今年は、『シン・ウルトラマン』『トップガン・マーベリック』とベストに入れたい作品が多いですが。今のところ、僕のベスト1は『ブラック・フォン』です。いやぁ~本当に大傑作です。なるべく、何も情報を入れずに見てもらいたいので、ブログも一応ネタバレせずに書きますが。『オーロラの彼方へ』や『シックス・センス』
TBS系列のドラマ『テセウスの船』
と書いて。ピン!ときた方に、是非ともオススメしたいのが『ブラック・フォン』です。
原作はスティーブン・キングの息子で作家のジョー・ヒルの短編小説「黒電話」。僕は読んでませんが。映像化を見る限りでは、スティーブン・キングの要素が沢山入っていて、親父の作品? って思ってしまうほどです。しかも、ホラー作品なんですが。キングの作品で評価の高い映像化作品。『スタンド・バイ・ミー』や『ショーシャンクの空に』『黙秘』『11/22/63』
のような味わいのある作品に仕上がっている。じゃあ、そんなに怖くないんだな? と、思ったあなた!! まぁ、ビックリするほどのジャンプスケア演出がありますので、覚悟しておいてください。僕が見た映画館ではドリンクをこぼすお客さんが多数いたので(笑)
監督は、『エミリー・ローズ』『ドクター・ストレンジ』
のスコット・デリクソン。僕が、この監督の作品で好きなのが『ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ』『NY心霊捜査官』
なんですが。両作品が好きな理由は、デヴィッド・フィンチャー監督の作品の影響下にあるなと思ったからである。やはり、フィンチャー監督の『セブン』は、すごかったんだなぁ~と再確認しました。フィンチャー世代の作品では、『ドント・ブリーズ』
最近だと『ザ・バットマン』
なんだけど。今回の『ブラック・フォン』が、フィンチャー世代の最高傑作だと僕は思ってます。『セブン』『ファイト・クラブ』『ゾディアック』
と全部のっけ盛りで、お腹いっぱいです。
と、なるべくネタバレせずに書きましたが。思わずラストでは、目頭が熱くなりました。ちょと、ヒットしてないせいか。劇場での公開がもうすぐ終わりそうなので。興味のある方は、直ぐに劇場へ足を運んでください。
では(^^)/