(たった)3日間(しかない)洞爺湖サミットが終わりました。

まずは、福田首相に、
「お疲れさまでした。ありがとうございました。」
と言いたいと思います。

誰も言っていないだろうから。

成果がどうの、利害がどうの言う前に、あんな国際会議を議長国として仕切るのが、どれだけたいへんかを考えるべきだと思います。

時間に対するメンタリティひとつ違う人々を集めて、しかも総理になって日も浅い福田さんが、アメリカから一定の譲歩を引き出し、最終的に宣言として発表できたというのは、偉業だと思います。

そりゃ実際比べたら、もっとどでかい成果というものはあるでしょうが、本来比べるものでもないでしょう。

洞爺湖での開催を決めた阿部首相の時には、このサミットがここまで重要になるとは誰も予想しなかったでしょう。

サブプライムに端を発した経済の混乱から、食糧危機、地球温暖化まで、ありとあらゆる問題が人類に試練を与えようとしているかのように降ってきた2008年。

このサミットが日本で開催された意味は非常に大きいと思います。

でもひとまずは、福田さんとウィンザーホテル、全国から借り出された2万人を超える警察官の方々に、
「よくやった!エライ!」