ヘルベチカとはスイス人が発表したサンセリフのローマ字書体です。 簡素で落ち着いた書体でありながら説得力に富む力強さが特長で、用途を選ばない幅広い汎用性とのこと。
この漫画は単発な四コマで形成され淡々とした日常が色鮮やかに描かれています。
代表作でもある「日常」のように主な登場人物もそういるわけではなく、次から次へと全く違う、しかし世界観は一緒な四コマが続きます。このあらゐ先生にしかできない空気感には妙に嵌ること間違い無いでしょう。
後半は日常のPR漫画、コミック通信や数ページですが、作者の昔話が書かれています。絵もたくさん乗っていてほんわりとした気分になります。
前半の方に話を戻します。
登場する女の子が全員すごくかわいいです。ちょっと髪を分けている子が多いと思いました。ちょっとしたことだっていうのにどこか心くすぐる。なのに心情を描いてないからどういう気持ちなのかわからない。これぞ第三者から見る日常の在り方です。
夏の爽やかを感じる所や冬のフルリとした寒さ、昼間のうだるさ。空気感がわかります。
日常とも関わり強くおまけの形みたいでちょいちょいアニメでの出番もありました。
いうならば別視点の日常詰めともいいますか。
あらゐ先生の独特が満点に詰まっています。
いい本でした。
↓好きなキャラ好きな場面集落書き
(裏表紙のさかもとさんのツッコミはごもっともだと思います)