ああ野麦峠
今月は短期の仕事に就いています。
いつもの私は輸入雑貨の卸しをしていて、今は主にエプロンですが
全国の百貨店さんが扱ってくれてます。
そんな話をするととても華があるように感じられますが、
もともとこじんまりやっていたはずがどんどん大きくなり
それと同時にどんどんと資金が危うくなってきました。
自分自身が大きくなる前に、商品だけが伸びてしまったのですね。
ありがたいことですが。
そこで、
資金を作るために日々別の仕事をすることに致しました。
時間が余っていたんだから、もっと前からやるべきだったんだよーほんとは。
そして先週から、4週間だけの仕事を始めました。
どんな仕事かというと
大手テレビ局系列、大手通販の会社の倉庫で、返品されてくる商品の検品作業です。
アパレルが好きな私にとっては、洋服に触れることができるので
倉庫作業 というイメージは暗かったが
それほど苦ではなく、主婦たちグループ約20人でやってます。
ところが
当たり前だけど、作業は ちゃっちゃと正しく進めないとお目付け役に叱られます。
仕事が慣れてきた、魔の3日目。。。
リズムよく手慣れた感じで商品を目視して伝票に赤ペンでチェックを付けていたら・・・
至近距離で私のことを、じーーーーっと見ている監視役が。
(み、見てるよ。。。緊張するよぉ。。。間違わないようにしなきゃ・・・)
監視役の視線が矢印となり →→→→→ と矢のように突き刺さります。
私の動きは・・・ギクシャクギクシャク
サンダーバードのようになった・・・
そのとき
「ちょっとYさん、何やっているの?
見てないでしょ、タグ。合わせないでチェックしてたわよ。」
「えっ・・・チェックしてます、しました、見ました、あ、いえ、
もしかしたら今見られていて
キンチョーしてて、見てなかったかもしれません、今だけ。」
あわわ状態。
言い訳をしてはいけません。仕事ですから。
しかし、半分濡れ衣なのである。
チェックしていたのは一つ前の商品で、見ていなかったタグのはこれからチェックしようと・・・
まあどうでもいいけど、
見ないでよ、じーっとさ。 ちゃんとやってんだからさ。
(ちょっと間違えることだってあるけどさ)
鬼監視役は厳しいのである。
昼休みは一時間。
午後は15分休憩がある。
そのたびに、オニが叫ぶ。
「ほ~らほらほら、休み時間だよ 早くいかないと席なくなっちゃうよー
お弁当もなくなっちゃうから 早くいきなさ~い 」
「休み時間はすぐに終わっちゃうよ~ ほーらほらほら 早く行って 」
尻をたたかれ、ワシらは作業場を後にする。
「疲れた~ あと2時間だね、頑張ろうね」 と泣きながら肩を抱き合って
私たち女工は唯一のおやつ、お蚕さんのサナギを一つづつ口に入れて飢えをしのいだ。
ああ野麦峠。
少しでも手を休めるとオニの鞭が飛ぶ。。。
居眠りをすると髪を掴まれ・・・
まさか。
信じないでね![]()
一部フィクション。
本当は社員さんも親切な方ばかり。厳しいけど。
アタクシも主婦グループに混じって、結構楽しんでやってま~す。
おっほほほほ~![]()
あと3週間。
ここでできた仲間との出会いに感謝![]()
