再び京都へ行ってきました。

前回の言葉通り

今回は建仁寺の拝観をしてきました。

 

実は行く前には

さぞかし賑やかな京都を想像しておりましたが

京都にしては静かな京都を味わってきました。

 

今回は家族で焼肉のため

15時には京都を発たなければならないため

本日は建仁寺のみです。

 

学生時代京都で過ごした割には

この界隈は3月の京都の時が初めてです。

いわゆる”祇園”で花街なのです。

 

実は私京都のこういう場所に

どうも”におい”を感じ、苦手意識があります。

どこかそういう”におい”というか、”気”が

近づかさなかったのかもしれません。

 

しかし建仁寺に入ると一転

ここではそういった空気を

感じることはなかったです。

 

建仁寺は京都最古の禅寺であり

栄西禅師は2度の入宋により

禅宗を日本に広め、お茶を持ち帰り

茶祖としても名を残しています。

 

建仁寺の有名なものとしては

俵屋宗達作の風神雷神の金箔屏風絵や

海北友松作の5作の方丈襖絵などです。

中でも「雲龍図」が見事です。

いずれもレプリカで本物は京都国立博物館に

所蔵されています。

 

そして法堂にはこちらの天井画です。

 

 

こちらは意外にも新しく

2002年に小泉淳作氏によって描かれたものが

納められています。

 

向こうに見えるのは高い須弥壇に

鎮座する本尊釈迦如来座像。

拝顔すると外の喧騒をよそに

じっと座っておられる姿に

何かじんとくるものがありました。

 

こちらの建仁寺は雨上がりのせいか

昼食時だったせいか

人が少なくてじっくりと堪能することが

できました。

 

昼食はラーメンが食べたかったのですが

ちょっと入る勇気がなかったので

古民家カフェに行くことにしました。

 

ここでも女性客が一人だけで

途中で私一人になりました。

 

今回定食は塩サバにしました。

メインは他にも唐揚げ、特製ハンバーグを

選ぶことができたのですが

夜が焼肉だったためお魚にしました。

しかし注文後に学生時代の思い出が

よぎりました。

京都でのお魚は海が近いところで

育ったものとしては臭いという

ことを思い出したのです。

 

でも色々と技術も発達した今の時代だし

鯖は地元でも近くでは獲れないので

そう変わりはないだろうと思ったのです。

 

鯖は焼き方はよかったのですが

やはり臭いが残ってしまいました。

 

お料理はおいしかったですよ。

 

その後、

どうしても珈琲で臭い消しがしたくて

でもお腹が一杯でスイーツメインのカフェではなく

普通に珈琲が飲める店に飛び込みました。

 

 

こちらのお店も一人貸し切り状態で

建仁寺の復習をしておりました。

 

コロナの行動制限の外れたGWの京都だから

人が多いと思い込んでいたので

これは意外でした。

3月の方が多かったですね。

 

私の京都活動はしばらく続くと思います。