってきた窓をにらみつけ東鬼が吼える。何者かの顔が窓からチラリとのぞき、舌打ちをして奥に消える
東鬼:待ちやがれ!!
範彦:部長、追っかけますよ!
ちくわ:分かっておるわい、お主らでも通れるルートで進むとなると、面倒じゃな
東鬼:俺は上から回る!!ちくわ、肩に乗れ!!
範彦:いいなぁヴォージェは…。
ちくわ:範彦、茜。お主らは下から回れ挟み撃ちにするぞ
茜:無茶しないでね?
東鬼:任せろ。そっちも気をつけてな
ちくわ:東鬼は存在自体が無茶じゃからな、気にしても始まらんぞw
茜:これでも先生だもの
N:爪を出し壁を登っていく東鬼
茜:私たちも行こうか、範彦君
範彦:あ、はい。まってくださいー



N:病院の廊下は薄暗く、二人は慎重に歩を進めていた
茜M:ちょっと怖いし…。悪魔化しておいたほうがいいわよね…。
茜:範彦君、悪魔化するわね
N:言うが早いか茜の顔が外骨格に包まれていく。ウォーコイト独特の昆虫のような顔だ。
範彦:うう、先生の変身、あんまし見たくなかった……
茜:………範彦君、あれ…。
範彦:え?……血痕…ですね…
茜:えぇ…この部屋は…手術室ね
範彦:うひー、ぞくぞくしてきますねぇw
茜:そうね…。
N:手術室をそっとのぞく茜。中では二人の男が銃を構えにらんでいる
茜:確か彼らは…
範彦:セラフィムのエージェントですね
エージェント:誰だ!!
N:銃を撃とうとして弾が入ってないことに気づいて投げ捨てる男
エージェント:チッ!!
茜:あ、私セラフィムの外部協力者で森崎茜ともうします
範彦:えっと、同じく塚元です。敵じゃないですよ
エージェント:………味方か……よかった…。銃を向けてすまなかった
茜:いえ、お気になさらず
範彦:銃向けられるのって怖いんですね。また映画観る時の目が変わるなぁw
茜:馬鹿なこと言ってないの。めっ
エージェント:われわれは大丈夫だ…。バリケードを作ってここに隠れている。早く敵を排除してくれ。
範彦:何とか逃げることはできないんですか?ここは危険ですよ
エージェント:俺は大丈夫だが…相棒がな…。
N:もう一人の男は足に大怪我をしていた。
エージェント:後で迎えに来てくれると助かる
茜:わかりました。とりあえず応急手当だけしておきますね
エージェント:感謝する。

N:一方、壁を駆け登り4階の窓から侵入したちくわと東鬼
東鬼:足音は…下か!!にがさねぇぜ!!
ちくわ:慌てるな…ちょ、待つのじゃ!
N:走り出す東鬼をあわてて追いかけるちくわ
ちくわ:さっきチラッとだけ見えたわ。あの虫のような顔、獣と人を混ぜたようなボディ、あれはおそらくカルトロップじゃ
東鬼:一番よわっちぃヴィシャスか。へっ、敵じゃねぇぜ!!
N:3階に降り視線をめぐらすとある部屋の前でしきりにノックをするカルトロップの姿を見つける。あわてているのか二人には気づいていないようだ
ちくわ:(小声で)まだ二人は上がってきてないようじゃな…。
東鬼:(同じく小声で)ビンゴみたいだぜ。ぶっ潰そう
N:言うが早いか
東鬼:おらぁ!!
ちくわ:…慌てるな…と、言いたいところじゃが…遅かったか
N:いきなり飛び出しカルトロップの後ろから飛び蹴りをかます東鬼。その勢いで扉が開く
東鬼:っ!!?
N:瞬間、東鬼の体が何かにはじかれ宙を舞う。そこに現れたのは
ちくわ:巨大な蛇……路地裏のはこいつの仕業じゃな…
N:蛇は東鬼とカルトロップを巻き込んだまま廊下の壁を突き破る。宙に投げ出される東鬼
東鬼:うぉっ!!
ちくわ:大喰らいなわけじゃ、随分なデカブツじゃのぅ…と見ておる場合じゃない!東鬼、無事か!?
N:何とか中庭に着地した東鬼。続いて蛇も落下し大きな音を立てる


茜:な…なにごと…って東鬼君!?…あぁ…また突っ込んじゃったのね…。
範彦:茜先生、ため息ついてる場合じゃないです。早く助けに行かないと
茜:そうね…行くわよ。範彦君
範彦:はい!!


