ロサンゼルス市警の警官たちが武装した男と撃ち合いになり、男と1歳7カ月の女児が死亡した事件で、ロサンゼルス郡検視当局は13日、女児は警官の銃弾によって死亡したと発表した。


警察によると、死亡したジョセ・ラウル・ペナ容疑者(34)は、酒と薬物で酩酊状態だった。家族からの通報で駆け付けた警官に対し、自分の娘のスージーちゃんを抱いたまま発砲。

警官が応戦したところ、同容疑者はスージーちゃんを盾にして銃撃を続けたという。

ペナ容疑者の発砲は合計40発に上り、警官11人が約90発を返した。検視当局によると、スージーちゃんは警官のライフル銃からの弾丸1発が頭部に命中して死亡した。同容疑者自身も、警官に撃たれて死亡している。


ロサンゼルス市警はこの事件の内部調査を開始した。ブラットン本部長は、「官に選択の余地はなかった」と話している。


○○○ コメント ○○○


この事件は、日本では絶対に起きない

これは断言しても差し支えないだろう。


以前聴いたことがある。

アメリカの警官が、教えられること、

「まず撃て。それから話を聞け」


「40年間、刑事として勤め上げたお父さんは、拳銃に弾を込めたことはなかったのよ」

と、裸電球の下で呟くお母さんは、アメリカにはいない。


「警官に選択の余地はなかった」

日本の警察がこんなコメントを出すだろうか。


新聞でも、

「発砲は適切だったと考える」

というコメントを、日本の警察が出しているのを良く見かける。


つまり、発砲そのものが結構うるさく言われるのだ。

まだそのレベル。

もちろん、これは喜ぶべきことだ。


思うにこのアメリカの事件、いくら犯人の娘だといっても、射殺するなどということは、決して起きてはならないことである。

選択の余地がなかったなどと、ふざけたことを言っているLAPDは、言語道断だ。


射殺されたジョセ・ラウル・ペナは、ヒスパニックだろう。

そこに差別はなかったのだろうか。

犯人の娘だから死亡しても仕方ないという考えはなかったのだろうか。


是非とも、内部調査は徹底的に行なってほしい


意外にペナ容疑者は、口封じのために警官が殺していたりして。

でもすでに「死人に口なし」

  

城下町けんぞう