おうちdeハワイ第6弾は、
前回、登場しましたモロカイ島の母
ホオホクカラニについてです。

Ho’ohokukalani は、
hoku(カハコーあり) が、星
Kalani は、天空。
天空に輝く星 と名づけられたほどに美しき女神様。

やはり前回、登場した
天の父・ワーケア と、
大地の母・パパハナウモク の娘です。


ある日、長〜い旅から戻ったワーケアは、
自分の前を横切る美しい娘に恋をして
彼女のあとをついていき、
それが自分の娘・ホオホクカラニだと気づきます。

ホオホクカラニもワーケアに恋し、
二人は結ばれます。

やきもちを焼いたパパハナウモクは、
怒って二人を追い出します。

※このあたりのことも、前回のオリに登場します。
※親子で⁉︎ と驚かされますが、
むかし、昔のハワイのモラルと現代のモラルの
違いですね。


二人は、離れたところに暮らし、
ホオホクカラニは、一人の男の子を出産します。
その子は、腕も、足もない子でした。

が、残念ながら、その子は、
すぐに死んでしまいました。

二人は、その子にハーロア(長い息)
と名づけて葬りました。


すると不思議なことに、そこから芽が出て
この世ではじめてのタロイモ第一号が生えてきました。

二人は、このタロイモを食べ命を繋ぎ、
ホオホクカラニは、また妊娠し、
つぎは、元気な男の子を生みました。

二人は、この男の子にも、
ハーロアと名づけました。

彼が、はじめての人間、
人間第一号となりました。

二人は、次から次へと子どもを生み
たくさんの人間たちが育っていったそうです。

こうしたことから、ハワイの人々は、
タロイモを兄として、
ホオホクカラニを美しき母として
慕っているのですね。



上のYouTube にある
「Kamali’i o ka Po(闇の子どもたち)」でも、
1番では、天のワーケア、大地のパパ(ハナウモク)について、
3番では、ホオホクカラニやタロイモのハーロア、
ヒトのハーロアについて歌っています。

※おうちde ハワイでは、
おうちで、のんびり見ていただきたいなーと
極力YouTube を載せることに努めています😊