ちくわ:まったく…わしが猫でよかったのぉ。じゃなきゃわししばらく降りるのに時間がかかっていたところじゃ。よっと、着地も見事じゃろ?
東鬼:へっ…相変わらず余裕だな。…しかし、こいつは大物だな…。解体(ばら)しがいがありそうだぜ!!
N:蛇の落下の音を聞きつけたのかいずこともなくカルトロップが向かってくる
東鬼:やれやれぞろぞろと…いいぜ…まとめてかかってきな!!
N:そういった東鬼の体が膨れ上がり躯が毛で覆われる。雄雄しい鬣をもったその姿は百獣の王ライオンを思わせる姿だった。



N:次回予告
範彦:あれ、いいところなのにもう終わりですか?
茜:まぁ時間の都合なの。あんまり言っちゃだ・め・よ?w
ちくわ:しかし…東鬼、お主無茶しすぎじゃ。こっちの寿命が縮むぞ
東鬼:……お前それだけ生きてまだ長生きする気なのか?
ちくわ:当たり前じゃ。お主らが一人前になるまでわしが倒れるわけにはいかんからのぉ
範彦:さて、次回はついに現れた事件の犯人(?)の巨大蛇との戦いです。僕の活躍しっかり目に焼き付けてくださいね
東鬼:は?お前活躍したっけ?
範彦:え~~~!!僕あんなにがんばったのに…。
ちくわ:ほれ、範彦あんまりもたもたしてるとまた東鬼にタイトルコールとられるぞ
範彦:あ…はい。次回デモンパ…
茜:次回デモンパラサイト第三話『NGO組織セラフィム』~♪
範彦:え…………えぇぇぇぇ!!!?
東鬼:さすがに今回は俺でも自重したのに…w
茜:え~やってみたかったんだもん♪
範彦:ぼ…僕のセリフが…。
ちくわ:茜…お主鬼か…。



あとがき

第二話アップです。相変わらずリプレイというよりも台本という形に仕上げております。


セリフ数のバランスは取れたと思うんですがナレーションが一番しゃべる台本に仕上がっちゃいました。反省が必要ですね。今回でこのお話には区切りつけれるかなぁと思ったんですがだめでしたね。どうしても分量が多くなりがちです。そして自分の説明の下手さに愕然。もうちょっと知らない人でも分かるような台本にしないとなぁ・・・。

デモンパラサイト第1話

デモンパラサイト第1話『ミステリ研』


配役
御剣 東鬼(みつるぎ しのぎ):18歳。高校3年生。強引で軽い性格をしている。
ちくわ:ネコ。18年の歳月を生きる化猫。光洋学園ミステリー研究会の部長を勤める。
森崎 茜(もりさき あかね):?歳。ミステリ研の顧問を務める非常勤講師。
塚元 範彦(つかもと のりひこ):17歳。高校3年生。ホラーマニアでいじめられっこ
校長:光洋学園の校長。NGO組織セラフィムとかかわりが深い。手紙だけでの登場。

ナレーション:説明役。今回だけ台詞少な目



東鬼(22)♂:
ちくわ(14)不問:
範彦(18)♂:
茜(16)♀:
校長(3)♂:
ナレ(6)不問:



N:悪魔憑き……悪魔寄生体と呼ばれる寄生虫に寄生され、それによって人を超えた力を手に入れたものたち。一般には知られていない社会の裏側…そこに生きるものたち…。この物語はそんな彼らのお話



