先の秘密じゃないけれど秘密みたいな
3つの泉に行ったあとは、
去年の溶岩流のあとを見にプナに行きました。

麻里子さんの「確認して欲しいんだ」という一言に
ただならぬ想いを感じて、、、


森を分断しながら海へと向かう溶岩流、
半年以上経ち冷え固まった溶岩流は、
背丈以上にもなっています。


ゴジラの背中のようにトゲトゲの溶岩流あとは
まだまだ生々しく、新しさを感じます。

「ペレは怒っているわけじゃないよ。
ただ、ただ、掃除に来ただけだよ」

と、イーさんが言うように、
生々しさの横で、のんびり暮らす人々がいる。

「みんな、慣れっこだからね」と、、、


新しくできた ホットポンドは、
温水プールくらいに温かく
子どもがキャッキャと遊んでる。

湧き水(お湯)が常に出ているから
透明度も高く、海との循環もいいみたい。


ペレは破壊する一方で、新たな大地も再生する。

砕かれた溶岩が、新しいブラックサンドビーチを作っていました。

そして、そこに、さらなる再生を促す人の手が加わり
願いが込められ、大きくなってと、
たくさんのココナッツが置かれていました。


ブラックサンドビーチの波は荒く
打ち寄せるたびにゴロゴロと
水中で溶岩が転がる音がします。

ペレの怒りで溶岩に焼かれたホーポエが、
冷え固まって波に消えたシーンが聞こえてくるよう。

神話がリアルに迫ってきます。


ペレは、たんたんと大地を掃除して、
そこをぬうように、たくましく育つ植物たち
したたかに暮らす人間たち、

神話とリアルが交差して、
神話がリアル化する、リアルが神話化する
そんな現場を感じたのでした。

しばらくヒロに暮らせたら、
ケカイ麻里子さんやさとみ先生など
ハワイに暮らした日本人の先生方がそうみたいに
神話がしっくり、リアルに自分に馴染んでくるのかな、、、

本当の学びは、そこからなのかなーと、
まだまだ、学びの一歩にも立っていないことに
気がついたのでした。


いたるところにある
ペレの足あと、、、