7/10日、

JokArt au Legal

1st single 『アリス』が店頭発売されまして。


PVを先行公開していた時Rock Corpseの歌詞が知りたい!

というコメントや解説コーナーをやって欲しいというコメントをいただきましたので、

今回発売を記念して、解説させていただきます。



例によって長くなる気がしますので、

気合を入れてお読み下さい。







死んだはずの曲

今でも口ずさむ

棺おけ開ければ

奴隷が頭を振る



・死んだはずの曲、というのは実は結構キツイ意味が込められてまして。

もう昔から大先輩のアーティスト様、海外のバンド様、色々なところで

『Rockは死んだ』と歌われてきました。


それぞれアーティストさんによって解釈や理由は違うのですが、

俺ももうとっくにRockは死んでる世の中だなぁと思いながら生きてきました。


でも今そのいわゆるRockな曲、を今でも口ずさむし、



棺おけを開ければ、

つまりその曲を聴けば頭を振りたくなるほど心が躍ると。

そういう意味です。


ここで『奴隷』という言い方にしたのは現代日本社会への皮肉で、

民主制って結局責任半分国民が強制的に持たされるシステムってだけで、

そっちにはそっちの世界としきたりがあるんだろうし、

変えられないものもあるんじゃないの?

そういう人たちが発信する政治や法律には従わないと生きていけんし、

まあ奴隷と皮肉も言ってやりたくなるぜ、という嫌味が←込められていました。





待ちわびたPUNKS

ナチュラルな怒り

壊れてるなんて

そんなの昔から

・待ちわびたPUNKSというのは、

まあ抑え付けた分跳ね返りもあるのが自然なことなので、

そろそろ平和も崩れ去るだろうし、なんならそれを待ちわびてる人も少なくないぜ、

という意味合いです。

・いつの時代どんな書物も、どんな歌詞も、どんな漫画も、どんな昔の時代だろうと、

人間はいつだって壊れてる、

今が壊れてる、おかしいわけじゃない。そんなの昔から、人間結構おかしいことしてるよ。という意味合いです。







殺されたはずの

エレキが鳴いている

棺に眠らせた

プロデュースを憎む



・前半は意味合いは一緒です。


・棺おけにぶち込んだのは勘違いの規律や勘違いのモラルが根本のような気がする、

縛る方向ではなく楽しく生きることにもう少し譲歩した法律や政治をしていれば、と憎みたくなる、という意味合いです。





一つ剥がせば

堕天に舞うセレブ

我慢の末に

奴隷は踊りだす



・人間一枚皮剥がせば堕ちていける生物だ。


・抑え付けられた時代の我慢はそろそろ限界なような気がする、

我慢できなくなった奴隷がそのうち踊りだすよー。怖いよー。


って感じの意味合いです。






どこまでも続かない一つだけの世界

モラルが空を飛び

地下室を育てた




・永遠はない。

それが現実なので、どんだけ上手く政治をしようが、

平和や見せ掛けっていうのは、いつまでも続くわけじゃない。


・勘違いのモラルで抑えつけられているので表面上大人しいが、

内心反乱分子を育てちゃうのが自然な流れよー

という意味合い。





願いすぎた平和

街は綺麗になる

ライブハウスはどうなんだろう?

死体の指が動く




・世の中は結局バランス

何かをずっと一番にし続けることはできない。

例え一つが平和、一つが争いであったとしても。


・今はそうして規律で街は綺麗になっていくけど、

勿論ストレスを溜める人がいる。


どうしてライブハウスというものがあるのか。

どうしてライブハウスで頭を振り乱して暴れたいのか。

それには理由があるし、そういう人達はみんな心のどこかで、

逆らえない本能がある。


・だから死んだはずのRockの死体の指が、時々動く。







英語の部分。

英語の部分は上記の繰り返しの内容を英語にしたようなものです。






はい、というわけで。

以上解説でした。


実はですね、Rockってなんですか?と聞かれると、

実のところ返答に困ります。


一言では全然言えないんですよね。

感情的なものなので、説明しにくいというか、

一言でジャストヒットする言葉が浮かばない反面、

Rockという一言で感情がまとまる瞬間っていうのがあるんですよね。


例えばですけど、

夢を諦めるっていう行為があるじゃないですか?

あれは結構絶望的なことで、

かなりの精神ショックも受けるし、人生どうでもよくなっちゃったりします。


そんなとてつもない絶望行為が、

時代や周りの環境で仕方なく行われている時代なんですよね。


誰もが追えるものじゃないし、

誰もが好きなことばかりできているわけじゃないし。


俺はそんな中、そういう正体すら掴めない壁に対して喧嘩を売るのも、

そして、そんなの無視してやっぱり夢を追ったりすることも、


ああRockだなぁと思うわけなんです。



時代を憎む人っていうのは常々いますけど、

最近そういう歌聞かないなぁと思って、

書いて次第です。



作品化した時結構バッシングされるもんなんかな、と思ったんですけど、

意外と何も言われなかったかなぁ。




強制的に夢を追え!というのも違うし、

こんな時代だから辞めときなさい、というのも違うので、

もし共感して応援することができればいいな、というのが真意です。



よかったら今日アリスを買った方々、

また聴いてみてくださいね。



以上長くなりましたが、

解説でした。


読んでくれてありがとー。




【1st Maxi Single『アリス』】

http://www.youtube.com/watch?v=5KAH3rXHLNg


【購入方法】
6/19よりLive会場限定、先行発売中。
会場購入特典:ポスター付(※数に限りがございます)

店頭でのお買い求めは7/10より、ライカエジソン様全店舗にて。

通販でのご購入をご希望の方、またはお問い合わせは
ライカエジソンWEBショップか、「ライカエジソン東京店:03-3369-3119」まで、

お電話をお願いいたします。


ライカエジソンWEBショップ

PC版

携帯版




☆JokArt 浩太ぐるっぽ☆

http://group.ameba.jp/group/ABj1e_Mjoa7A/


【1st singele アリス一部動画】

http://youtu.be/5KAH3rXHLNg



2011年7月23日(土)渋谷RUIDO K2

ID-JAPAN Presents“Death trap-GIG”
オリガミ・GremlinS CD発売記念合同企画『Sacrifice Vol.2』


OPEN 15:00 / START 15:30
ADV:3,000 DOOR:3,500(ドリンク別)

【出演】JokArt au Legal / GremlinS / オリガミ / 針槐 / Golbeza / llll(リグロ) / シルヴァ / JILLED RAY / Galtz / 継続セッション「RiNG」

・チケット
6月18日 Death trap-IDにて優先チケット先行発売(No.1~50 シャッフル)
6月25日 e+(イープラス)にて発売

※バンド予約有