東鬼:デモンパラサイト 第1話『ミステリ研』



N:光洋学園には不思議な組織がいくつか存在する。ひとつは揉め事を武力で解決する生徒会。ひとつは金さえ払えばどんな仕事でもやってくれるボランティア研究会。そしてこのミステリー研究会もまたそのひとつである。
茜:みんな~ちょっといいかしら~?
ちくわ:なんじゃ。森崎女史。
範彦:それ…手紙…ですか?
東鬼:………グーグー(いびき)
茜:久しぶりの依頼よ。さっきポストに入ってたの
N:ここミステリ研では学園内外で起きる不思議な事件の情報を集め人知れずそれを解決している。
範彦:白い封筒に天使のシールの封…。校長からですね。
ちくわ:ほう・・・それは、ホレ、開けるのじゃ
茜:ちくわちゃんったら自分で開けられないんだからw
ちくわ:猫だから仕方なかろう。ほれ、はよせい。
範彦:え~っとなになに
校長(手紙):最近学校周辺で野犬や浮浪者が姿を激減させている。
範彦:・・・いいことなんじゃ・・・?
ちくわ:甘く見てはならん!大抵の社会において、減るよりも増えるほうが速度が遅いのじゃ
東鬼:スースー(寝息)
校長(手紙):調査をしたところある路地裏で大量の血痕とともに大型の獣に食い散らかされたように見える人の腕が転がっていた。
範彦:……うわ…。
校長(手紙):セラフィムはこれを悪魔憑き事件と判断し調査隊を派遣したが調査隊は誰も戻らず、ある廃病院で遺体が見つかった。至急調査し原因を排除せよ。
茜:ん~?どうしたの?深刻な顔して。何が書いてるの?
範彦:これ…見てください…。
茜:ん、どれどれ…まぁ大変じゃない。セラフィムも犠牲をだしちゃったのね……
東鬼:むにゃむにゃ
ちくわ:東鬼、いつまで寝とるんじゃ!!(バリッ)
N:東鬼の顔を引っかくちくわ
東鬼:いってぇ……何しやがんだ、あ゛?
ちくわ:この街にワシの息子、孫、ひ孫、玄孫(やしゃご)、それ以降がどれだけおると思っとるのじゃ!ワシの家族を守るためにも、この事件を解決せねばならぬのじゃ!
範彦:うわあ、部長に火がついちゃった、もう止めらんない
東鬼:………?何があったんだ?



東鬼:つまり、最近怪談話の舞台になってたあの廃病院に悪魔憑きが潜んでるかも知れねぇってことだな?
範彦:そういうことです
茜:幽霊は……お肉を食べないわよねぇ
ちくわ:しかし廃病院か・・・犬連中ほどではないが、薬の残り香は苦手じゃのぅ
範彦:街に巣くう怪物、恐怖の廃病院、そそるシチュじゃないっすか
東鬼:ったく、かわいい子がいるならともかく何で俺がそんなとこ行かなきゃならねぇんだ…。
茜:そう言わないの、またご飯おごってあげるから……ね?
東鬼:はぁ…茜ちゃんの頼みならしかたねぇか…。
茜:こら、先生でしょ?
東鬼:いいじゃん茜ちゃんでさ
ちくわ:おぬしに威厳が足りんのじゃ
茜:そんな事言っても~これが地なんですもの…。
ちくわ:やれやれじゃな
茜:ほら先生…ね。分かった?
東鬼:へいへい。分かりましたよ茜ちゃんw
茜:も~!!
東鬼:ま、とりあえず行ってみるか。ところで範彦くぅん
範彦:な、何かな…?
東鬼:わりぃんだけど金貸してくんねぇ?今月ちょっとピンチなのよ
範彦:ま、待ってよ、先週も2千円貸したじゃないかあ
東鬼:気にすんなって
範彦:そんな~
N:茜に助けを求めるような視線を送る範彦
茜:クスクスw 仲いいわね~
N:視線に全く気づかずニコニコと二人を眺める茜
ちくわ:金なんぞなくても、女子高生の前で小首をかしげて鳴けばイチコロじゃぞ?
茜:それはちくわちゃんだけだと思うけど…。
東鬼:猫にはわかんねぇよなぁ。服買うのにお金がかかるんだぜ?
ちくわ:日々、節制を繰り返しておる方がもしもの時に備えられるのじゃ
茜:あ、そうだ。お弁当買って行きましょう
載彦:無視!?

東鬼:4000円で良いからよ。貸してくれよ
範彦:うう、『変態村』のDVD買うはずだったのに…
東鬼:サンキュ
N:東鬼にかつあげされる範彦。すでに涙目だ
東鬼:んじゃ、さっさと終わらせようぜ。夜からバイトなんだよ







N:次回予告

東鬼:え?ここで終わり?ここから俺の大活躍なんだけどなぁ
ちくわ:おぬしは無茶してるだけじゃろうが。フォローするわしらの身にもなってみろ
範彦:僕のお金…。
茜:次回はいよいよ廃病院に突入します。みんな期待しないで待っててね。
範彦:先生まで僕を無視するんだ…orz
ちくわ:範彦…不憫な子じゃなぁ
東鬼:分かった分かった。ほれ、次回のタイトルコール譲ってやるからよ
範彦:え?いいの
茜:もちろんよ~範彦君がんばって
範彦:は、はいっ。次回、デモンパラサ…
東鬼:次回、デモンパラサイト第二話『マイトとヴィシャス』
範彦:え、え~~~
東鬼:あ、わりぃwあんまり遅いから待ちきれなかったぜw
ちくわ:東鬼、あんまりいじめるでない



