はい、今回もやって参りました。
最近歌詞に目を向けてもらえる機会も多く幸せな立場です。
ありがとうございます。
ハーメルンの頃からある、月夜の王様。
ご存じの方多いと思います。
解説させていただきます…
な、長そうだなぁ…←
でも終わる恋
僕だけに愛をねだる
プライド守る君は
愛口だけに
願うままで
弱いままで
冒頭からいきなり「でも」で始まるという、
ちょっと俺の中でかっこつけた始まりになってるんですけど←
でも、から始まることで、「恋とは終わるもの」
そしてもっと真意では「こんな自分では終わってしまって当然か」という意味があります。
僕→これぼく。じゃなくてしもべ。なんですけど、
上下関係を恋人との間で築いて立場が上にじゃないと愛を恋えない、という意味です。
そこでプライド守ってるという意味ですね。
愛は口だけ、行動じゃなくて言葉だけ。
幸せにしてあげるわけじゃなく、願うだけ。
そんな自分って弱いね。って意味です。
包帯ごと愛されたくて
求めてたこと
それは本当に悪いことだったのかな
弱い自分を受けとめてほしくて、
弱い自分を直すこともなく受け入れて欲しかった、
それって悪いことなんだろうか…という意味です。
闇夜に照らした
細い月の明かり
この傷さえ あぁなかったら
太陽も愛せているのに
絶望が終わるかもと思えるほどのほそーい希望
っていう意味が
闇夜に照らした
細い月の明かり。にあたります。
人は生きていれば後悔もあるし、トラウマもあるし、言い換えれば教訓もあります。
希望ばっかり追いかけてて傷つき慣れてしまった人間はむしろ闇にいたほうが落ち着くこともある。
そんな自分になってしまって、
希望すら愛せなくなってしまった、っていうのが
後半にあたります。
優しい君は遠いけれど
逃げることから逃げれれば
それだけができていれば
Aメロの意味も加えれば
愛してもらってる僕(しもべ)が遠い存在
一生懸命愛してくれてるのに自分は希望をつかめないから、
存在がどんどん離れていくわけです。
相手は愛してくれることに一生懸命なのに、
自分は過去ばっかり気にして愛せてない上に愛してもらうことだけに必死なので。
そんな自分がよくわかってるんだけど、
逃げる。という行為から逃げれたら。
それだけができていれば、ちょっと違ったのかも。という意味です。
垂れる蜘蛛の糸
恋する人
君の上でプライド守る僕は
愛欲しいままに
古傷かざして
君を犠牲にする
垂れる蜘蛛の糸→ほっそーいけど死ぬほど掴みたい希望
説明でわかった人もいるかもですが、
最初の
プライド守る君は、と。
プライド守る僕、
同一人物であり、
最初は逃げてるから君。
受け止めだしたから二回目のAメロは僕。という風になってます。
自分はこれだけ不幸なのさ、ということで同情とも気付かずに
愛をもらってる
そして愛を返してあげない。
君をそんな風に犠牲にしている、という意味です。
全て拒まずに
愛されたくて
弱さをあえて見せてた
王様傷隠し
かざしたボーダーライン
大切にするなら
あぁ何故強く変わりはしなかったかな
前半はそのままの意味で、
ここがちょっとわかりにくいのですが、
王様→プライド守る僕
ってことで、
自分的には立場上、とか思ってるのでそれを表現する意味の王様。
でボーダーラインっていうのは、精神病の一種のことで、
それはちょっと説明が長くなるので調べていただくとして←
相手を大切に思うなら
何故愛をもらうことばかりではなく、
与えてあげたいと、強くなろうとは
そう変わることはできなかったんだろうか。という意味です。
闇夜に照らした
細い月の明かり
この傷は犠牲にしよう
優しくもなれるだろう
優しい君は遠いけれど
壊れてもまた救うのは
またそれも思い出だろう
えっと前半のサビと違う部分は
もう終わった恋愛を振り返ってるという視点です。
実はもう別れてました恋人たち。というのがここで明らかになります。
失恋は強くなるための犠牲にしよう。
優しくもなれるだろう。という意味です。
優しくなかったですからね、前半。
壊れてもまた救うのはまたそれも思い出。
ここがちょっと色々意味が含まれていて、
壊れても→失恋のショックで絶望だらけになっても。
不思議なことに良い思い出も思い出してみると、
何故か明るい気持ちになる。
それに救われて壊れてた自分が元に戻って、
もしかしたら強くなれるように頑張るのかもしれない。
最後、逃げることから逃げれれば、それだけができていけ「たら」
と未来形に変わって終了。
というわけです。
かなりカップルストーリーだなこれ…
っていうかながっ。
そして今解説書いてて気付いたけど
っていうか暗っ!←
俺…暗いなぁ…
最終的には前向きだけどそれにしても暗いなぁ…。
ま、まあいいよね…。
はい、というわけで。
平たくまとめをすると。
俺の周りでは、男女間に上下関係を意地でも入れ込んで、
愛されるようにしむける恋愛の形、というのが凄い多く、
恋愛観は人それぞれなので、俺の中の恋愛観っていうのをちょっと出してみました。
実は俺ラブソング書かないんですよー。
ラブソングって腐るほどあるし俺が書かなくてもいいか。と思ってたのですけど
いつか俺なりの恋愛ものが書ければいいかな、と思ってたら
割と早く思いついたという←
はい、そういう感じの詩でした。
あーやっぱり凄く長かった…。
もう3時じゃないか…
ここまで読んだ人っているのだろうか…
居たら賛美したい。
君は偉い。
読んでくれてありがとう。
ではでは。
また解説して欲しい歌詞があれば言ってくださいな。