ご機嫌麗しゅう。

JokArt au Legal(ジョーカートオルゴール)、Dr:蓮沙です。



Web上という公の場に文章を載せる以上、

「毒にも薬にもならない」、いわゆる駄文しか

書かない、というのが私の信条なのですが、

たまには真面目な話でもしようかと思います。




お題は『浮気について』。




皆様、「浮気」について、どう思われますか?

また「浮気」をした事はありますか?



私が思うに、「浮気」をした事の無い人、というのは

居ないのではないでしょうか。



私個人で言えば、「浮気」はしょっちゅうです。


ついつい、色々と手を出してしまいます。




私の悪い癖ですね。。。。





・・・。






説明不足で申し訳ございません。




『音楽』の話です。


正確に言えば『音楽の浮気』について、ですね。




私が小・中学生の時に、初めて夢中になった音楽は

ビジュアル系でした。


ちなみにこの頃は音楽は聴いているだけで満足だったので

楽器を始めようとは全く思いませんでした。


楽器を始めたきっかけは・・・また機会があればその時にでも。



そして高校一年生の時に、当時日課であった

中古CDショップ巡りの際に、たまたま買ったアルバムが

MEGADETH『Countdown to Extinction(邦題:破滅へのカウントダウン)』

というアルバムです。


確かセールで500円であったと記憶しています。



それまで洋楽のCDを買った事は無かったのですが、

買った理由は、安かったから、バンド名を聞いた事があったから、

そしてジャケットに何となく惹かれたから、という理由でした。


当時、洋楽のメロディラインが耳に馴染まず、自然と

拒否反応を示していた私にとって、このアルバムは聴いた瞬間に

新たな世界が広がった・・・というと大げさな表現ですが、

そんな印象を与えたアルバムでした。


それから、一気にHR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)に傾倒し、

色々なCDを買い漁りました。


ジャーマンメタル、ゴシックメタル、NWOBHM、LAメタル・・・。



ブラックメタルに出会ったのも、この頃ですね。


出会いは忘れもしない、町田市立図書館です。



私は東京の町田という場所の出身なのですが、ここの図書館は

CDの扱い数が多く、漫画は勿論、バンドスコアや雑誌まで

置いているという、高校生でお金の無い私にとって非常に重宝する場所でした。


ブラックメタルというジャンルは、青少年の育成には程遠いジャンル、

且つマニアックなジャンルなのですが、そんなCDまで置いている

町田市立図書館は、寛容というか、やはり凄いと思います。


そこで借りたのがEmperorというノルウェーのバンドの

『Anthems to the Welkin at Dusk(邦題:闇の賛美歌)』です。


これも初めて聴いた瞬間に、新たな世界が広がった、というか

「ドラムってこんな音が出せるの?」という印象でした。


そこから、ブラックメタルやデスメタル、バイキングメタルなどを

好んで聴くようになりました。


特にバイキングメタルにはかなりハマりましたね。




その頃には私の生活の中心は音楽になっており、

学校に行かず、家のケーブルテレビでMTVばかり観ている

日々が続きました。



そんなある日、「CLASSIC MTV」という番組をたまたま目にしまして。


そこでThe Power Station『Some Like It Hot』のPVを観た瞬間に、

また自分の中で、新たな世界が広がった訳です。


イントロの印象的なドラムから始まり、ボーカルの渋い歌声、

そして全編にわたるファンキーなベースラインと、HR/HMを思わせるギター。


加えて、PVの中のギタリストとベーシストの格好良さに一目惚れしました。


すぐさま、The Power Stationの1stアルバム『The Power Station』を買いに走り、

そのギタリストとベーシストが実はDuran Duranのメンバーだという事が分かり、

そこからDuran Duranのアルバムを買い集めました。



その頃には「他にも良いバンド(アーティスト)はいないか?」という

発掘の目的で、「CLASSIC MTV」を観ており、そのお陰で、


「Michael Jackson」「Madonna」「Cyndi Lauper」「Belinda Carlisle」

「U2」「Men at Work」「a-ha」「Dead or Alive」「Yes」などなど、

色々なバンド(アーティスト)と巡り合う事が出来ました。


更には80年代のUKにハマり、「Echo & the Bunnymen」を聴いたり、

マッドチェスターにハマり、「The Stone Roses」を聴いたり、

その他「The Cure」「The Smiths」など、

暫くは『I Love 80's』な時期が続きました。



そしてそれは邦楽にも及び、TMN、米米クラブ、ユニコーン、

工藤静香、渡辺美里、浜田麻里、等々、

好きなアーティストを挙げればきりがありません。


他にも、メロコアにハマった時期や、スカコアにハマった時期もありましたね。




そんな紆余曲折を経て、現在に至る訳ですが、私自身、

色々な音楽に巡り合えて本当に良かったと思っていますし、

それによって、価値観が広がったと、個人的には思っています。


勿論これからも、まだまだ世界中には私が聴いた事の無い音楽が沢山ありますので

そんな音楽と出会う日を楽しみにしたいと思っている訳ですが。



一途なのも良いですが、「恋は盲目」とはよく言ったもので、

一つの事に縛られ過ぎるのは、逆に自分の考えや価値観を

狭めてしまう事だと、私は思います。


食わず嫌いは勿体無いですよね。


なので、「浮気」も、人生には大切じゃないかと思います。



・・・ちなみに当然、「音楽」の話ですよ。




そんな訳で、JokArt au Legalも、これから色々な

リリースがあると思いますが、食わず嫌いの方も含め、

色々な人に聴いて貰えたら、嬉しいですね。


勿論、今までJokArt au Legalを好きになって頂けた方には

これからも聴いて貰い、LIVEにも足を運んで頂ければ幸いです。


そして、他の様々な良い音楽と一緒に、日々の生活、お気に入りの音楽の一つに

これからも加えて貰えれば、それは私達にとって、とても幸せな事です。


どうぞよろしくお願いいたします。




本日はとても長くなってしまいました。


以上、蓮沙でした。