あとがき

え~っと記念すべき一作目です。原作がTRPGしかも自分がやったセッションを元にしてるのでリプレイ風味でありながら台本という体裁に整えました。続きはそのうち書こうかと思いますが、他のPLやGMに怒られたり嫌な顔をされた場合はこれ自体すぐに消します。

誤字脱字・感想・文句等々ありましたらよろしくお願いします。

二年ぶりにこんにちわ

え~非常に長い間ここ空けていてすみませんでした。

およそ二年ぶりの登場となります。JOKERです。



まぁ何で空けていたかって言うとですねパスワード忘れただけなんですよねw

まぁそれにメールアドレスの変更とかいろいろあって確認もできなかったってのが現状です。


しばらく手を離しているうちにトラックバックとかコメントとかがあらされ放題になっていてしかもそのつど携帯のほうにメールが届くわけですね。

もういい加減うざったいというわけで何とかパスワード思い出して帰ってきました。


二年前と比べると環境も大きく変わっているのでちょっと前とは違うかも知れませんがたま~に更新するってことでひとつよろしくお願いします。

ちょっと気づいたこと

なんか最近TRPGのブログ増えてない?


私が創めたころはTRPGのブログなんてほとんどなかったと思ったんだけどなぁw


まぁ、私にとってはいい傾向なのでうれしい限りなんですが。


でも最近の風潮を見てると私がはじめたころよりもTRPGは普及しているように思えます。


まぁ、私がはじめたころはTRPG暗黒時代とかいわれてるわけですがねw

最近のこと

なんていうかあれですね。


忙しくてもかけない、暇でもTRPGやってるから書けないっていうジレンマがw


前にも書きましたがうちのサークルに新人さんが入ってきたのでそのへんと適当に遊んでました。



さて、では近況なんかを。


キャンペーンのGMをやることになりました。

システムは以前にも紹介したブレイド・オブ・アルカナなんですが、今回は一味違います。


最近発売されたブレイド・オブ・アルカナthe 3rd Editionです。


今回用意したシナリオは歴史の語られなかった部分に焦点を当てたキャンペーンをやろうかと。


ブレカナ2ndの時から3rdでは10年後の設定とそれまでの歴史が語られています。

その間にエステルランド王国の王子アンセルは神聖ヴァルエステ王国の王になってその間に様々な事件が起きています。


その歴史の中で語られていない部分が数多くあります。(シナリオソースのためにあえて語っていないのでしょうが)


その一部を切り取って歴史を追っていこうかと。

まぁ、どうなるかがプレイヤーしだいな部分が大きいのでかなり不安な部分はありますががんばって見ます。

新人さんいらっしゃ~い

どうも、久々の更新です。


ここ最近何してたかというと忙しくて何もしていません。

いや、コンシューマゲームはやっていたんですよ。でもまぁ、コンシューマーゲームのことを書いても仕方ないので。(まぁ、自分が面白くないだけですがw)


でまぁ、時期柄いろいろなところで新しい出会いが多いこの時期なわけですが、うちのサークルにも新しい人が入ってきています。


しかも今年はTRPGをがっちりやりたいって感じの人が。


ここ数年うちのサークルに来る人数が減り、TRPGをやりたいって人もだんだんと減っていました。

そんな中でこの新人さんの参入は嬉しいかぎりです。


今年1年楽しくなればいいなぁw

うがー!!

どうも。最近ちっとも遊べてません。

まぁ、ちょっと気になったことなんぞを書いてみようかと


最近インターネットを徘徊する機会が増えました。そこで気になったことがあります。


マナーってなんだろう?



もちろん言葉の意味も知っているつもりですし、今までマナー違反を言われたこともありません。自分は品行方正なつもりですから。


・・・すみません、調子に乗りました。


某巨大掲示板群では日常のように荒らし(関係ないことをいい場の雰囲気を悪くすること)が横行しています。

またそうでないところでも荒らし行為というのを良く見かけたりしますし、周りのことを考えない発言をしていることや、あえて他人を傷つけようとしている発言も目にしました。


思うのですが、インターネットという世界では非常に匿名性が高いです。もちろん誰がアクセスしているかなどを知る方法はありますが専門的な知識が必要な上合法とも言いがたいのでお勧めできません。


その世界の中では言葉というものに現実の社会の中よりも気をつける必要があると思うんです。もちろん普段からマナーは心がけるべきですが。


人とコミュニケーションをとる上でなによりも大事なことは相手を不愉快にさせないことだと思います。


まぁ、こんなことを思ったのもネット上の掲示板で行われたゲームでマナーを知らない人に腹を立てたからなんでしょうけどね。


駄文でした。

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